1976年(昭和51年)の歴史

新たな人間形成の場を創造
キャンパス拡充整備年次計画スタート

新築された大学本館
旧本館(1号館を望む)

高校校舎の移転完了を待って1975年(昭和50年)に大学本館の建設に着手。それが竣工した翌1976年(昭和51年)からキャンパス拡充整備年次計画がスタートしました。このキャンパス拡充整備計画は、建学の精神に添い、これからの国際化された社会においても、十分応えられる人間形成の場を創造することにありました。

まず1977年(昭和52年)に白井記念大阪学院図書館、サン・ハウス(10号館)が完成。1978(昭和53年)には11号館、12号館、13号館、14号館が相次いで竣工し、1980年(昭和55年)には15号館が完成しています。
なお、11号館は合同講義室棟。200人収容2室、300人収容2室、450人収容1室があります。12号館はメインエントランスのあるキャンパスセンター。エスカレーターもある13号館には、講義室と演習室のほかブックセンターやショッピングゾーンも設けられています。本館に隣接する14号館は本館アネックスと呼ばれ、大会議室や講義室、通信教育部事務室、広報室、そして情報処理課があります。ほかに学生や教職員の海外派遣や、海外からの留学生、研究員、教員の受け入れなどを担当する国際交流センターも設置しました。また15号館には650人が受講できる合同講義室と7室の講義室、同時通訳設備のある会議室があります。

16号館と17号館はAVシステムを完備したメディアゾーンとなっており、AV教室、コンピュータ実習室、ワープロ実習室、AVラウンジなどがあります。1985年(昭和60年)には衛星放送受信システムも完備しました。このほか短期大学校舎の1号館にも、大型プロジェクターのスクリーンを中心とする教材掲示システムを備えた多機能AV教室があります。トレーニングルームのある体育館9号館には、各種のフィットネスマシーンが備えられており、学生たちの人気を集めています。

学舎という観念から脱却し、より一層の教育効果を図るために教室の基本機能を高めることはもとより、自己研修や、学生相互および教員との交流による人間形成の場を数多く設置しています。

Page Top