大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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田村 みそら ― フィリピン留学リポート ―

  初めまして!大阪学院大学外国語学部英語学科3年次生、現在、フィリピンのエンデラン大学に留学中の田村みそらと申します。私の寮があるフィリピンのタギックという街は、フィリピンの中でも特に活気に満ちた賑わっている街です。道を歩いていてもガードマンのような人が常に立っているため、非常に安全で過ごしやすいです。フィリピンには、雨期と乾期という2つの季節の区分しかないため12月になった今でも、こちらは基本的に暑く湿気が多い日が続いています。


  8月から始まった留学生活も残すところ、2週間ほどとなりました。留学が始まった当初は、私自身初めての海外ということもあり、約4ヶ月半という留学期間がすごく長く、なにもわからない初めての土地に不安でいっぱいでした。現在、フィリピンに来てから約4ヶ月が経ったわけですが、今までの4ヶ月、日本に帰りたいなと思うことも少しありましたが、毎日楽しくあっという間に過ぎてしまいました。


  今回、この私のリポートでは、エンデラン大学で受講した授業についてと、現在のフィリピンの様子についてお伝えしようと思います。私はエンデラン大学で3種類の授業を受けています。今回はそのうちの1つである、Social Clubという授業について紹介したいと思います。


  この授業では最初にその日のトピックが発表され、その話題について考えを深めていきます。基本的に身近な話題が多いため考えを深めやすかったように思います。また、ペアワークが多く行われ、先生から出された質問に対してペアで質問し合ったり、お互いの意見を交換し合ったりしました。この授業を受けたことで、自分の意見を瞬時にまとめたり、質問について理解するスピードが速くなったように感じます。エンデラン大学での授業は確実に自分のスキルアップに繋がったと実感しています。


  また、現在のフィリピンの様子ですが、クリスマスが近いこともあり、クリスマスムード1色です。どこのモールに行っても大きなクリスマスツリーがあったり、道もイルミネーションでの装飾がされていたりと、フィリピンはクリスマスにすごく力を入れているのだと実感しました。日本での寒いクリスマスが普通になっている私にとって、寒くないフィリピンのクリスマスは不思議な感覚になりますが、日本とフィリピンの2つのクリスマスが体験できて、とてもいい経験だなと感じています。


  最後に、今回の留学を通して海外で暮らすということの大変さを実感したことをお伝えして、私のフィリピン留学リポートを締め括ろう思います。私自身初めての海外ということもあり、日本との文化のギャップをすごく感じました。文化の違いはもちろん国民性の違いに生活のしづらさを感じることもありましたが、この留学を体験したことは、これからの私にとってとても大きな強みになると確信しています。残り2週間の留学生活を悔いなく楽しく過ごしたいです!


                          <フィリピンの美しい海>


                                         2023年12月(2021年度生)