TRIZフォーラム: IT & TRIZ
Mishra 「IT & TRIZ」 翻訳プロジェクト 案内 (3)(4) 翻訳完了!! 近日出版計画中
Umakant Mishra 著 『ITとソフトウェアにおける問題解決アイデア集 −TRIZの発明原理で分類整理』 
中川 徹(大阪学院大学)・堀田政利 (創造開発イニシアチブ)・
掲載:2011.8.22; 更新: 2011. 9. 7; 2014. 2.16

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お知らせ (中川 徹、2014. 2. 16)

創造開発イニシ アチブ社は2012年末に廃業し、本件は同社からの出版ができないままになりました。

このたび、『TRIZ 実践と効用』の新シリーズをクレプス研究所より(ダウンロード)出版することにいたしました。本書はその第4巻として出版する予定ですので、もうしばらくお待ちください。

 


 

編集ノート (中川 徹、2011. 8.19)     (掲載: 2011. 8.22)

4年以上の懸案でありました、Umakant Mishra の表記の本について、その和訳を完成し、索引なども充実した形で出来上がりました。現在、著者との出版契約、および出版に関する具体的な準備をしております。TRIZシンポジウム2011の際に、見本を展示できるように努力中です。ご期待下さい。

なお、いままで本『TRIZホームページ』で下記のご案内をしてきております。

(1) 原書の紹介 (中川 徹、2007年8月17日)
(2) 翻訳プロジェクトの案内(1) (堀田政利・中川 徹、2007年12月19日)  翻訳初版の作成。
(3) 翻訳プロジェクトの案内(2) (堀田政利・中川 徹、2008年 9月 7日) TRIZシンポジウムで暫定版を展示。

本ページには、下記の情報を掲載いたします。

(a) 出版計画概要と表紙 (暫定)

(b) 本書の構成:  目次の主要部

(c) 日本語版への序文(II) (中川 徹、2011年8月14日)

(d) 索引 (IT/ソフトウェア技術の階層的分類による索引) の紹介部

(e) TRIZの状況と情報源 (日本語版のための後書きに代えて) (中川 徹、2011年8月14日) ==> 別ページ

なお、案内(1)(2) で掲載しております訳文は当時のものです。現在の訳では、原著の改訂に合わせ、また訳の推敲を行い、改良しておりますが、このホームページでは更新しておりません。出版が完了しましてから、更新を検討いたします。

編集ノート (中川 徹、2011. 9. 7)     (掲載: 2011. 9. 7)

著者との出版契約の見通しが随分明確になりました。また、創造開発イニシアチブからの CD-R 版の出版計画も進んできております。明日からのTRIZシンポジウムでは、全体の見本をお見せできないのが残念ですが、暫定見本として、前置き部全体、本体40章中の5つの章、後置き部全体 (合計 102頁) を回覧でお見せします。また、1頁の「出版計画 チラシ」を作成しましたので、HTML および PDF でここに添付いたします。CD-R版は、定価: 税込み 3000円 (本体: 2858円) の予定です。

追記(中川、2014. 2.16):  本件は、著者から和訳出版権を買い取り済みで、原稿も2011年9月に完成済みなのですが、CD-R版の販売には至りませんでした。今後改めて、出版・販売をいたします。

 

本ページの先頭 出版計画概要(暫定) 本書の構成 日本語版への序文(II)(中川) 索引の紹介 TRIZの状況と情報源 案内(4) 出版計画「チラシ」(2011. 9. 7) 英文ページ

注: 下表のリンクは、2007年、2008年当時の内容紹介になっています。

  原書の概要紹介 翻訳プロジェクト案内(1) 翻訳プロジェクト案内(2) [1] 日本語版の序文 目次 兼 40発明原理 序論 暫定見本版(2008. 9) 取り上げている技術の例    

出版計画概要 (暫定) : 第7回TRIZシンポジウム (2011. 9.8-10) 展示・販売計画中。(掲載: 2011. 8.22)

原書: "TRIZ Principles for Information Technology"
著者: Umakant Mishra (インド)

訳書題名: 『ITとソフトウェアにおける問題解決アイデア集 - TRIZの発明原理で分類整理』

監訳者:  中川 徹 (大阪学院大学)

訳者:  小西 慶久 (創造開発イニシアチブ)
         庄内 亨 (日立製作所中央研究所)
         堀田政利 (創造開発イニシアチブ)
         前田卓雄 (匠システムアーキテクツ)

デザイン:  後藤一雄 ((株)リコー)

発行所: (株) 創造開発イニシアチブ  [SKI社は2012年末に廃業しました]

出版形態:  CD-R 版

CD-R版 ジャケット:

 


  本書の構成概要

表紙

日本語版のための序文 (I) (中川 徹、2007年12月)、
日本語版のための序文 (II) (中川 徹、2011年8月) ==> 下記参照

序論

目次 (兼 40の発明原理一覧)

1章 分割       [各章は:  発明原理の説明、期待される効果、適用すると良い場合、サブ原理の説明、
                                 適用事例 (グループ化して見出しをつけ、多数の項目を記述)、特許事例、事例、ヒントなど]
・・・・

40章 複合

付録1. 発明原理の間の関係

付録2. TRIZ用語辞書

索引 (IT/ソフト関連技術の階層的分類による索引) (中川 徹)  ==> 下記参照

TRIZの現状と情報源 (日本語版のための後書きに代えて) (中川 徹、2011年8月) ==> 下記参照

著者、訳者紹介


  日本語版への序文(II) (中川 徹、2011年8月14日)

