■ 川本ゼミ ランチ会

2012.11.19

 ゼミナールIIBでランチ会を開催しました。ゼミの授業時間が5講時のため、ランチのために授業時間を使うことができず、ゼミ授業時間以外の時間でゼミ員全員がゆっくりと昼食をとれるような曜日講時(お昼を挟んで2講時か3講時を使うのが最適)を見つけることができず、結局月曜日のお昼休みから3講時にかけての開催になってしまいました。その結果、残念ながら数名の学生が参加できませんでした。それでも、参加してくれた学生たちはランチを楽しみながら、いろいろおしゃべりに賑やかな花を咲かせていました。





■ 川本ゼミ 岸辺祭再出店

2012.10.22

 

 今年の岸辺祭は10月19日(金)〜21日(日)の日程で開催されました。川本ゼミ(ゼミナールIIIB)では、昨年に引き続いて今回も岸辺祭への出店を決意し準備にとりかかりました。昨年は出店決定が遅れたため出店説明会数回分に出席することができず、初めての出店でありながら説明会での説明も聞けなかった部分があり、わからないことが多々あったので、今回は余裕をもって取りかかれるよう、早めにメニューを決定し、準備を始めたのですが・・・。

 7月末に学友会よりゼミ長に連絡があり、当初決めていたメニューは認められないとのことで、急遽メニューの変更を迫られ、結局ホットドッグにメニューの変更を余儀なくされました。私たちとしては生ものは一切使用せず、さらに酢を使った料理でしたので衛生的に問題は無いと考えていたのに聞き入れてもらえずとても残念でした。おかげで、既に購入していた大量の合わせ調味料はすべて私が引き取ることに。今回こそ円滑に進行するかと思われた出店計画に最初から暗雲が立ち込めることになりました。

 ところが、いざ木材から屋台を製作する段階に入るとやはり昨年の経験がかなり役立ち、思った以上にスムーズに事が運んでいきました。特にゼミ員の岡崎君が、サークルとして過去岸辺祭にかかわった経験を活かして屋台製作に全面的に尽力してくれたこと、そして、下の記事にありますように、私が顧問を務めるサークルの部員クンたちも手伝ってくれたことが大きかったです。

 岸辺祭当日は、美女揃いの川本ゼミの女子たちが大活躍。長時間の店番にも音を上げずに頑張ってくれました。1皿150円という安さ、そしてお買い上げくださったお客様たちからは「美味しい!」と言っていただけるほどの美味しさだったのですが、残念なことに出店の場所がメインゲートを入ってすぐのところだったことから、入場してすぐに買い物をなさる来場者の方は多くはなく、苦戦を強いられました。

 毎回ゼミ模擬店をメインゲート附近の1箇所に集めることがよいことなのか、特定の団体が毎年メインステージ横の一番良い場所を占領できていることが公平と言えるのか、さらに一部の団体だけが屋台づくりを免れてテント使用を許されているのはいかがなものか、考えさせられた今回の出店でした(昨年はそこまで考える余裕がありませんでしたが)。


ゼミIIBの学生も応援に

国際センターの屋台と掛け持ちの学生も




■ Zip Along 岸辺祭初出店

2012.10.22

 私が顧問を務めるサークル "Zip Along" が岸辺祭に初めて出店しました。"Zip Along"は、11年度生の男子学生たちが中心となって、サッカー、野球など球技全般を行なうことでスポーツマン精神と健康な身体を育成することを目的に、昨年結成し、学生課から承認を受けたサークルです。

 スポーツで培ったチームワークを武器に部員一丸となって、まずは屋台づくりに取り組み、その結果、写真で見てわかるように、他の屋台とは異なる斬新なデザインの屋台を作り上げました。さらに、隣りで屋台をつくっていた川本ゼミの、主に力仕事もお手伝いしてくれました。

 安くて美味しい「とり天」を販売し、とてもお客様に喜ばれたそうです。





■ 川本ゼミ 岸辺祭初出店

2011.11.22

 

 10月末に行なわれる学園祭(岸辺祭)に、「ゼミナールIIB」のクラスでかき氷屋を出店することにしました。問題は、女子が圧倒的に多い私のゼミで果たして材木から屋台を作り上げることができるかどうかということでしたが、幸い外国語学部の3年生の男子学生や経済学部の男子学生の皆さんに手伝ってもらってなんとか完成させて、かき氷屋開店までこぎつけました。

