CrePS/USIT資料 | |
USIT プロセスの全体資料 (索引)
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責任編集: 中川 徹 (大阪学院大学 名誉教授) | |
掲載:2015. 5.24; 10.19 |
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編集ノート (中川 徹、2015年 5月18日)
本ページは、USITプロセスの全体的な資料をまとめた索引ページですが、「創造的な問題解決・課題達成の一般的な方法論 (略称:CrePS)」の体系資料の一部をなすものです。
CrePSの特長は、「6箱方式」をその基本パラダイムとすることです。それは、(TRIZやUSITだけでなく)さまざまな方法を統合し、再整理したものとして位置づけられています。
その「6箱方式」のプロセスを、一般的、代表的な形で、簡潔に一貫して実施しようとしているのが、(現在の)USITです。
USITはもともと、「Unified Structured Inventive Thinking」として、Dr. Ed Sickafus が開発し(1995年)、中川らが日本で発展させてきたものです。USITとTRIZを統合し、さらに、「6箱方式」という新しいパラダイムを認識したことで、ここでいうUSITはさらに新しく一般的なものになっています。
今回、「USIT マニュアル」(USIT Manual)をスライド形式で作成しました。やり方・考え方をプロセスを追って説明しています。[英訳掲載(2015. 6.26)]
また、今まで発表してきましたいろいろな適用事例を集めて、「USIT適用事例集」を作りました。一つ一つの事例を、「USITマニュアル」に対応したプロセスで改めて記述し、全体として多様な応用を持った一貫プロセスとして理解できるようにしました。
なお、さまざまな問題解決技法も、「6箱方式」による枠組み(の一部)として捉えることができますので、USIT以外の方法で作られた事例をも、ここでは「USIT適用事例」として記述しなおしております。ご了承ください。
現在10編の適用事例を記述しましたが、今後も逐次追加していくつもりでおります。どうぞご活用ください。[英訳掲載開始(2015. 6.26)]
なお、「USITオペレータ体系」は、2002年にTRIZのすべての解決策生成法(とUSITの技法)を統合して作ったものです(中川 徹・古謝秀明・三原祐治)。その詳細を記述し、またTRIZの諸解法との関係を双方向にリストアップして、本サイトにすでに掲載しています。今回、それらの索引を再掲載して、資料として参照しやすくいたしました。
なお、それぞれの資料を、(アクセスのしやすさとリンクの容易さを目的とした)HTML&画像版ページと、(明瞭さを目的とした)PDFページとで掲載します。また、資料を更新した場合には、HTMLページは最新版のみ、PDFは新版とともに旧版をもアクセス可能にすることにします。
さらに本ページの第4のセクションに、USITの方法論的な文献をまとめておきます。(適用事例の文献は、適用事例集を参照ください)
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「USIT マニュアル」 (「6箱方式」による創造的な問題解決の一貫プロセス)
HTML ページ 、 スライド資料 PDF (掲載: 2015. 5.24; 10.19)
目次:
まえがき: 本資料の目的
はじめに: USITを学ぶ目的、USITとは、USITの特徴と考え方、USITの使い方
USITプロセスの全体像: 「6箱方式」、6箱方式の説明、
USITの実行ステップ
Step1: 問題を定義する (1)準備:USITプロジェクトを起こす、(2) 問題意を明確にし、焦点を絞る
(A) 現在のシステムを理解する: (1) 空間特性を知る、 (2) 時間特性を知る、(3) 属性を知る、
(4) 機能的関係を知る(B) 理想のシステムをイメージする: (1) Particles 法 (その1、その2)
Step 3:アイデアを生成する: (1) 分析結果を活用する、(2) USITオペレータで拡張する
Step 4: 解決策を構築する: (1) アイデアを評価し選択する、(2)解決策(案)を構築する、
(3) 報告をまとめるStep 5: 解決策を実現する: (USIT外の企業活動による)、
