From: "M. Okuno-Fujiwara" Date: Mon, 08 Jan 2001 23:47:07 +0900 To: itme-auction@e.u-tokyo.ac.jp Subject: Re: 提言第一稿 Reply-To: itme-auction@e.u-tokyo.ac.jp 奥野です。 この件について始めて発信します。大事な点であることは当初から認めていま したが、価格転嫁に関わる問題で、大夫で遅れました。 Hajime Oniki wrote: > 第1提言ではなるべく保留する方針に異議ありませんが、下記の >点をどのように考えるか、もう少し議論して頂きたく思います: > >(1) 現時点で限定詞なしで「電波オークション」と書けば、米・ >ヨーロッパ流の「オークション」を意味することになり、内容的には、 >ストックオークションのことになります。「リースオークション」、「賃 >借料オークション」、「使用権オークション」等の概念・用語は、 >電波との関係ではまだごく一部の専門家に使われているだけです。 > >(2) 「電波オークション」と言うだけでは、具体的に、将来像として >何を考えているのか分からないのではないでしょうか。 > >(2) 周波数配分が現在すでに非効率になっていることと、周波数 >「再配置」が必要なことの2点を強調すること自体には異議ありま >せんーーというより、現状では再配置が主な問題になっていると >考えます。これを取り上げるとして、これとオークションの関係を >どのように書くかが問題です。可能な書き方(内容)としては、 > > 1.「再配置」をオークションとは別に提案: >   a. 現体制のまま、政府裁量・行政措置による「再配置」を強化 >     する、 >   b. 現体制に加え、「電波収用・再配置法」を制定する。具体的 >     な再配置内容は行政措置による、 > > 2.「再配置」をオークションと併せて提案: >   a. ストックオークションとリセールを組合せて「市場メカニズム >     による再配置」に期待する(「ゴネ得」の問題が残る)、 >   b. リースオークションを既存免許に順次適用して必要度の >     高いところから「再配置」を進行させる(たとえば、ドコモ 奥野です。 以下の点については始めて発言します。 Hajime Oniki wrote: > 第1提言ではなるべく保留する方針に異議ありませんが、下記の >点をどのように考えるか、もう少し議論して頂きたく思います: > >(1) 現時点で限定詞なしで「電波オークション」と書けば、米・ >ヨーロッパ流の「オークション」を意味することになり、内容的には、 >ストックオークションのことになります。「リースオークション」、「賃 >借料オークション」、「使用権オークション」等の概念・用語は、 >電波との関係ではまだごく一部の専門家に使われているだけです。 賛成です。電波オークションという言葉は避けてください。 > >(2) 「電波オークション」と言うだけでは、具体的に、将来像として >何を考えているのか分からないのではないでしょうか。 > >(2) 周波数配分が現在すでに非効率になっていることと、周波数 >「再配置」が必要なことの2点を強調すること自体には異議ありま >せんーーというより、現状では再配置が主な問題になっていると >考えます。これを取り上げるとして、これとオークションの関係を >どのように書くかが問題です。可能な書き方(内容)としては、 > > 1.「再配置」をオークションとは別に提案: >   a. 現体制のまま、政府裁量・行政措置による「再配置」を強化 >     する、 >   b. 現体制に加え、「電波収用・再配置法」を制定する。具体的 >     な再配置内容は行政措置による、 > > 2.「再配置」をオークションと併せて提案: >   a. ストックオークションとリセールを組合せて「市場メカニズム >     による再配置」に期待する(「ゴネ得」の問題が残る)、 >   b. リースオークションを既存免許に順次適用して必要度の >     高いところから「再配置」を進行させる(たとえば、ドコモ >     は期限の来た他者の免許分をリースオークションで >     入手する、なおこの場合、期限付使用権のリセールは >     再配置を加速する)、 >   c. オープンアクセスの実現まで待つ、 > > 3.上記の組合せ、 > > 4.その他( if any ) > > 小生自身の preference は、「具体的な可能性(複数も可、 >たとえばリースオークションとオープンアクセスと他にあれば >それも加える)を脚註の形で簡単に述べ、付属資料として >最低限の説明を付ける。」です。 > 私も、ある程度具体的な可能性を付け加えて提言するのが良いと思います。そ の際、たぶん一番良いのは、政府が既得権益価値を概算して、それに正常利潤 率を付け加えた額で、「最後通牒(Ultimatum Game)」型の通知を行うことだと 思います。つまり、(既得権益を認めた上で)正当な価格と思われる価格で当 該帯域を買い取る最後通牒を発する。認めれば、その価格で買い取る。認めな ければ、今後その電波の利用を認めないと言う行政命令を発し、それに業者が 反発すれば、司法過程に移るという手続きです。如何でしょうか? > たしかに、細かいことは省略するほうが賛成者が多いのでしょうが、 >他方提言の内容を不明確のままにしておくと、説明を求められたとき >の答のパンチ力が減るように思います。たとえば、 <><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><> Masahiro Okuno-Fujiwara, Faculty of Economics, University of Tokyo Tel: +81-3-5841-5647, Fax: +81-3-5841-5521 (Faculty of Economics)