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宅建士試験合格者と卒業生の交流会 開催報告

2018年02月02日 更新

「ビジネス・チャット(B-Chat)」の一環で、平成29年度宅地建物取引士資格試験(宅建士試験)に合格した本学学生と、学生時代に同試験に合格し現在不動産業界等で活躍している本学卒業生、そして受講生を合格に導いた経済学部の相川眞一准教授との交流会を開催しました。〔平成30年1月24日(水)〕
本学では、経済学部の都市経済論や法学部の不動産取引法などの科目を設けるとともに、エクステンションセンターの宅建士受験講座を開講し、同資格取得を支援しています。今年度は、同科目や同講座を受講して宅建士試験を受験した本学学生のうち4名が合格しました。
交流会では、学生時代に同試験に合格し、現在不動産業界等の大手企業において宅地建物取引の知識を生かし活躍している本学卒業生から、合格後も学習意欲を持ち続けることの大切さや、国家資格という武器を生かして社会で生き抜くための方法などについて学びました。また、合格者同士も積極的に意見交換を行い、今後の学生生活や就職活動に対する高い意識を共有したほか、オブザーバーとして参加した来年度の同試験合格をめざしている学生が、積極的に卒業生や合格者に質問する姿が見受けられるなど、同じ目標を持った学生同士のつながりも生まれた大変有意義なイベントとなりました。

【相川眞一准教授のコメント】
私が担当している不動産学の講義や宅建士受験講座を受講することで、法学部生だけではなく、経済学部生や外国語学部生からも同試験の合格者が出ています。これは、本学が実践している学部の枠を超えた実学教育の特徴であり、その成果です。
これからの宅建士は、日本の喫緊の課題である空き家問題の解決方法や地域活性化、国土強靭化などの手法を身につけなくてはいけません。合格者の皆さんは、国家資格取得だけにとどまらず、それぞれの学部において、より深い専門知識を身につけるよう努力してください。
私の夢は、不動産資格の最高峰「不動産鑑定士論文式試験(民法、経済学、会計学、不動産鑑定理論)」の現役合格者を輩出することです。不動産業界や建築業界、金融業界などで活躍したいと真剣に考えている仲間とともに、あなたも学んでみませんか。

資格マスタープログラムとは?
税理士資格や宅地建物取引士資格などの国家資格・それ以外の簿記検定やリテールマーケティング(販売士)検定などの資格の取得を支援し、取得後も学習意欲を持ち続ける大切さや、資格を活かして社会で生き抜く方法などを学ぶプログラムです。
これまで、税理士として活躍している卒業生からのアドバイスなどにより、受講生が2016年度(第66回)税理士試験科目「簿記論」に合格したほか、宅地建物取引士資格試験(宅建士試験)に合格した受講生と、学生時代に同試験に合格し、現在金融業界や不動産業界で活躍している卒業生との交流会で就職支援を行うなど、学生が資格によって人生を切り開く機会をコーディネイトしています。
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