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大阪学院大学 経済学部
情報経済論 U(2007年度)
講義概要(短縮)
大阪学院大学経済学部
情報経済論U講義概要(2007年度)
目次
- 講義テーマ
- 目的および概要
- 講義スケジュール(授業計画)
- 評価基準・方法
- 学生への要望・留意点
- 教科書・参考書
T.講義テーマ
- デジタル情報技術
- コンピュータ産業の展開
- 通信・放送産業における競争と規制
- インターネットの経済学
U.目的および概要
最近における「情報化」、すなわち情報技術の進歩とその成果の応用は、わが国社会経済活動を大幅に変革させつつある。情報技術の進歩はとどまるところを知らず、二十一世紀には、個人や組織を結びつける「インターネット」が「広帯域通信・マルチメディア」をともなって実現すると予想されている。本講義では、これらの変革の現状を知り、その源泉である情報産業について生じている問題を考えることを目的とする。まずデジタル技術の概要を知り、コンピュータ・半導体産業、通信・放送産業での競争と規制の現状を理解する。またここでは、「日本の情報産業」の特質・強弱とその理由についても論じる。最後にインターネットの歴史や現況から、その顕著な経済的特色を明らかにし、将来それが果たすさまざまな役割・影響について考える。
V.講義スケジュール(授業計画)
- デジタル情報技術
- デジタル情報
- 情報処理
- 半導体と半導体産業
- コンピュータの構成と働らき
- コンピュータ産業の展開
- コンピュータ産業の現状
- コンピュータ産業の歴史
- PC(パーソナル・コンピュータ)産業の形成
- 日米のPC産業
- PC産業における公正・公平競争と独占禁止の問題
- 通信・放送産業における競争と規制
- テレコム産業
- 放送産業
- 電波資源の配分
- 情報通信産業における競争と独占
- インターネットの経済学
- 概要
- インターネットの構造と働らき
- 「IPプラットフォーム」――地球規模の情報伝送エンジン
- インターネット・アプリケーション――メールとWebの仕組
- インターネットの歴史
- インターネットのための技術開発
- インターネットの強さ(効率性・有用性)の理由
- インターネットの社会的インパクト
- 試験
W.評価基準・方法
項 目 |
割 合 |
詳 細 |
定期試験 |
100% |
筆記試験、文章回答、持込可 |
レポート |
15% |
任意提出、提出者に加点 |
日常点
(出席・小テスト) |
7〜10% |
出席者に随時加点票(各1%)を配布 |
その他 |
不定 |
授業中の発言(質問、応答)等に加点票(1〜10%)を支給 |
注意: 期末テスト採点後の合計点(%)に基づく相対評価を主要基準として、学期末成績評価(A,B等)を決める。
X.学生への要望・留意点
本講義の評価は期末筆記テスト(文章問題、持込無制限)の結果に、講義期間中の質問・討論や不定期の宿題(提出任意)の評価を加えて(加点票を使用)定める。なお本講義は、「まじめに学習して、自己の知識を豊かにし、かつ将来の仕事や生活に役立てたい人」向きの科目である。反対に、「なるべく手間をかけないで単位数だけを揃えたい人」には向かない。そのような人は、本講義の単位取得を避けるようすすめたい。とくに期末テスト時に、講師に対し個人的な事情を申し述べて単位取得を希望しても一切応じられないので、あらかじめ留意されたい。また、教材配布等にインターネットWWWを使用するので、そのための準備ができていることが望ましい。(http://www.osaka-gu.ac.jp/php/oniki/ に、前年度教材・同期末テスト問題を含む詳しい情報があるので参照されたい。)
オフィスアワー (毎回の講義後に教室にて。また同日講義後研究室にて18時30分ごろまで。)
Y.教科書・参考書
使用せず
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Hajime Oniki
ECON, OGU
11/29/2007
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