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大阪学院大学経済学部
情報経済論T講義概要(2006年度)
目次
T.目的および概要
本講義の目的は、人間社会における「情報」の意義と作用を考え、さまざまな社会経済組織の運行・統治(ガバナンス)の特色を「情報」の側面から明らかにすることである。まず、生物・社会の歴史から情報の働きを学び、現代社会で情報が果たしている役割を理解する。次いで、企業組織、市場メカニズム、政府機関などの公的組織等において情報が演じている役割を考え、それぞれの組織の効率性・柔軟性と情報のかかわり方を明らかにする。さらに進んで、「われわれの社会組織」である「日本型システム」が持っている情報面の特色を明らかにし、現時点でそれが経験しつつある問題・困難の解決策をさぐる。なお本講義では、最近における「情報化」から生じた変革自体については扱わない(「情報経済論II(経済学部)、情報ネットワーク論(企業情報学部)」で扱う)が、それが「日本型組織」に与えつつある影響については簡単に触れる。
U.講義テーマ
V.学習上の留意点
本講義の評価は期末筆記テスト(文章問題、持込無制限)の結果に、講義期間中の質問・討論や不定期の宿題(提出任意)の評価を加えて(加点票を使用)定める。なお本講義は、「まじめに学習して、自己の知識を豊かにし、かつ将来の仕事や生活に役立てたい人」向きの科目である。反対に、「なるべく手間をかけないで単位数だけを揃えたい人」には向かない。そのような人は、本講義の単位取得を避けるようすすめたい。とくに期末テスト時に、講師に対し個人的な事情を申し述べて単位取得を希望しても一切応じられないので、あらかじめ留意されたい。また、教材配布等にインターネットWWWを使用するので、そのための準備ができていることが望ましい。( http://www.osaka-gu.ac.jp/php/oniki/ に、前年度教材・同期末テスト問題を含む詳しい情報があるので参照されたい。)
IV.教科書
使用せず
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Hajime Oniki