大阪学院大学 就職・キャリア
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卒業生からのメッセージ

働く人の気持ちに寄り添い、守る仕事 福島労働基準監督署 藤澤 健さん 2011年 法学部 卒業(大阪府立 守口東高校 出身)

働く人の気持ちに寄り添い、守る仕事

労働基準監督官は、企業が賃金や労働時間についてのルールを守らなかった場合に指導し、ルールに従わない場合は警察官と同様に、刑事事件として取り調べなどの任意捜査や捜索・差押え、逮捕などの強制捜査を行い、検察庁に送検することができる。私が担当したのは、大学生を講師に雇っていた学習塾。アルバイト料をもらえないために学生が辞めてはまた次の学生を雇うの繰り返しで、被害者は100人に及んでいた。自分も働きながら大学へ通っていたので、罪のない学生がそんな目に遭うのを黙って見てはいられなかった。もし自分が同じ目に遭っていたら…。そんな気持ちで解決にあたった。労働基準監督官とは、そんなふうに人に寄り添う仕事だと思う。

公務員をめざす仲間や恩師との出会いを糧に

OGUに入学したのは22歳のとき。経済的な理由でいったんは進学をあきらめたものの、実際に社会へ出ると、大学へ行きたいという気持ちがまた芽生えてきたため受験を決意。公務員をめざすきっかけとなったのは、「法律学研究会」に所属し、公務員志望の先輩たちに出会ったこと。公務員にも様々な職種があることを知り、2年次からは公務員試験対策講座を受講し始めた。ゼミナールの先生はもちろん、OGUの先生方は相談に来る学生にとても温かく、大変お世話になった。現役弁護士の先生も多く、公務員試験のための論文の添削をお願いすると、快く引き受けてくださった。そんな恵まれた出会いがなければ、労働基準監督官という仕事を知ることも、試験に合格することもなかったかもしれない。

復興のために働く人たちの安全を守る

現在所属している福島労働基準監督署の安全衛生課では、主に工場や建設現場などの安全な作業環境を守る仕事をしている。福島は今、東日本大震災からの復興が着実に進んでいる。福島第一原子力発電所では廃炉作業が行われ、その作業は実に40年間続くといわれている。クレーンなどの大型重機を使ったり、放射線量が高い中で作業したりするのは、危険と隣り合わせである。安全管理がきちんとできていなければ、新たな被害が出てしまう恐れもあるため、原子力発電所の中に入って、安全のルールが守られているかどうか調査し、指導にあたっている。この仕事は、多業種にかかわるため、大学で学んだどんな知識でも役に立つのがおもしろいところ。OGUで培った対人能力も生かしながら、今後も復興のために働く人たちの安全を守りたいという強い思いを胸に、日々業務にあたっている。

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