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「稀少な電波の配分と日本における周波数オークションの導入」(発表概要)、日本知能情報ファジィ学会 関西支部例会 招待講演、2012年3月。

[概要]

 電波は100年前に利用が始まって以来、無線通信、ラジオ、テレビ、携帯電話やレーダーなど生活・サービス供給のための有用な手段となっており、利用技術も日々開発されている。最近携帯電話が急速に普及した結果、周波数帯の需要が急増して電波が稀少化し、「電波資産」として経済価値を持つようになった。

 電波利用は「電波免許」の形で政府行政機関(総務省)が規制しているが、電波の稀少化を反映して電波行政に見直しの必要が生じ、海外諸国では免許発行(周波数割当)にオークションが採用されている。日本でも2010年末にオークション導入方針が固まり、電波法改正も予定されているが、多数関係者の利害から問題を生じやすい。また電波は人間の五感で捉えられず、技術的要因も入るので、一般の理解も不足しがちである。他方最近におけるスマートフォン(スマホ)と無線ブロードバンドの急速成長によって電波の効率的利用が重要になっている。

  1. 電波とその利用
  2. 電波利用制度の改革・見直し――オークション導入
  3. 海外諸国の現状
  4. 日本の現状と問題
[キーワード]

電波、周波数、オークション、競争入札、競売、市場メカニズム、電波利用、電波利用制度、電波管理、比較審査、ブロードバンド用周波数帯、WBS、700/900MHz帯

[発表資料]

『稀少な電波の配分と日本における周波数オークションの導入』

パワーポイント

  ・ 2スライド/1ページ [PDF: 730KB](2012.3.22)
  ・ 6スライド/1ページ [PDF: 560KB](2012.3.22)

ワード文書[PDF: 5,655KB](2012.3.22)

 
[他リンク]

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Hajime Oniki
ECON, OGU
3/29/2012
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