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「情報通信技術によるSustainable Societyの実現可能性とわが国情報化投資の現状」(論文)(三友仁志、実積寿也と共著)、『平成12年度情報通信学会年報』、(財)情報通信学会、2001年3月、pp. 1-14。 発表: 情報通信学会大会、2000年6月17日。

[概要]

情報通信技術の急速な発展によって実用化が進む先進的なビジネス・アプリケーションは企業の収益性の向上を本来の目的としているが、省資源や環境負荷軽減を通じて、sustainable societyの実現にも大きく貢献することが期待されている。本稿では、情報通信技術がsustainabilityに貢献すると考えられる3種類の経路(直接効果、間接効果、知的社会の実現を通じた効果)を指摘すると共に、2000年1月に実施した企業アンケートに示されるわが国大企業の情報化投資の現状について簡単に紹介している。アンケートの結果からは、わが国企業の情報化投資に対する積極的姿勢、プロセス・イノベーション重視の傾向が明らかになった。さらに、情報化投資のスケールは企業経営の効率化と強い相関があり、情報化投資の有効性が示唆された一方で、環境負荷軽減に対しては強い貢献を見出すことはできなかった。

[キーワード]

情報通信、IT、情報化投資、sustainability、企業アンケート

[発表資料][HELP]
[全文]
[その他]

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Hajime Oniki
ECON, OGU
10/30/03
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