大阪学院大学
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博物館学芸員課程
1. 博物館学芸員課程とは
博物館学芸員課程(以下、学芸員課程)とは、博物館法および同法施行規則に定める所定の単位を修得して、学芸員となる資格を得るための課程であり、本学の国際学部に設置している課程(学則第7条の5項)であるが他の学部の者も履修することができる(経営学部ホスピタリティ経営学科は12年度入学生より履修可)。
学芸員とは、博物館資料の収集、保管、展示および調査研究、その他これと関連する事業についての専門的事項をつかさどる職員である。(博物館法第4条第4項)
博物館を専門的に大別すると、人文科学系と自然科学系に分かれ、更に細かな分野別では歴史学・民俗学・動物学・植物学などに分かれる。
博物館には、狭義の「博物館」の他、「美術館」・「資料館」・「郷土館」・「動物園」・「天文館」なども含まれ、学芸員はこうした博物館に必ず置かなくてはならない専門的職員とされている。
2. 履修手続
学芸員課程の履修希望者は、1年次前・後期、2年次前期に行われるいずれかの学芸員課程説明会に出席し、「博物館学芸員 課程受講カード」と同課程受講料(20,000円)を添えて教務課に申し込むこと。
手続完了者は、当該学期以後、履修登録時に通常の授業科目と同様に「博物館に関する科目」を 履修登録すること。
3. 資格取得の要件
学芸員となる資格を得るためには、次の要件を満たさなければならない。
(1) 学士の学位を有すること。(卒業に必要な単位数を修得)
(2) 「博物館に関する科目」に示すとおり修得すること。
4. 博物館に関する科目一覧表
17年度入学生(PDF)17年度入学生以降(PDF)
12年度〜16年度入学生
博物館法施行規則
に定める科目
本学の開設科目
授業科目
配当
年次
履修要件
生涯学習概論 ○生涯学習概論 2 1 必修
博物館概論 ○博物館概論 2 1
博物館経営論 *博物館経営論 2 2
博物館資料論 ○博物館資料論 2 2
博物館資料保存論 *博物館資料保存論 2 2
博物館展示論 ○博物館展示論 2 2
博物館教育論 *博物館教育論 2 2
博物館情報・メディア論 *博物館情報・メディア論 2 2
博物館実習 *博物館実習I 1 3
*博物館実習II 2 3
*博物館特論 2 2
注) *印の科目は卒業に必要な単位数および登録制限単位数に含まれない。
○印の科目は、国際学部12年度以降の入学生については、履修登録制限単位数内で履修し、卒業に必要な単位に充当する。
11年度以前入学生(2011年度以前に入学した継続受講者)
2011年度以前の入学生で、既に学芸員課程を履修している者については、以下のとおり、旧課程に定められた全ての単位を修得すれば、資格取得要件を満たすことができる。
区分 博物館法施行規則
に定める科目
本学の開設科目
2011年度以前の開講科目 2012年度以降の開講科目 履修要件
授業科目
授業科目
配当
年次



生涯学習概論 ○生涯学習概論 2 ○生涯学習概論 2 1 必修
博物館概論 ○博物館概論 2 ○博物館概論 2 1
博物館経営論 ○博物館学各論 4 *博物館経営論 2 2
博物館資料論 ○博物館資料論 2 2
博物館情報論 博物館情報・メディア論 2 2
視聴覚教育メディア論 *視聴覚教育メディア論 2
教育学概論 *教育学概論 2 *博物館教育論 2 2
博物館実習 *博物館実習 3 *博物館実習I 1 3
*博物館実習II 2 3



