地震予知研究と防災について |
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掲載: 2023年 6月 6日 |
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掲載: 2023. 6. 6 |
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編集ノート (中川 徹、2023年 6月 4日)
この『TRIZホームページ』のテーマとしては例外的ですが、2011年の東日本大震災(地震・津波・原発事故)以後に、震災および今後の防災(特に地震予知研究)に関する特別ページを掲載してきております。今回で第3次の親ページの作成であり、地震予知研究と防災に関する記事を順次掲載していくつもりです。
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地震関連フォーラム 従来のページの索引
震災と地震予知研究に関わる、今までのページの索引を作っておきます。
(II) 電磁気学的な現象を手掛かりとする地震の短期(直前)予知の研究についての紹介 (中川 徹) (2015.3.7 - 3.17)
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参考文献・サイト: 吉岡匠氏の地震予知研究関連の記事・文献、日本地震予知学会 と 関連研究者による研究・活動など、 地震学・地震予測など より広い範囲の研究・活動・資料など、 [D] 質問・批判・議論・参考その他 (2015. 3. 17)
さて、2015年3月に始めました上記(II)のページがこの8年間中断したままになっていること、そして今、震災に関する第III次の親ページを始めようとしていることについて、少し説明しておかなければなりません。
2015年3月の段階では、その3年前に知った北海道科学大学の吉岡匠客員教授の年賀メールで『日本地震予知学会』が発足したことを知り、同学会に入ったところでした。その後、毎年クリスマス前後に開催される同学会の学術講演会(2日間)に出席し、いろいろな研究発表を聴き、多くの方と面識ができました。吉岡先生の研究資料を上記のように本ホームページに掲載しましたが、その後(電力会社等からの生データが入手できなくなったため)研究が立ち消えになったのは残念なことでした。他に発表される多数の方法のうち、どれが本当に確実性・信頼性・将来性などがあるのかを、判断することは容易でありません。非専門の私が安易な紹介やレビューを書くべきではありませんし、特定の発表資料を本ホームページに再掲載捺せていただくこともできずに、8年間が経ちました。
昨年末の学術講演会で、私は一つの研究の有望性を感じ、「ぜひ支援していきたい」と思いました。そして、地震予知の研究基盤をもっと強化する必要があると思っています。
それと同時に、私は2週間前に、泊次郎著『日本の地震予知研究130年史』(2015)を知り、この10日間で読み上げ、感激しました。Amazonサイトに書評を寄稿したところです。8年前の力作を今まで知らなかったことを反省しています。そこで、本サイトでは、地震予知に関するもう一つの力作、力武常治著『地震予知―発展と展望』(2001)の私の書評(Amazon,2015. 5)とを掲載することから始めることにしました。読者の皆さまから、いろいろな情報・意見・感想・寄稿などをいただき、有意義なページにしていきたいと願っております。
本索引ページの目次 (中川 徹、2023年 6月 4日)
(1) 書評 (中川 徹、Amazonサイト、2015. 4.20) 『TRIZホームページ』 掲載
(2023. 6. 6)
『地震予知―発展と展望 』 力武常治著、 日本専門図書出版 (2001. 1. 1)、617頁
2000年までの地震予知研究の集大成。専門書でありながら、読みやすく、親しみやすい、素晴らしい本。
(2) 書評 (中川 徹、Amazonサイト、2023. 6. 2) 『TRIZホームページ』 掲載
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(2023. 6. 6)
『日本の地震予知研究130年史: 明治期から東日本大震災まで 』 泊次郎著、 東京大学出版会 (2015. 5.27)、 686頁
地震の研究者、防災・行政の関係者はもちろん、震災を軽減したいと願うすべての国民のための、素晴らしい力作です
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地震関連フォーラム(III) 地震予知(2023) (本ページ) |
最終更新日 : 2023. 6. 6 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp