各位                                                                        平成12年6月10日

 

「大学教育マルチメディア・コンテンツ開発研究会」のご案内

後援:情報通信学会<関西支部>・BBCC(新世代通信網実験協議会)

     

              研究会代表:荒木 功(佛教大学社会学部教授)

              研究会幹事:岩戸利夫(BBCC企画部長)

 

研究会の趣旨と目的

 

 21世紀の高度情報通信社会の到来を前にして、本来重要な役割を担わねばならない我が国の大学については様々な問題のあることが指摘されている。なかでも新たな時代・社会の要請や変化への対応を求められている大学「教育」は、旧態依然、その改善・改革の動きは鈍く、進展する情報通信・マルチメディアの利・活用は、大学教育の改善や革新にとっても有効であると判断されるが、その導入・活用は遅々として進んでいない。

我々は、このような大学教育の現状を前にし、情報通信・マルチメディア・電子的コンテンツの導入・活用、研究成果のデジタル化と教育利用などが、その改善にとっても有効であるという認識から、この研究会を設置することになった。

この研究会の目指のは、単に従来の「情報教育」などの再検討ではなく、まだ着手されていない広大な大学教育の人文・社会・自然の専門分野で、それらを現実的・実践的に利用・開発・評価することである。当面、情報通信・マルチメディアに関わる大学等の状況、マルチメディア教材の開発・活用法、教育と研究との連携、それらの導入・推進方法などについて検討を進める。

こうした事柄の性格上、教育・研究に関わる学術的側面のみならず、法制度、情報技術、コンテンツ制作、利用環境・条件、財政的問題など多方面に及ぶことから、この問題への対処は、大学関係者自体の認識と実践の必要性は当然のこと、大学内外のコラボレートによりその改善・実施に取り組むことが必要と考えている。この意味で、近い将来これに関わる各方面の横断的協力組織「大学教育マルチメディア・コンテンツ研究開発コンソーシアム」へと発展も視野に入れている。

 我々はこの研究会の活動が、日本の大学教育の現状を改善することにとどまらず、大学教育そのものの革新、さらには新たな人材養成・新規事業の創出など21世紀の日本の高度情報通信社会への展開に貢献することになればと願っている。

 

研究会への連絡、その他については、上記幹事の岩戸(iwato@bbcc.or.jp)宛ご連絡ください。