文化史 日本文化史 2 日本文化史 2 1
美術史 *比較美術論 2 *比較美術論 2 2
民俗学 文化人類学 2 文化人類学 2 1
*比較民俗学 2 *比較民俗学 2 2
注) *印の科目は、卒業に必要な単位数および登録制限単位数に含まれない。
○印の科目は、国際学部12年度生については、履修登録制限単位数内で履修し、卒業に必要な単位に充当する。
5. 博物館実習(3単位)
「博物館実習」は学内実習と講義(半期週2講時)、学外実習(約1週間)および見学実習(2館程度) によって構成され、これらを総合して評価される。従って、どれが欠けても単位は認定されない。
なお、博物館実習(学外実習)は原則として3年次に参加すること。
(1) 受講資格
次の要件を満たしていなければならない。
@ 学芸員課程の単位を除き、2年次終了時において66単位以上修得している者。
A 博物館に関する科目「生涯学習概論」「博物館概論」「博物館経営論」「博物館資料論」「博物館資料保存論」「博物館展示論」「博物館情報・メディア論」「博物館教育論」を修得している者。
B 2年次に博物館実習手続説明会に出席し、所定の手続を終えている者。
(2) 参加資格
博物館実習に参加する者は、次の要件を満たしていなければならない。
@ 博物館実習の受講資格を有する者。
A 実習期間中の講義および演習に欠席しても差し支えない者。
B 実習に耐えうる健康を保持する者。
(3) 申込手続
博物館実習(学外実習)の申込手続は、次のとおりである。
@ 2年次生
ア. 参加申込
  博物館実習手続説明会で配付される博物館実習参加申込書(所定用紙)に必要事項を記入のうえ、教務課に提出すること。
なお、参加申込書を提出しない者は、博物館実習に参加できない。
イ. 実習館の決定
  実習館は、本学委託もしくは自己開拓による博物館になる。
(ア) 本学委託の実習館
  本学は、吹田市立博物館や国立の美術館に実習の委託をしている。
なお、委託の実習館は、受入れ人数に制限があるため、選考(レポート)により実習生を決定する。詳細については、博物館実習手続説明会において説明する。
(イ) 自己開拓の実習館
  実習を希望する博物館に各自が直接交渉すること。
なお、自己開拓する際は、博物館法にもとづく指定を受け、専任の学芸員が必ず勤務している等の条件を備えた博物館が望ましい。
ウ. 内諾交渉(1月〜3月)
  内諾交渉に必要な書類を持って、実習希望館を訪ね、内諾が得られれば「博物館実習内諾書」を速やかに教務課に提出すること。
なお、博物館実習期間中は大学の授業の欠席を余儀なくされるが、前期試験(7月下旬)や後期オリエンテーション(9月下旬)等に十分留意のうえ、実習期間等について実習館側と相談しておくこと。
エ. 博物館実習内諾書にもとづき、大学から実習館に文書で承諾依頼を行う。
A 3年次生
ア. 博物館実習事前説明会(6月)
  博物館実習に必要な書類等を配付するので、必ず出席すること。
イ. 博物館実習費の納付
  所定の納付用紙により、博物館実習費(20,000円)を納付すること。
なお、一度納付した博物館実習費は如何なる理由があっても返還しない。
ウ. 保険の加入
  博物館実習に参加するためには、損害保険の加入が義務づけられている。既に加入してい る場合は、保険証書の写しを教務課に提出すること。未加入者は、博物館実習の日程が決まり次第、保険に加入すること。
なお、保険未加入者を対象に大学(教務課)が保険を紹介する。
エ. 「博物館実習の記録」の提出
  実習終了後、速やかに教務課へ提出すること。後日返却する。
(4) 学外実習に際しての注意事項
@ 服装は、本学学生として品位あるものとし、華美なものや奇抜なものは避けること。
A 実習期間中は、健康管理につとめ、入退館時刻・服務態度は厳正であること。
なお、やむを得ない事由により欠席・遅刻・早退する時は、必ず事前に指導学芸員および大学(教務課)に連絡すること。
B 「博物館実習」は、同課程履修の総仕上げの科目であることを十分認識し、真摯な態度で実習を行うこと。
また、指導学芸員の方をはじめ、館内勤務の方々は激務の中、時間をさいて、実習の機会を与えて下さっているので、決して迷惑をかけることのないよう注意すること。特に館内の展示物等は、 金銭に代え難い貴重な文化財であることを十分認識のうえで、慎重に実習を行うこと。
C 実習開始前には必ず実習館と連絡をとり、打ち合せ等を行っておくこと。
D 実習にともなう諸費用(教材費、交通費、入館料等)は、全て自己負担とする。
E 博物館実習終了後、欠席届(所定用紙)に必要事項を記入のうえ、教務課へ届け出た者については、担当教員の判断により、欠席として取り扱わない場合もある。
6. 学芸員関係の証明書
所定の単位を修得した者は、免許状の類は交付されないが、卒業時に「学芸員資格証明書」を発行するので、必要とする者は申し込むこと。(3月上旬)
なお、その他の証明書についても、必要があれば各自の申請により発行する。
証明書の種類 手数料 取扱 備考
学芸員資格証明書 300円 教務課 発行には申込から
1週間程度必要
学芸員資格取得見込証明書
学芸員課程単位修得証明書
7. 学芸員採用試験
将来、博物館の学芸員として職に就く場合は、それぞれの博物館で行われる採用試験を受けなければならない。
公立の場合は、地方公務員の採用試験(行政職)を受け、合格すればその後、配属が決まることが比較的多い。また、私立の博物館では独自の選考基準をもって採用しており、国立の場合は一般公募を行うことはなく、研究者としての専門分野における普段の実績や業績をみて採用されることが多い。 詳細については、当該博物館または当該博物館所轄の教育委員会等に各自で問い合わせること。


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