講義コード 400J507001
講義名 国際法務特殊研究Ⅰ001
開講責任部署 大阪学院大学大学院
講義開講時期 前期
講義区分 講義
基準単位数 2
時間 13.00
開講年度 2020
配当年次 1
曜日講時 水5
担当教員

氏名
◎ 繁田 泰宏

講義(演習)テーマ
国際法の基礎理論を国際法判例を通して学ぶ。
講義(演習)概要
本講座では、関連する主要な国際法判例に目を配りつつ、国際法の基本体系の理論的な解説を行う。
到達目標
国際法判例の正確な読解を通じて、国際法の基本体系を理解することができるようになること。
講義スケジュール(授業計画)
本講座と国際法務特殊研究Ⅱとの両講座とも必ず併せて受講すること。
内容
第1回国際法の意義:講義――国際法とは何か、国際法の法的性質・歴史・主体
第2回国際法の意義:事例研究――ベルナドッテ伯/ダンチッヒ事件
第3回国際法の法源I:講義――法源の意義・種類(条約、慣習国際法、法の一般原則)
第4回国際法の法源I:事例研究――北海大陸棚/ノルウェー漁業事件
第5回国際法の法源Ⅱ:講義――国際法相互の関係、国際法と国内法との関係
第6回国際法の法源Ⅱ:事例研究――ラグラン/アヴェナ事件
第7回国家の基本的権利義務:講義――主権、平等権、主権免除、不干渉義務
第8回国家の基本的権利義務:事例研究――ドイツ主権免除事件、主権免除に関する最高裁判決
第9回承認・承継制度:講義――国家結合、国家承認、政府承認、交戦団体承認、国家承継
第10回承認・承継制度:事例研究――コソボ独立/旧ユーゴ国家承継問題、光華寮事件
第11回領域I:講義――国家管轄権内の区域(国家領域)
    事例研究――パルマス島/コルフ海峡/アイスランド漁業管轄権事件
第12回領域Ⅱ:講義――国家管轄権内の区域(接続水域、排他的経済水域、大陸棚)
    事例研究――ブルキナファソ・マリ/オデコ・ニホン/カタール・バーレーン事件
第13回領域Ⅲ:講義――国家管轄権外の区域(公海、深海底、南極、宇宙)
    事例研究――アイム・アローン号/ベーリング海オットセイ/国際航空分野への欧州排出枠取引制度適用事件

評価基準・方法
定期試験: 60% 論述問題
レポート: 0%
日常点: 40% 担当事件についてのプレゼンテーションとそれに対する質疑
その他: 0%
出欠は毎回取る。受講人数にもよるが、二週間に一度程度、担当事件のプレゼンテーションをしてもらうことになりそうである。
授業外学習の指示
前回の授業中に指示された文献を必ず読んでおくこと。
履修上の注意
日頃のニュースから、国際法上の問題の推移を常に追っておくこと。
オフィスアワー
4月に学生ホームページに掲載する
教科書
松井芳郎他(編)『ベーシック条約集(2020年版)』(東信堂)、山形英郎(編)『国際法入門――逆から学ぶ――(第2版)』(法律文化社)ISBN978-4589039606
参考文献
杉原高嶺『国際法学講義(第2版)』(有斐閣)ISBN978-4641046641、浅田正彦(編)『判例国際法(第3版)』(東信堂)ISBN978-4798915586、繁田泰宏『フクシマとチェルノブイリにおける国家責任』(東信堂)ISBN978-4798901688、小寺彰他(編)『国際法判例百選 (第2版) 別冊ジュリスト204号』(有斐閣)ISBN978-4641115040、波多野里望他(編)『国際司法裁判所:判決と意見 第1巻』(国際書院)ISBN978-4906319909、波多野里望他(編)『国際司法裁判所:判決と意見 第2巻』(国際書院)ISBN978-4906319657、波多野里望他(編)『国際司法裁判所:判決と意見 第3巻』(国際書院)ISBN978-4877911676、横田洋三他(編)『国際司法裁判所:判決と意見 第4巻』(国際書院)ISBN978-4877912765、横田洋三他(編)『国際司法裁判所:判決と意見 第5巻』(国際書院)ISBN978-4877912864
担当者からの一言
新型コロナウイルス感染拡大に伴い対面授業ができない場合・Zoomで実施。4月10日までに、「shigeta@ogu.ac.jp」に自分のメールアドレスを送ってください。