先の序文(I)を書きましてから、3年半が過ぎてしまいました。その間、著者が原著を二度推敲改訂し (2008年5月、同8月)、さらにプリントオンデマンド形式で英語版を自費出版しました (2010年1月)。私たちの和訳プロジェクトは、2008年8月に全章の初稿ができましたものの、正しく読みやすい訳出のための推敲に手間取り、いまようやく全章を仕上げることができました。CD-Rによる電子出版の形で皆さんにお届けする予定です。

原著の初稿から数えると 5年、改訂稿から3年過ぎておりますので、本書に出てくる OSの名前などには、やはり古さを感じられることだろうと思います。訳出が遅くなったことを、申し訳なく思っています。

しかし、賢明な読者の皆さんは、本書に記述されている考え方そのものは、いまも変わっていない、具体的な適用事例がどんどん追加されてきているのだ、とご理解いただけることと思っております。発明のアイデア、技術を発展させるもとになるアイデア、それらのエッセンスというのは変わらない。もっともっと普遍的なものだ、というのが、TRIZでの理解です。

最新のIT/ソフトのビジネスや技術や製品を思い浮かべてみて下さい。その新しさや素晴らしさのエッセンスは何だろう?と考えてみて下さい。そして、そのエッセンスは、本書に整理されている40の発明原理でいうとどれに対応するでしょうか?あるいは、まったく該当しないような発想でしょうか?

このようなエッセンスを考えることが、新しいビジネス/技術/製品について深く理解し、本書でいう「発明原理」の理解を進め、私たちの思考力を強くします。私たち自身が取り組もうとしている課題について深く理解するようになり、新しいアイデアを考え出すことができるようになっていきます。

IT/ソフトの分野で、新しい技術や製品の開発にTRIZの考え方を積極的に適用していくことがこの数年、海外でも国内でも実践され、発表されてきています。日本TRIZ協会主催のTRIZシンポジウムでの発表や、Darrell Mann の著作 (『Systematic (Software) Innovation』、2008年11月) などをご参照下さい。

なお、本書の索引は、原著ではIT用語の単純なアルファベット順でしたが、日本語版では独自に階層的な分類体系を作りました。読者の皆さんがIT技術のいろいろな面から考察されるときに、きっと有用であろうと思います。[==>]

また、後書きに代えて、「TRIZの状況と情報源」という文章を新しく書き起こしました。世界の状況、日本の状況を書いております。その最後には最近の日本TRIZシンポジウムでのすぐれた発表を紹介し、実情の理解をいただけるようにしております。[==>]

激しい競争の中で急速に進歩しているIT/ソフト分野ですが、この分野での日本の先進性と国際競争力は厳しい状況に立たされています。本書が提案する「問題解決のアイデア集」、そしてもっと深い「発明原理」というエッセンスの理解が、皆さんのお役に立つことを願っております。

                                2011年 8月14日
                                                                      中川 徹 (大阪学院大学)


  索引 (IT/ソフトウェア技術の階層的分類による索引) の紹介部

本索引は日本語版のために特別に作ったものです。アドホックではありますが、本書で扱っているすべてのIT/ソフトウェア技術 (約2700項目) を階層的に分類しています。その大分類 (19項) を下記にまとめました。基本技術から段々と応用的な技術に向けて分類しています。分類2.〜9.は、ハードウェア面が基本ですが、その制御法という意味で最初からソフトウェアも関係しています。分類16.のGUI 技術の実際的なことなどが随分のウエイトを占めているのが、通常の教科書や事典にない本書の特長といえるでしょう。

参照ページは、[章番号].[章内ページ]の形式で示しており、本書のヘッダ右上を参照下さい。

1.  IT/ソフトウェア一般
2.  ハードウェア一般
3.  コンピュータの制御機構とその管理
4.  コンピュータの記憶装置とその制御
5.  コンピュータの入力装置とその制御
6.  コンピュータの出力装置とその制御
7.  コンピュータアーキテクチャ
8.  コンピュータの通信制御装置とその利用
9.  ネットワークとその利用

10.  ソフトウェア/システム開発、ソフトウェア工学
11.  ソフトウェア一般
12.  オペレーティングシステム
13.  プログラミング
14.  データ工学、データベース
15.  テキストとマルチメディアのデータ構造と基本処理
16.  高水準ヒューマンマシンインタフェース技術
17.  コンピュータネットワーク、インターネットとその利用
18.  応用システム、社会システム
19.  システムの評価

下記にごく小さな4つの部分を例示いたします。

 


  TRIZの状況と情報源 (日本語版のための後書きに代えて) (中川 徹、2011年8月14日)

別ページに掲載しました。 ==>

 

本ページの先頭 出版計画概要(暫定) 本書の構成 日本語版への序文(II)(中川) 索引の紹介 TRIZの状況と情報源 案内(4) 出版計画「チラシ」(2011. 9. 7) 英文ページ

注: 下表のリンクは、2007年、2008年当時の内容紹介になっています。

  原書の概要紹介 翻訳プロジェクト案内(1) 翻訳プロジェクト案内(2) [1] 日本語版の序文 目次 兼 40発明原理 序論 暫定見本版(2008. 9) 取り上げている技術の例    

 

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最終更新日 : 2014. 2.16.     連絡先: 中川 徹  nakagawa@ogu.ac.jp