教育における問題、大学における教員のパワーハラスメントの現状と問題
ハラスメントとは、「職場において地位や人間関係で弱い立場の労働者に対して、精神的又は身体的な苦痛を与えることにより、結果として労働者の働く権利を侵害し、職場環境を悪化させる行為」として論じられるのが一般的である [参照] 。セクシャルハラスメントとは違い、パワーハラスメント、アカデミックハラスメントは軽視される傾向があり、早急な対策が必要である。

  1. 大学機関の様々なハラスメント

  2. ハラスメントとは先程の定義により、立証されるべきものであるが、実際は個々の大学によって論じられる。各大学においてハラスメントに一意的な定義はなく、個々の大学によって変化する。大学によってはハラスメントに関するガイドラインを策していない大学もあり、この場合ではハラスメントが起こった場合、ハラスメントを受けた方は非常に著しく不利な状況に陥る。
  3. 大学機関においてのハラスメントの実情と凡例

  4. 職員の責任感の欠如、弱者への支配欲といった本来、教授、職員が持ち合わせているべき高い倫理、道徳観からかけ離れた未熟な大学職員が多く、その結果、ハラスメントは日常的に横行している。

    事例1

    これらの結果をリスト

ハラスメントへの対策
ハラスメントを受け続けることで、得られることは何もなく、受け続ければ受け続けるほど、精神的にも社会的にも著しく自分を窮地に立たせる事になる。よって、早急に対策が必要となる。

  1. 証拠の確保

  2. まずハラスメントの対策として証拠を集めなくてはならない。ハラスメントを受けた相手からのメールが残っている場合、重要な証拠となるので消さずに保管しておくべきであるが、このような証拠を残すような軽率な行動をするほど浅はかな手合いではない事が多い。そこでもっとも効果的な証拠の確保としてICレコーダーを使用し、音声を証拠として確保するというのが重要になってくる。「相手の同意を得ずに録音したものには証拠能力がない」という主張をしてくる相手があるが、ハラスメントといった民事裁判においては十分証拠になりうる。そして、その会話を書面に起こして第三者からすぐに確認できるようにしておくと尚よい。
  3. 学生既定といった規約、労働規定の確認

  4. 学生の場合、学生既定があるはずなので入手し全てに目を通し内容を把握する。その規定に照らし合わせて自分自身が受けた行為がどのように不当なのか把握する。
  5. 学生の場合

  6. 対策として、A.研究室を変える、B.研究室を変えないの二つがある。
    A.研究室を変える
    B.研究室を変えない

大学院を選ぶときの注意点
これから大学院へ進学する学生への研究室を選ぶときの注意点

  • 教授の単独の論文があるか

  • その分野の伝統を調べ、比較する。 (例 物理では第一著者と第二著者が、生物においては第一著者と最終著者が主な論文の寄与者など。)また、論文のcite数やciteされている分野とグループによっても動向がある程度分かる。 (例 著者と同じ、もしくは協力関係にある同系列グループからのみ citeされている場合は、グループ内 citeと考えられ、学問的意義があるか考慮するべき。)
  • 論文の数が異常に多くないか

  • この場合、教授はほとんど内容を把握しておらず、ただ単に名前を載せている可能性が高い。その場合、指導能力、研究能力が疑わしく、さらに、自分の名前を載せろと強要するといった盗作紛いの事が行われている可能性もある。
  • 机に向かって研究している時間を確保しているかどうか調べる。

  • 有名である事と指導力があることとは、全く別物である。自分の担当教官が、両方を備えた研究者であり、忍耐強く学生を指導する能力があるのか見極めなくてはならない。