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大阪学院大学経済学部
英語で学ぶ専門科目 講義概要(2006年度)
目次
T.目的
経済学分野の専門科目の要点を抜き出し、それぞれの科目担当者が英語教材を使い、また一部は英語で分かりやすく講義します。「日本語でも易しくない専門科目を英語で学んだら、大変難しくなってしまうのでは」と思うかもしれませんが、それは逆です。英語教材に慣れ、また英語を聞き習うのは、日常会話や常識など広く漠然とした話題の場合が難しく、専門科目のように範囲や内容が明確に限られた場合はかえって易しいのです。これはスポーツや音楽・メディアなどの分野で、英語を(カタカナですが)どんどん使いこなしていることからも分かります。皆さんは「シュート(shoot)」や「ヒット(hit)」などスポーツ用語を何の苦もなく覚えたのではありませんか。また好きな音楽なら、英語の歌詞が入っても自然に歌っている人が多いのではないでしょうか。この科目は、この事実を活用して「経済学のように筋道だった話を英語で理解し、聴く」能力を身につけたい人のための「英語理解力・ヒアリング入門」です。
本科目は週2回講義されますが、内容を複数の「セクション」に分け、1セクションを教員1名が担当する形で実施します。セクションは、それぞれ専門科目1科目の要点をまとめたもので、1セクションには学期ごとに4回程度の講義が配当されます。講義は英語教材を使い、また説明もなるべく英語でおこなわれ、聴講者の英語能力の向上を心がけます。
V.学習上の留意点
まずチャレンジ精神を持ち、新しい可能性に挑戦してみてください。日本の経済・社会は今後ますます国際化してゆくことが予想され、「国際社会の事実上の標準語」である英語によって仕事ができることは、皆さんそれぞれの価値を高め、将来の豊かな生活の可能性にもつながります。この講義は英語を必ずしも母国語としない日本人教師によるものですから、英語発音やイントネーションを学ぶ場にはなりませんが、単なる日常会話ではなく、「英語による論理的なコミュニケーション」のための場を与えることはできます。
よく言われるように、英語の習得は努力よりも「慣れ」ですから、講義に出席して教材を使い、また英語で話を聴くという雰囲気に慣れることが近道です。すでに履修した専門科目、あるいは現在履修中の専門科目と同じ「セクション」を選択すると、「日本語で学んだ事がらを英語でもう一度聴く」ことになり、相乗作用で語学と専門科目双方の能力が向上します。これまで英会話などを習っていない人でも、高校の授業や日常生活の中で英語に触れる機会は多く、基礎部分はできているはずです。また英語の能力は、年齢が低いほど速く進歩します。本科目にチャレンジして、少しでも将来の国際性を開いてください。
IV.教科書 参考書
(セクションごとに決定する)
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Hajime Oniki