大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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中澤 香里(外国語学部英語学科2007年卒業、ウェスティン都ホテル京都勤務)

人と話すことが好きな私にとって以前から憧れていたホテルへの就職を考えたことは自然な流れでした。また社会人としてのマナーを学び、語学を活かすのに適当な場所であると思いました。

ウェスティン都ホテル京都でコンシェルジュの仕事に就いてもうすぐ1年半が経とうとしています。コンシェルジュは、まだまだ日本で浸透していない職種ですが、主に観光案内やレストランの案内・予約、その他お客様の要望に併せていろんな手配をする、いわばホテルの何でも屋です。私の働くホテルの場合、コンシェルジュを利用するお客様の約8割が海外からの方なので、コミュニケーションは英語がほとんどです。どういった事に興味をお持ちか、どんな雰囲気の中での食事を考えていらっしゃるのか、短い会話の中からたくさんのことを読み取り、それぞれのお客様に合った提案ができるよう心がけています。そのために休みの日も寺院や美術館を見学し、いろんな店に出向いて自分の知識を増やしている毎日です。自分の中のレパートリーがある分だけ、お客様へのアドバイスもより多く深いものが提供できるのです。コンシェルジュではお客様ひとりひとりとより深く接する事が出来たり、お客様とお話を楽しんだり、仕事を通じていろいろなことを吸収出来ることが喜びのひとつです。予想外の質問や依頼に頭を悩ませることもありますが、それが解決し、自分のした事でお客様が「とてもいい旅になった」「勧めてもらったレストランがとてもおいしかった」と言っていただける時、私のしていることが人の笑顔につながっているのだとやりがいを感じる事ができます。

入社当初はロビーアテンダントとしてお客様の荷物を運び、お部屋までの案内等をしていました。ところがある時突然、コンシェルジュへ異動の話を持ちかけられ、最初「私には出来ないのでは・・・」と自信がなかったのですが、「やってみないとわからない、やれるだけやってみよう」と思い異動を決意しました。入社当初からコンシェルジュの業務を見ていて、いつも外国人のお客様と楽しそうに話している先輩の姿にいつか私もあんな風に働ければと思っていました。何よりも自分が大阪学院大学で勉強してきた英語を活かすことができると思いました。また自分の生まれ育った京都をより楽しんでもらえるように案内できるのも私にとって魅力のひとつでした。

大阪学院大学ではホスピタリティ・マネージメント・プログラムの科目をいくつか受講しました。その中でもホスピタリティコミュニケーション(英語表現)の授業は実践的なものでした。ホテルでのチェックイン、入国審査でのやりとり等を、客の立場でなく、働く側として使える丁寧な英語の言葉使いを学ぶことができました。

またオーラル・コミュニケーションはネイティブの先生の授業なので、活きた英語を使うことができました。私が4年生の時、受講者が私と友人の2人だけだった事があり、プライベートレッスンのようでした。そのクラスでは日本語でも難しいような政治や差別問題、各国の文化の違いについて等を議題として討論し、多くのことを吸収でき、積極的に自分の意見を述べる機会ができました。

「出来るかどうか」という事よりも「やってみたい!」と思う気持ちが大切だと思います。困難なことを乗り越えた時こそ、成長し仕事の楽しみを感じられます。何事も実際に行動に起こしてみて、自分の努力次第で夢を実現できると思います。大阪学院大学で4年間かけて学んだものを自分の力とし、役立てていってほしいと思います。