フランス~オルレアン大学(福居 春日)

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外国語学部4年次生 福居 春日 こんにちは。フランスのオルレアン大学に留学している福居春日です。 今回は第4回目のブログエントリーとなります。すでにこちらでの生活が残り約2ヶ月となり、これまで夏の強い日差しも秋冬の寒さも経験しました。時間が経つのは本当に早いです。昨年の冬は私にとって非常に寒かったのですが、フランスにしては暖冬だったらしく、その影響で今の時期は農作物の値段の高騰が懸念されています。 こちらフランスでも梅の開花に続き、桜の花も咲き始めています。しかし私が忙しく過ごしているうちに、花もいそいそと散っていきます。4月とはいえども冷たい風が吹く日もあり、不安定な気候の中、咲き始めた梅や桜の花びらが散ってしまうのを少し不憫に思ってしまいます。そんな桜を眺めていたとき、横にいたフランス人の友人が日本語で「美人薄命だね」とつぶやいたことに驚きました。日本語学科の友人が、言葉や文化だけでなく、目に見えないものにも心を向けていることに嬉しく思い、心が温まるような出来事でした。 写真1 オルレアンの八重桜と愛嬌たっぷりの遊具 花といえば、みなさんはリラをご存じでしょうか。日本ではライラックとも呼ばれているヨーロッパ原産のlilasは、香りが良く、香水の原料として好まれる花です。フランスは、プロヴァンス地方のラベンダーやミモザを使ったアロマや石鹸、ヴェルサイユのバラを用いた香水といった芳香産業の盛んな国です。私が3月に訪れた南仏ではミモザが至るところで咲き乱れ、地中海の風が運ぶ爽やかな香りが春の訪れを知らせてくれます。このように香りが大切にされているフランスでは、生活用品にもこだわりが見られます。こちらに来た当初、日用品を揃えるために行った普通のスーパーマーケットで、ボディーソープやシャンプーの香りの豊富さに驚いたものです。そんな中出会ったのがリラの石鹸でした。 写真2 シャワー時には、リラの奥ゆかしい香りが一日の疲れや緊張を和らげてくれます。寮には浴槽がないため、シャワーに行くたびにリラの香りでとても癒され、瑞々しい香りがスッキリさせてくれます。きっと日本でリラの香りを嗅ぐたびに、フランスにいた頃を思い出すでしょう。また、先日キャリーケースに残っていた荷物から実家の懐かしい匂いがして、ふと家族が恋しくなりました。このように、嗅覚が記憶を呼び起こす現象をプルースト現象といい、その名のきっかけとなったのがフランスの小説家Marcel Proust(マルセル・プルースト)なのです。ちょっとした雑学に覚えておいてください。 フランスで見たこと、感じたこと、触れた感触を忘れず、今後も成長していきたいです。そのためにも日本に帰ったら、まず鼻炎を完治させることに専念しようと思いました!

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このページは、国際センター(ライター)が2015年4月 7日 15:10に書いたブログ記事です。

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