大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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有富 優芽 ― Studying at Enderun Colleges ―

  Magandang hapon! (こんにちは!)、初めまして。大阪学院大学外国語学部3年次生、現在フィリピンのエンデラン大学に留学中の有富優芽です。私の暮らしているフィリピンの首都マニラにあるタギッグという街はフィリピンの中で特に栄えている場所であり、とても安全な街です。現在12月に入ったところですが、気温は日中30度を超えており毎日夏を感じています。


  8月から始まった留学も残りあと2週間となりました。エンデラン大学のE S Lプログラムにはたくさんの短期、長期留学生が様々な国から来ており、英語だけでなく韓国語や中国語、そして大学の友達とは現地の言葉であるタガログ語など毎日様々な言語に触れたり話したりしています。


  私は E S Lプログラムだけでなく、大学の授業にも参加しており、大学ではIntegrated Marketing CommunicationというマーケティングのクラスとSustainable TourismというSDGsとツアーリズムを合わせて未来の観光業を考えていくようなクラスの二つを受講しています。


  また、E S Lプログラムの方では、Social ClubというSpeakingに力を入れ、常にクラスメートと話をしたりプレゼンテーションを行なったりするクラスと、Integrated Skillsというマンツーマンのクラスの二つを受講しており、毎日朝から勉強に励んでいます。


  大学の授業では、クラスメートのレベルの高いプレゼンや、10ページ以上ある資料を読み答える課題等に取り組まなければならず、自分の低い英語力に何度も挫けそうにもなりましたが、少しずつ友達もでき、たくさん助けてもらいながら、日を追うにつれ授業の内容が理解できるようになってきて、今ではとても充実した毎日を送っています。


  フィリピンでは “-ber” の付く月(September, October, November, December)はクリスマスシーズンとされており、日を増すごとに街の装飾が増えていったり、とても大きいツリーが設置されたり、日に日に心が弾むと同時に帰国の日が近づいていることを実感しています。


   英語の勉強だけでなく、この1学期間の間にクラスメートと旅行に行ったり、たくさんのマニラの観光名所を巡ったり、ストリートチルドレンとの交流会や違う島に行ってボランティア活動に参加したりとたくさんの

経験ができ、自分の持っていた価値観や視野が広がりました。

  

  最後になりましたが、留学生活では日本の当たり前はもちろん通じないのでカルチャーショックに陥ってしまうこともあり、しんどいなと感じることも多々ありました。しかし毎日の挑戦や失敗、異文化を知ることなど、ここでの生活は自分の力になったと感じています。この経験を今後のために活かしていきたいです。



                                         2023年12月(2021年度生)