[訂正(中川 徹、2015.10.19): PDF版に誤って旧版(「USIT手順書、2015. 5.11)を掲載していたことに気が付きました。5月段階の新版PDF(「USITマニュアル」、2015.5.21)に差し替えました。HTML版と同じものです。]
出典: 「USITの解決策生成技法 −TRIZの解決策生成諸技法を整理して USITの5解法に単純化した」、 中川 徹 (大阪学院大学)、古謝秀明・三原祐治 (富士写真フィルム)、 ETRIA主催国際会議 TRIZ Future 2002、ストラスブール (フランス) 、 2002年11月 6-8日。--この投稿論文の付属詳細資料、『TRIZホームページ』 2002年 9月18日 和文掲載。
「USITの解決策生成技法 −TRIZの発明原理・進化トレンド・発明標準解を使いやすく整理した」
(A) (簡略版) 『TRIZホームページ』 (2002. 9.18) 『TRIZホームページ』 (2002.11.19)
(B) (本版) 『TRIZホームページ』 (2002. 9.18) 『TRIZホームページ』 (2002.11.19)
(C) (拡張版) 『TRIZホームページ』 (2002. 9.18) 『TRIZホームページ』 (2003. 4. 3)
注: USITの各オペレータが、TRIZのどの解決策生成法をベースにしているかの詳細な情報を含む
USIT オペレータ ==> TRIZ の解法 への 詳細索引
USITの解決策生成技法 (掲示用)
1) オブジェクト複数化法
a. 消去する
b. 多数 (2, 3, ... , ∞個) に
c. 分割 (1/2, 1/3, ... 1/∞ ずつ)
d. 複数をまとめて一つに
e. 新規導入/変容
f. 環境から導入
g. 固体から, 粉体, 液体, 気体 へ2) 属性次元法
a. 有害属性を使わない
b. 有用な属性を使う
c. 有用を強調, 有害を抑制
d. 空間属性を導入,
属性(値)を空間変化
e. 時間属性を導入,
属性(値)を時間変化
f. 相を変える, 内部構造を変える
g. ミクロレベルの属性
h. システム全体の性質・機能3) 機能配置法
a. 機能を別オブジェクトに
b. 複合機能を分割、分担
c. 二つの機能を統合
d. 新機能を導入
e. 機能を空間的変化, 移動/振動
f. 機能を時間的に変化
g. 検出・測定の機能
h. 適応・調整・制御の機能
i. 別の物理原理で4) 解決策組み合わせ法
a. 機能的に 組み合わせる
b. 空間的に
c. 時間的に
d. 構造的に
e. 原理レベルで
f. スーパーシステムに移行5) 解決策一般化法
a. 用語の一般化と具体化
b. 解決策の階層的な体系
「TRIZ と USIT の 解決策生成法 の相互索引」、 中川 徹 (大阪学院大学)、『TRIZホームページ』 (掲載: 2002. 9.18) (2003. 4. 3)
TRIZ の各種解決策生成法のリストにおいて、それら各項目がどのUSITサブオペレータに対応しているかを詳細に記述したもの。
TRIZ の解法 ==> USIT オペレータ への 詳細索引
「USIT 適用事例集」(USIT Case Studies) ==> 詳細ページ
(「6箱方式」による創造的な問題解決の適用事例集)
適用事例集 全体 一覧表 (簡略版)
USIT 主要参考文献 (方法論関係)
USITの主要参考文献のうち、技法・方法論に関わるものをここにまとめる。
適用事例を主としたものは、「USIT適用事例集」中の出典の項目を参照されたい。(大部分は)中川自身の論文/発表を書き並べることになった。繰り返し同様のモチーフで少しずつ発展させながら発表しているが、自ずと段階的な区切りがある。そのような区切りに「-------」を入れて示した。
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USIT -- 簡易化TRIZによる創造的問題解決プロセス (中川 徹) (日本設計工学会誌 2000年4月) (2000. 4.24) (2000. 4.24)
日本におけるTRIZ適用のアプローチ (中川 徹) (TRIZCON 2000) (2000. 5. 8) (2001. 2.28)
TRIZのエッセンスをやさしいUSIT法で学び・適用する (中川 徹) (ETRIA TFC 2001) (2001.1.16) (2001. 8.23)
USIT 事例&解説: 額縁掛けの問題への解説 (中川 徹, Sickafus) (2001. 7.31; 8.23)
やさしいUSIT法を使ってTRIZの エッセンスを教え・適用した経験 (中川 徹)(TRIZCON 2002) (2002. 1. 7) (2002. 5.16)、発表用スライド (英文) (2002. 5.16)
