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われわれの経済生活の基盤となっている「需要・供給と市場メカニズム」の機能を理解することを目的とする。このため、財・サービスの生産と供給、流通、消費、労働供給、貯蓄と資本蓄積、投資などの諸活動がどのように実行されるかを学ぶ。まず簡単な理論を身につけ、具体例、とりわけ政策に関連するケースに適用して、経済の働きが「直観的にも」分かるように努める。たとえば「最近まで政府が米価を決めていたが、国内で休耕田ができてしまったのはなぜか。」「最近、日本企業がアジア各地に進出(国内が空洞化)している理由は何か。」「地球温暖化防止に二酸化炭素の『排出権』の取引がなぜ問題になるのか。」のような設問に答えられるようになることを目指す。さらに、「市場競争」では円滑に機能しない経済分野、独占・寡占市場、規制と規制緩和、環境維持などの問題にも触れる。
評価は、期末テストと、「教室内外での積極的活動(講義内容への質問の発出、教員の設問に対する口頭応答、特定テーマに関する自由レポートの提出、優秀ノート表彰への応募など)」に基づく加点による(加点票をその都度加点対象者に渡す)。
本講義では、「暗記学習」の弊害(*)を防ぐため、期末テストを「持込自由」にしている。しかし、これは単位取得が容易であることを意味しない。逆に、テスト時の設問は多量であり、内容も難しい。
つまり、本講義は、ミクロ経済学の知識を「まじめに学習して、将来の仕事や生活に役立てたい人」向きの科目である。反対に、「なるべく手間をかけないで単位数だけを揃えたい人」には向かない。そのような人は、本講義の単位取得を避けるようすすめたい。とくに期末テスト時に、講師に対し個人的な事情を申し述べて単位取得を希望しても一切応じられないので、あらかじめ留意されたい。
参考までに、前年度(後期)「ミクロ経済学」の採点結果を以下に記す。
| 合計 | (内訳) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 95-97 | 94以前 | |||||
| A | 185人 | 20% | 161人 | 22% | 24人 | 13% |
| B | 227人 | 25% | 197人 | 27% | 30人 | 17% |
| C | 228人 | 25% | 182人 | 25% | 46人 | 26% |
| D | 177人 | 19% | 145人 | 20% | 32人 | 18% |
| E | 23人 | 2% | 19人 | 3% | 4人 | 2% |
| 不受験 | 81人 | 9% | 37人 | 5% | 44人 | 24% |
| 登録者計 | 922人 | 100% | 741人 | 100% | 180人 | 100% |
![[グラフ:前年度(後期)「ミクロ経済学」の採点結果]](../../../../../../gif/graph.gif)
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Hajime Oniki