「PBL演習」は短期大学部1年次の必修科目であり、半期にわたって問題解決型授業に取り組んでいます。今年度はビジネス実務演習と合同で、京都市役所(本庁舎、西庁舎)において、京都市産の綿花を使ったクリスマス装飾を制作しました。(主催:京都府花キ振興ネットワーク、制作:おくだばらえん、大阪学院大学短期大学部)〔2021年12月2日(木)〕
◆PBL演習
《地産品を用いた空間装飾による公共施設(庁舎)へのソフトアプローチ》
市庁舎をはじめとする公共施設は市民に開かれつつも広く活用されているとは言い難い側面もあります。そこで今回は、モダン建築と評価され、建物としての魅力も大きい京都市役所本庁舎にクリスマス装飾を、京都市産の綿花を用いて施しました。輸入品が殆どである綿の京都市での栽培にも着目してもらう狙いがあり、地元産品と市民と役所をつなぐ取り組みを実際に触れることにより、短期大学部生が取り組んできている「暮らしの文化の観点からのまちづくりのアプローチ」の現場となりました。
◆ビジネス実務演習
《産官学取り組みの実地での見聞を広める》
産官学の取り組みは現代のビジネスシーンにおいて避けることのできない命題でもあります。この企画により、官公庁や企業、教育機関による協業モデルを現場で体感する貴重な体験となりました。