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電波資源の効率的利用のための制度を、通常の市場メカニズム(価格機能)を拡張する形で設計・分析する。電波利用には外部性があり、またその保有は実質上の既得権を伴い、ローカル独占を形成している。そのため、市場メカニズムの力を発揮させるには、現利用者がその「供給価格」を正しく表現する必要があり、これを中心に制度設計をおこなう。具体的には、電波利用の技術要件、すなわち電波の周波数帯別・地域別区分と利用方式に関する規制を所与とし、その下で電波を利用者に配分・再配分する経済制度の設計とそのモデル分析をおこなう。第1に、電波利用制度の現状を無視し、長期的に最適な制度をゼロから設計・分析する。第2に、現存制度から長期的に最適な制度に漸次移行する方策を考える。
(★は内容が最新のものであることを示す)
電波、配分、割当、市場メカニズム、利用効率化、オークション、入札、競売
★情報通信学会大会(2008年6月15日):
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Hajime Oniki