Subject:ご参考:図書紹介
Date:Thu, 08 Jun 2000 17:37:04 +0900
 
各位
 
 読売新聞(6月4日付け)の書評欄で次の本についての書評を読みましたので、
ご紹介します。興味ある内容だと思います。
 
書名:恐るべきお子さま大学生たち ピーター・サックス著 後藤将之 訳
  草思社 1600円
評者 上田 紀行(東京工業大学助教授 人類学)
 
書評の一部から
 大学に関する神話がある。日本の大学はダメだ。入試は厳しいが、学生は大学
で勉強をしない。それにひきかえアメリカの大学はすばらしい。学生は大学で猛
勉強し、素晴らしい人材に育っていく。それを支えているのが、教師の教育方法
の優秀さであり、教師が学生から評価されるという授業評価のシステムが高い教
育レベルを生みだしている。
 しかし、私がいつも疑問に思っていたことがある。アメリカの大学生も「楽勝」
の講義、ほとんど勉強しなくても良い点数のつく講義、に殺到しないのであろう
か。本当に厳しい教育を行う教師にも学生は高い点数をつけるのだろうか?
 その積年の疑問に答えてくれるのが本書という訳だが、まあ予想通りというか
予想以上というか、長年ジャーナリストを勤めて大学教師に転職した著者を待ち
受けていた、惨憺たる大学の現状がここには語られている。
 多くの学生には向学心が無く、(以下中略)
 
 ここを大学だと思ってはいけない。幼稚園のお砂場なのだ。そして彼は一転し
て講義中に学生のご機嫌を取り、成績を大盤振る舞いして保身にこれ努めるので
ある。
 
 著者の勤める大学は、地域の小カレッジであって、ハーバード等の「向学心」
に満ちたエリート大学ではない。日米の大学神話は、日本の研究者がエリート大
学にしか留学しないところにもその起源がありそうだが、...(以下略)
 
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なお、著者は匿名だそうである。本名を出すのが怖いのか?
 
 
 
 
Subject:Re: ご参考:図書紹介
Date:Thu, 08 Jun 2000 17:46:24 +0900
 
 
各位
 まとめて送信せず済みません。
念のため、読売新聞のホームページを見ましたら、この書評が掲載されていまし
た。
 http://www.yomiuri.co.jp/bookstand/
 
On Thu, 08 Jun 2000 17:37:04 +0900
iwato@bbcc.or.jp (iwato toshio) wrote:
 
> 各位
>
>  読売新聞(6月4日付け)の書評欄で次の本についての書評を読みましたので、
> ご紹介します。興味ある内容だと思います。
>
> 書名:恐るべきお子さま大学生たち ピーター・サックス著 後藤将之 訳
>   草思社 1600円
> 評者 上田 紀行(東京工業大学助教授 人類学)