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大阪学院大学経済学部
情報経済論 II 講義概要(2002年度)
目次
最近における「情報化」、すなわち情報技術の進歩とその成果の応用は、わが国社会経済活動を大幅に変革させつつある。情報技術の進歩はとどまるところを知らず、二十一世紀には、個人や組織を結びつける「インターネット(情報ハイウェイ)」と「マルチメディア」が実現すると予想されている。本講義では、これらの変革の現状を知り、その基盤である情報の意義と作用を知り、情報産業の問題、現在の日本で情報について生じている問題を考えることを目的とする。
本講義の内容は、「情報経済論T(鬼木担当)」と併せて一体となっている。本講義では、情報通信産業の問題と「インターネット」について学ぶ。まずデジタル技術の概要を知り、コンピュータ産業、通信・放送産業での競争と規制の現状を理解する。さらにインターネットの歴史や現況から、その顕著な経済的特色を明らかにし、将来それが果たす役割を考える。
講師による教室での講述を主とするが、学生諸君による積極的な質問や問題点・誤りの指摘をとくに重視する(→ III.B)。教室内で講義中に(他の出席者にも分かる形で)出された質問等に対しては、質問した学生に加点票を支給する(→ IV.B)。講義終了後の個別質問は自由だが、加点票は支給しない。
本講義は、情報経済論の知識を「まじめに学習して、自己の知識を豊かにし、かつ将来の仕事や生活に役立てたい人」向きの科目である。反対に、「なるべく手間をかけないで単位数だけを揃えたい人」には向かない。そのような人は、本講義の単位取得を避けるようすすめたい。とくに期末テスト時に、講師に対し個人的な事情を申し述べて単位取得を希望しても一切応じられないので、あらかじめ留意されたい。
本教科では、「積極的に勉強し、すぐれた成果を示した学生」を評価する。そのため、期末テストに加え、いくつかの加点の機会を設ける(→IV.B、VI.)。
学期末の「正規のテスト期間」に筆記テストを実施する。「暗記学習の弊害」(*1)を防ぐため、期末テスト時に持込を認める(持込の範囲は無制限。コンピュータやプリンタも可。ただし問題を見た後に他者と通信することは禁止)。しかし、持込を認めることはテスト内容が容易であることを意味しない。逆に、テスト時の設問は多量であり、内容も難しい。また、客観テスト(複数選択肢から記号等で回答)と文章テストを併用することがあるが、その場合、客観テストの選択肢数は20個以上であり、内容をよく理解しないと正答を選ぶことはできない。文章テストも難しく、組織的に学習・理解していないと書けない設問が出る。なお、設問の形式は事前に配布するが、設問内容自体の事前発表は行わない。
教室での講師からの質問に対しすぐれた答をした場合、講義について自発的に良い質問をした場合などには、テスト結果に加点する(加点票を使用、下記VI「見本」を参照。期末テスト時まで保存し、答案の余白に貼りつけて提出すること)。講義時以外の質問も差し支えないが、加点票は支給しない。
教室で前方部分に座って聴講している学生に、加点用受講票(カラー出席票を使用する)を配付することがある。(1枚2%加点、期末テストの答案余白に貼りつけること)
他人に迷惑をかけないことはすべて自由。他人の迷惑になることは厳禁。具体的には、
上記の違反者、とくに当方で注意をしてもなお私語を繰り返して他に迷惑を及ぼす学生には退席を命ずる。
情報経済論 II (2002、鬼木)NO. 加点票(期末テストの %) 本票は学期末まで保存して学期末テストの余白に 貼りつけること(紛失時再発行なし)。 月 日 ―――――――――― ―――――――――― (学生名) (講師サイン) |
大阪学院大学ネットワークOGUNET用の「ユーザ名」と「パスワード」をすでに入手している(入学時に)ことを確認する。また自分で学内外のプロバイダー等に加入している(有料)場合は、それを使ってもよい(この場合下記D.にとぶ。)。
大学内のOGUNET端末(利用場所は13号館2,4,6階ラウンジ、8号館4階、3号館(JR岸辺駅近くの建物)、他の建物内の各所のラウンジなど)に行き、
コンピュータとディスプレイの電源を入れ、
ユーザ名・パスワードを入力して
Windows98が立ち上がったら、
同デスクトップ画面(当初画面)にNetscape Navigator のアイコンがあればこれをクリックする。なければ、「スタート(通常画面左下にある) → プログラム → Netscape Communicator → Netscape Navigator」のメニューをマウス主ボタン(通常は左ボタン)でクリックする。Netscape Navigatorブラウザが立ち上がる。
(下記Dにとぶ)
大学教育用システム"Caddie"経由でアクセスする(「使い方説明」は教務課カウンターで受取る):
Netscape Navigatorブラウザ画面の「場所:」に、
caddie.osaka-gu.ac.jp/
をタイプ(半角英字使用)し、リターン・キーを押す。"Caddie"の画面が出る。
「コース(講義)登録」画面で「更新」をクリックし、「情報経済論 U」に自身を「登録」する。
「情報経済論 U」画面で「配付資料1」を呼び出し、画面の指示にしたがって情報経済論Iの「教材」を表示する。
(下記Eにとぶ)
直接にアクセスする:
Netscape Navigator あるいはInternet Explorer などのブラウザ画面の「場所:」に、
www.osaka-gu.ac.jp/php/oniki/
をタイプ(半角英字使用)し、リターン・キーを押す。(最初に"www.osaka-gu.ac.jp/"で大阪学院大学のホームページを出し、その画面の「場所:」に
/php/oniki/ を付け足してもよい。)「"EcInfCom: Oniki"」の画面が出る。
「日本語:フレームなしで閲覧 → 講義アウトライン → 大阪学院大学経済学部 → 情報経済論I → 教材」
の順にマウス・クリックによって画面を辿り、表中の教材ファイル名をクリックして目的教材を画面に表示する。
画面に表示されている教材を印刷するには、上記C.4を参照。
注意:
全くの初心者は、講習会に出席し、あるいは友人にガイドを頼んで、最初に一通りのステップを身につけるとよい。自分だけではじめて挑戦する際には、この手引をよく読み、細心の注意のもとにマウスをクリックしながら、着実に一歩一歩進めること。「ゲーム感覚」でマウスを適当にクリックしていると、すぐに迷路に入ってしまうので注意。自分の所在が分からなくなったら、画面左上の「戻る」を何度か繰り返してクリックし、元に戻ってやり直す。WWWの使用は、旅行や訪問時に目的地に行く経路を辿るのと同じである。最初は、地図などの「ガイド」をよく読んで道を間違えないように注意する必要があるが、二回目以降はスムーズにできる。
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Hajime Oniki