下田の研究 学籍番号:02S0038

「裁縫で短くなった糸を止める問題」

私はゼミと卒業研究で「創造的問題解決の技法」というテーマで、TRIZ(発明的問題解決の理論)やUSIT(統合的構造化発明思考法)を学んだ。

その技法を身近な問題で実際に使って習得することを目的として、「裁縫で短くなった糸を止める問題」に取り組んだ。

裁縫とは身近に古くから存在していて、小さな布の傷や糸のほつれを直す時や、ボタンを留める時にとても便利だと思う。

裁縫の最後の玉止めは糸が短くなり過ぎると玉止めが困難に成なる。そこで私は新しい方法を、USITを使い解決してみよう思う。

私は根本的問題を見つけ出してそれをUSITで解決していった。

これら根本的問題は通常「当然の制約」であるが、この「制約を外す」方法を考えることが、「創造的解決策」に結びついた。

また時間の関係や、裁縫を行っている空間の関係、使っている道具、使える道具、を考えUSITの解決策生成技法を用いてみた。

様々なアイデアが出た、無論この全てが普通に使える訳ではないが、アイデアを考える目的のためかなりの数を上げた。

私はこの結果を見てUSITは「身近な問題」の解決の技法の1つとして数えても良いと思う。



詳しい解説

卒論概要(PDF)