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「『電波の有効利用の促進に向けた検討課題の意見募集』(総務省、平成24年5月)に対する意見表明」(パブリック・コメント)、2012年5月。
I. 電波利用料の活用に関する課題
- 電波利用料収入・支出の内容は今や「電波税」に変質しており、電波利用料制度による「収入の囲い込み」という現状を改革して、より広い使途に支出できるよう制度を見直すべきである。
II. 周波数再編を加速する方策について
- 周波数帯再編の加速は、土地で言えば「短期間内での土地収用」に類似し、現存する手段だけでは実現困難である。周波数帯の現利用者に対して極端な過不足のない補償金を支払いつつ円滑な再編を実現するための方策として、現利用者が自身で補償金額を表明し、これに比例する「電波使用料」を支払うことを中心とするシステム(EMM)を提案する。
電波利用料、電波管理、特定財源、一般財源、政府収入の囲い込み、量出制入、量入制出、予算編入原則、周波数再編、電波収用、移転補償、命令・統制、AIP、二次市場、インセンティブ・オークション、EMM、extended market mechanism、供給価格、譲渡価格、固定資産税、再編成配当
本文 [PDF: 253KB]
総務省 「電波の有効利用の促進に向けた検討課題の意見募集」
総務省 「電波の有効利用の促進に向けた検討課題の意見募集」の結果(PDF p.39, 別添 p.8, 意見No.23 )
鬼木甫「『電波有効利用の促進に関する検討会 報告書(案)』(総務省、平成24年12月)に対する意見表明(パブリックコメント)」2012年12月。
総務省「『電波有効利用の促進に関する検討会 報告書(案)』に対する意見募集」(平成24年11月16日)。
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Hajime Oniki
ECON, IEIR
07/11/2013
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