Date: Sat, 06 Jan 2001 19:47:26 +0900 To: Ikeda Nobuo ,小檜山賢二 From: Hajime Oniki Subject: 用語等の確認 池田様、小檜山様  鬼木甫(大阪学院大/大阪大/関西大)です。 Ikeda: >一つは「再配置」の問題をどうするかということです。ドコモの人々の話を聞い >ていると、オークションよりも周波数が非効率な既存業者によって細分化され、 >それを「巻き取る」のに多大な時間とコストがかかるのがいちばん困るようで >す。鬼木さんの比喩でいうと、「土地収用」の問題ですね。具体的には、今は既 >存業者が無制限に居座る事実上の権利を持っているわけですが、その権利の内容 >や再配置の手続きを規定することです。これと(収用した土地の)オークション >を一体で提案したほうが、携帯電話業者の強い賛同が得られるでしょう。 > >二つめは、上と関連するのですが、「リース・オークション」というところまで >特定するかどうかです。私の意見では、この問題は「電波の権利をどう特定する >か」という大きな問題にからみ、議論のわかれる所なので、オークション自体の >是非とはアンバンドルして議論したほうがいいと思います。たとえば「免許によ >って与えられる<権利>とは政府からの賃借権であり、免許が切れた場合は電波 >を政府にいったん返還する」と規定すれば、その<権利>をオークションする、 >ということでよいわけです。 Kohiyama: >池田さんと同意見です。 > >提言の第2項を >(周波数再配置の検討開始を) >としたらどうでしょう。 > >つまり、オークションは >透明で公正な配分を行う手段であり、 >再配置はそのための周波数資源確保手段となります。 >第2項のための前提として「電波資源に関する >一層の情報公開が必要」としたらどうでしょう。  「再配置」に関してどのような政策をとるべきかにつ いて、上記の貴コメントとと第1稿とは、細部を除いて おおむね同じことを言っているように思います(別添 のI(3)「註」をごらん下さい)。ただし、第1稿の説明 は不充分だったかもしれません。  時間不足のため相互に誤解しているところがある かもしれないので、「急がば廻れ」のつもりで、当方 の理解内容を別添に書き出してみました。提言に入 れる/入れないを検討する前に、用語(概念)と前提 条件をお互いに一致させたいと思いますのでよろしく。 >第一提言は、緊急に出して多くの人の賛同を得る必要があるので、なるべく最大 >公約数的な内容にする必要があります。また第二提言は、非対称規制の問題に絞 >って出し、オークションの方法については、「オープン・アクセス」が可能かど >うかを含めて、半年ぐらい時間をかけて検討したほうがいいと思います。場合に >よっては、これ自体が「IT戦略本部」のアジェンダでしょう。  この点は基本的に賛成です。入れるとしても、「たと えばリースオークション/オープンアクセスなどの方 式を候補として考えている」程度を註に書き込む程度 にしましょうか。                               草々 添付:ファイル1個を添付しました(MS Word 2000)(方式はMIME)。 ========================================================= 氏名: 鬼木 甫(大阪学院大学経済学部教授/大阪大学名誉教授 /関西大学客員教授) 連絡先: 〒564-8511 大阪府吹田市岸部南2-36-1                 大阪学院大学経済学部 Tel: (06)6381-8434(オペレータ内線5701、メッセージ預託は内線1359) Fax: (06)6835-4422  Tel: (06)6835-4417 (自宅) PC:  Windows98(文書ソフトはMSWord2000、一太郎9、WordPerfect7) E-mail: oniki@alum.mit.edu Web: http://www.osaka-gu.ac.jp/php/oniki/ =========================================================