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演習テーマ: 「ニュース資料で学ぶエコノミクス」
その時々のニュース資料(新聞、雑誌、テレビ、インターネットWeb)からトピックスを選び、これを素材にしながら、「ニュース内容まとめ文の作成」「同まとめ文の発表」「他者による発表に対する質問、コメント、補足・批判文の作成」「ゼミレポートの作成と発表」をおこなう。経済学の背景や理論はあまり気にせず、むしろ「事実」と「常識」を重んじる。現在の社会経済で生じている事がらについて、時間的経過を追い、かつ内容の展開に留意しながらこれを理解し、その上でそれを文章に表現し、他者に伝えるための訓練をしたい。これらのゼミ活動を通じて、「社会経済のいとなみを理解するためのリテラシー」を身につけることを目的とする。また、短くとも形式の整った文書(レポート等)や手紙(通信文)を作成する技術と習慣を身につけ、将来の大学生活・社会生活に役立つコミュニケーション能力を獲得できるよう心掛けたい。なお学期末までに、ゼミ参加者各自が「ゼミレポート」を作成する義務を負う。
トピックスの例(過去のニュースから)
(1)「内閣支持率」はどのように変わってきたか。各新聞で支持率にどの程度の差があるのか。
(2)「雪印乳業事件」の経過。同社はどのように対応したか。責任追及はどのように行われたのか。同社の株価は影響を受けたか。
(3)政府予算作成についての報道経過。巨大な財政赤字について、どのように違った意見があるのか。
(4)2000年米大統領選挙の決着はなぜ長引いたのか。決着はどこでつけられたのか。
(5)「IT(情報技術)革命」について
(6)その他、各自が好きなこと、興味あること。
なるべくゼミ参加者各自の興味を生かすようにする。単位取得のためには、学期を通じて80%以上の出席と、「ゼミレポート」の発表・提出が必要。また、クラスでの積極的な発言・質問などを特に評価したい。総じて、「この機会に、好きなことを調べながら実力をつけ、単位も取りたい。」と考える学生諸君を歓迎する。
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Hajime Oniki