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OGU(大阪学院大学)法曹会設立総会開催報告

大阪学院大学法科大学院は、平成16年4月に設立し、平成28年3月に最後の学生が修了するまで、12年間にわたり、司法制度改革の理念の実現を目指し法曹養成に取り組み、多くの優秀な修了生を社会に送り出してまいりました。残念ながら法科大学院は廃止となりましたが、法科大学院の教育の中核である「理論と実務の架橋」については、これまでの教育実績や成果とともに、大阪学院大学における法学教育・実践教育に活かしていかなければならないと考え、本法科大学院修了生で、弁護士や裁判官、その他の法律職にある方や、専任または兼担として教授した教員が集い、会員の親睦・交流を図るとともに、大阪学院大学の発展に寄与することを目的とした「OGU(大阪学院大学)法曹会」の設立が企画されました。

平成30年6月23日(土)に大阪学院大学で開催された設立総会には、法曹や企業などで広く法律に携わる職業で活躍されている修了生や、法科大学院で教授された教員らが多数出席し、活気にあふれるなかで規約、役員選出、活動計画が説明され、南川諦弘会長をはじめ13名の役員が選任され、学生のキャリア形成支援および社会貢献を軸に会員相互の親睦を図る活動計画等について、満場一致で承認され、OGU(大阪学院大学)法曹会が設立されました。

設立総会閉会後には、副会長でもある松川正毅大学院法学研究科長による「後見における死後事務の理論と実務」と題した基調講演が行われ、民法の一部を改正する法律に関する考察が述べられるとともに、法理論活用の重要性が説かれ、最後に「法律家であることの醍醐味は、悠久の歴史を持って受け継がれて現代の法に至った法理論と体系を習得しているという点にある。これらの事柄が、正当な判断力と分析力を育み、次の世代へと法のバトンを受け継ぐ原動力になる。」と結ばれ、実務家として活躍する会員は皆深い感銘を受け、多くを学ぶことができました。

引き続き開催された懇親会では、最初に南川諦弘会長の挨拶の後、修了生を代表して1期生の横尾和也幹事の乾杯の発声により懇親会に入りました。しばし歓談の後、出席者による近況報告が行われました。
 終始和やかな雰囲気の中、活発に情報交換を行うなど参加者相互の交流と懇親が図られ、松川正毅副会長の謝辞の挨拶で閉会しました。

設立総会で承認された規約、役員、会員一覧はこちらからご覧いただけます。

OGU(大阪学院大学)法曹会規約[PDF:163KB]
役職者一覧[PDF:31KB]
会員一覧[PDF:54KB]
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