大阪学院大学 学部学科・研究科

経営学部 ホスピタリティ経営学科

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2011年12月22日更新

稲田ゼミが岸辺祭でお客さん参加の模擬店を出店しました。

お客さんにも参加してもらい、つながる演出で商品を販売!
稲田ゼミの模擬店出店に至るまでの企画&現場レポート

 経営学部ホスピタリティ経営学科の「ゼミナールⅢ」(稲田 賢次 講師)の学生が2011年10月21日から3日間開催された本学学園祭「岸辺祭」にワッフルの模擬店を出店しました。

○企画1:「販売する」だけでなく「販売の演出」を。

 「モノを売って利益を出すだけでなく、面白い仕組みで販売できないだろうか?」
 稲田ゼミⅢ(3年次)では、模擬店出店の目的を話し合った結果、単にモノを販売するだけでなく、「販売の演出」にこだわることにしました。
 最初は、自分たちの演出でお客さんに楽しんでもらえることを考えました。たとえば、目隠しをして商品を当てる「きき○○」はどうか?屋台や夜店で出店しているようなゲーム性を取り入れたらどうか?などたくさんの議論がありました。

○企画2:「お客さんにも参加してもらう仕組み」に!

 「演出はしたい」「お客さんには楽しんでもらいたい」。しかし、それを実現するとなると、どうしても人手が必要になります。メンバーは精鋭揃いですが、人数が限られているため、実際に運営する上で問題を抱えていました。
 それでも演出して販売するのかどうか...。ギリギリの話し合いの末、自分たちですべて行うのではなく、お客さんにも参加してもらい、「つながり」を感じてもらうような演出をしようという結論になりました。それが「しりとり」を通してワッフルを販売するというものでした。

○商品と販売コンセプト:「ワッフル(=「輪」ッフル?!)」

 商品は「抹茶」「ココア」「プレーン&ピーナッツ」の3種類のワッフルを販売しました。担当者の努力もあって、大変美味しいものができ上がりました。
 さて、販売演出はというと、「しりとり」のある文字から始まる現物を持参・証明することで、好きなワッフルが1個おまけされるというもの。そして(お客さんの了解を得た上で)それを写真に撮り、店舗で掲示していく。3日間の販売を通してお客さんと現物の「しりとり」をして、「輪」のつながりを持つことが販売のコンセプトでした。

○「しりとり」は最終的に100を超える!

 「しりとり」販売は、「ワッフル」の「ル」からスタート。「ワッフル」→「ルートビア」→「アラカキセンセイ」→「イナダセンセイ」→「イロハス」→「スポーツドリンク」→「クツ」→「ツクエ」→「エクストリームカード」→「トケイ」→「イーパス」→「スイトウ」→「ウデドケイ」...など。100を超えるしりとりでお客さんとつながりました。
 なかには強引な「しりとり」の内容もありましたが、そこは愛嬌。身につけているものから探してくれるお客さん、わざわざ他の場所から探して持ってきてくれるお客さん(しかし「しりとり」の文字はすでに変わっていたり...)、掲載した写真を見て面白そうに話しているお客さんなど、演出上の面白さだけでなく、お客さんとの「つながり」の重要性を肌で体験することができました。ホスピタリティ経営学科の学生ならではの発想でした。

○実際の現場では...「戦術」や「オペレーション」に課題

 生産から販売、そして販売後に写真をとって完結するには役割分担が必要でした。役割も準備段階からいくつかを兼務するなどして対応しました。それでも、やはり準備不足や計画段階での見通しの甘さ、コミュニケーション不足も重なり、当日になって慌てて準備したものも少なくありません。ワッフルの生産に想定よりも時間がかかったことで販売の機会損失を招いたり、店の飾りつけも当日に準備、予定していた統一ユニフォームが間に合わなかったり...と色々な失敗もありました。
 魅力的な戦略だけでなく、それを実現するための方法、すなわち「戦術」や「オペレーション」の重要性を肌で感じました。このことは実践に近い体験学習ができたのではないかと思います。

○岸辺祭を終えて(総括)

 特別な演出をするということは、通常よりも手間がかかるということ。その中で、稲田ゼミⅢのメンバーは、一人ひとりが厳しい状況の中で解決方法を探り、柔軟に対応しました。追加で行った営業販売や試食などのアイデアも十分に生かされました。
 また、同じゼミの先輩や後輩が応援してくれたことは大きな力となりました。留学している仲間も「しりとり」に参加してくれました。模擬店の運営を通して、一人ひとりが欠くことのできない貴重なシステム(つながり)となったことは言うまでもありません。
 失敗も含めて体験は代えることができない貴重な資産です。きっと彼らが社会人になってからも、今回の体験を糧に実社会でリーダー、マネジャーとして活躍してくれることを期待するばかりです!

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