 ところが、またもや問題発生!レンタルした電動かき氷機と冷凍庫(いずれも大変重い)を、岸辺祭開催中の3日間、毎日夕方閉店後屋台から撤去し研究室まで運び、翌朝また研究室から屋台まで運ばなければならないとのことを聞き、一同ショック。私たちに与えられた屋台の場所は一番端の一画で、そこはスロープがなく、そこにたどりつくためには必ず階段を登らなくてはならず、台車で一気に運ぶことができないのでした。

 毎朝、早い時間に私の研究室に当番のゼミ員たちに集まってもらって、手分けして運搬しました。そして問題の階段部分を協力して重い機材を運びきる頃には、私たちは汗びっしょり。毎朝、開店前、まず汗だくの私たちのためにかき氷を作って食べて、クールダウンしてから、いざ店番へ!という毎日でしたが、 お蔭さまで岸辺祭の3日間は季節はずれの暑さでかき氷が飛ぶように売れ、目標としていました250食を完売することができました。

 そして、11月22日、お楽しみの打ち上げパーティを開催しました。ゼミ学生たちだけでなく、屋台づくりを手伝ってくれた男子学生さんたちにも参加してもらい、大変盛り上がりました。岸辺祭開催前、および開催中は汗まみれになり、かなり苦労の連続でしたが、終わってみれば、皆さらに仲良しになって一層団結力が強まりました。





■ ゼミナール

 今年は1年生のゼミを担当することになりました。男子12名、女子12名、総勢24名の元気な学生たちからなる我がゼミの目標は、

 

 

 (1)高校から大学へのソフトランディング
 (2)日本語運用力を高める
 (3)4年後の自分をイメージし、今何をすべきか考
    える。

の3つを掲げています。特に、高校から大学に進学し、いままで校則が厳しかった高校生活から、急に自由な大学の雰囲気の中に解き放たれ、戸惑っている人も多いと思います。学生の中には、自由を「勝手放題」と勘違いして勉強もせず遊んでばかりいて、気が付いたら留年、そして何回も留年を繰り返し、挙句の果てに退学という最悪のパターンにのめり込んでしまうケースを時々見かけます。学生の皆さん、これだけは心に銘記しておいてくださいね。自由ということは、それだけ自分でとらなければならない責任が付いて回るということを。自由と責任はワンセットです。自由度が上がれば、責任度も上がります。誰しも幼い頃は親が干渉してきて自由がなかったけれど、その代わり何かあった時親が責任をもって子供を保護する盾になってくれていました。でも大学は自由な分、自分で決めることが高校生活に比べて圧倒的に多くなります。そして、自分で決めたことは自分で責任をとらなければなりません。授業をサボっても高校の時のように、担任の先生が親御さんを呼び出したりすることはまずありません。でもある日突然、不合格を言い渡されることになります。授業をサボるという選択をしたことに対する責任をとってもらうことになるわけです。自由に溺れてしまわぬよう、「自由と責任」についてよく考えましょうね。

 今年は担当していませんが、過去の私の3年生・4年生のゼミでは、言語学を中心に勉強しました。言語学というのは、このホームページのLinguisticsのページを読んでいただければわかるように、言語と人間のかかわりを研究する学問です。3年次で、言語学とはどういうものなのかを理解するために、音の研究、単語の成り立ち、句や文の構造、社会でのことばの役割などのトピックを取り上げて学びます。そして4年次に進んだ段階で、各自興味を持ったトピックについて研究します。一方、教室では、3年次で主に英語を題材に言語学を考えたのに対して、4年次では日本語を題材に言語学的アプローチ(国文法とは異なる)を学びます。これは、外国人に日本語を教えるテクニックに通じるものがあり、結構皆、興味を持って取り組めたと思います。

 私はゼミ学生に恵まれていて、念願のキャビン・アテンダントになった子、1年間の交換留学から帰国後、関空でのグランド・スタッフになった子、8ヶ月の私費留学から帰国後中学校の講師になった子、銀行、メーカー、IT企業などに就職し、夢を実現させている子たちが数多くいます。また、まだ夢の実現までいかなくても、それに向かって一生懸命努力している子たちもいっぱいいます。私は、「頑張って」と応援することしかできませんが、良い子どもたちに恵まれた幸せな教師だと思っています。