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生涯学習吹田市民大学 大阪学院大学講座(第6回)開催報告

 本年も吹田市教育委員会生涯学習課と本学エクステンションセンターの共催で、生涯学習吹田市民大学 大阪学院大学講座を開催しました。[平成28年2月20日(土)から平成28年3月12日(土)]
 第6回目となる本年は「ヨーロッパを基軸として見た歴史」と題し、吹田市民の皆さんを中心に137名の参加がありました。
 初回は、国際学部 根無喜一教授から「歴史を見る目」について、ヨーロッパで進歩史観が形成された過程とその展開・影響を考察しました。歴史的関心を高め、歴史を見る目がより豊かになるよう講義が進められました。
 第2回は、商学部 山口悟准教授から「イギリス史と日本」について、イギリスと日本との関係や比較を通して、歴史から世界をみて現在を考えるという姿勢を知ることができるよう進められました。
 第3回は、本学非常勤講師 尾﨑庸介氏から「19世紀末の東アジアとイギリス」と題し、19世紀末のイギリスの対東アジア外交政策について考察しました。この時期のイギリスの外交対策を考えることは、近代日本を知ることにつながると同時に、現在の東アジアの国際関係の構造を理解するヒントを得ることができました。
 第4回は、国際学部 広野好彦教授から「ロシアと日本―ニコライ2世を中心に」について、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世の日記を読み解きました。また、同皇帝の日本とのかかわりにもポイントを置いて講義が行われました。

 参加者からは、「講師の先生方の熱心な講義は、内容もわかりやすく楽しく受講できました」「有意義な講座でした」とのご感想を多くいただきました。

生涯学習吹田市民大学 大阪学院大学講座の様子
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