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TRIZの解決策生成諸技法を整理してUSITの5解法に単純化する (中川 徹・古謝秀明・三原祐治) (ETRIA TFC 2002) (2002. 9.18)?(2002.11.19) 、発表用スライド (英文) (2002.11.19)
USIT 解決策生成法の使い方- TRIZを簡易化・統合化したシステム (中川 徹・古謝秀明・三原祐治) (TRIZCON2003) (2003. 1.22) (2003. 4. 3)
USIT Approach in Japan for Simpler and Powerful Process of Creative Problem Solving in TRIZ (中川 徹) (ETRIA TFC 2003) (2003.12.11)
日本におけるTRIZ/USITの適用の実践 (中川 徹) (TRIZCON 2004) (英文: 2004. 5.13) (概要和訳: 2004. 5.13) (全文和訳: 2004. 8.26)
TRIZにおける解決策 生成のためのUSIT オペレータ: 問題解決 のより明確な道案内 (中川 徹) (ETRIA TFC 2004) (2004.10.18) (掲載: 2004.11.16)
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解説: やさしいUSITによる創造的問題解決の方法 (中川 徹) (技術情報協会セミナー) (2005. 3.18)
TRIZ/USIT における創造的問題解決の全体構造 (中川 徹) (TRIZCON 2005) (掲載: 2005. 3.24) (英文: 2005. 6.16)
基調講演スライド: 新しい世代のやさしいTRIZ (中川 徹) (日本TRIZシンポ2005) (2005. 9.20)
技術革新のための問題解決技法TRIZ/USIT 〜その思想・方法・知識ベース・ソフトツール 〜 (中川 徹) (日本創造学会論文誌 2004年号) (2005.11.30)
創造的問題解決の新しいパラダイム 〜USITの6箱方式 〜 (中川 徹) (日本創造学会研究大会2005) (2005.11.30) 英訳 (中川 徹) (2006. 4.25)
創造的問題解決の新しいパラダイム(2) USITの「6箱方式」とやさしい事例による理解 (中川 徹) (知識創造支援システムシンポ 2006) (2006. 4. 4)
創造的問題解決の新しいパラダイム: USITの「6箱方式」 (中川 徹) (ETRIA TFC 2006) (2006.11. 1、11.29)
構造化された問題解決方法論(ASIT、TRIZ、USIT その他) を基礎づける 一つの簡単な理論 (E. Sickafus; 訳 川面恵司、中川 徹) 和訳論文、英文論文 (2007. 6.24)
日本におけるUSITの発展−創造的問題解決の新しいパラダイム (中川 徹) (日本TRIZシンポ2008) (2008. 9.18)
USIT法の考え方・使い方 −創造的問題解決のための新しいパラダイム−(中川 徹) (日本TRIZシンポ2011) (2011. 9.19)
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創造的な問題解決・課題達成の方法の体系を確立する −TRIZを越えて- (中川 徹) (ETRIA TFC 2012)(2012.12. 5)
創造的な問題解決・課題達成の一般的な方法論 (CrePS)−そのビジョン (中川 徹)(日本創造学会、ETRIA TFC2013) (2013.10. 3; 10.25)
創造的な問題解決・課題達成のための一般的な方法論(CrePS): いろいろな適用事例と技法を「6箱方式」で整理する (中川 徹)(日本TRIZシンポジウム、日本創造学会、ETRIA TFC 2014) (2014.11. 7)
USITマニュアル -- USIT:「6箱方式」による創造的な問題解決の一貫プロセス(中川 徹)、『TRIZホームページ』、(2015. 5.25); (2015. 6.26)
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最終更新日 : 2020. 4. 5 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp