大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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岩田 剛 ―ドイツでの僕のチャレンジ―

 ドイツのトリア大学に留学している2回生の岩田剛です。時が経つのは早いものでドイツに来て5ヶ月ほど経ちました。ドイツに来て顔面を縫うなど多くのトラブルが起きていますが、毎日の生活はとても充実していて楽しいです。大学の授業ではおもにDafというドイツ語の授業を受けています。その他にドイツ語で日本の歴史を勉強しています。授業以外の時間はタンデム(お互いの母語を教えあう)やサッカー、ソフトボールなどをして時間を効率的に使っています。


 私は留学で勉強をするだけで終わるのがもったいないと考え勉強以外のことを多くチャレンジしようと思いました。まず1つ目はサッカーです。高校生までサッカーをしていてドイツ留学が決まった時、絶対にサッカーをしたいと思いました。そして今、大学の近くにあるチームと契約し、平日は練習に行き、日曜日は公式戦があるので試合に出場しています。アマチュアのチームなのですが天然芝のグランド、人工芝の練習のグランド、クラブハウスがあり、その恵まれた環境に、さすがにサッカー大国ドイツはすごいなと感じました。監督を含め、チ

ームメイトはいい人たちばかりでとてもいい環境です。この環境でサッカーをするにあたって多くの方に協力してもらい、助けてもらいました。したがって日々、感謝を忘れずにプレイしたいと思います。


 2つ目はソフトボールです。私は学校の体育の授業でしか経験はないのですが、この大学にソフトボールのチームがあり、日本人や日本語を話せるドイツ人が多く所属しており楽しそうだったので参加しました。今は大会がないのですが夏学期に大会があるのでそれに向けて週に2回練習をしています。


 3つ目は自転車旅をすることです。日本で何度か自転車旅をしたことがあり、ヨーロッパは大陸続きなので多くの国に行けると思い、自転車旅をすることに決めました。とりあえずドイツで自転車を買い、最初はルクセンブルクという小さな国へ行きました。往復8時間程度で行くことができたのですが、行き道の山で寒さのせいで携帯がフリーズし動かなくなるという

トラブルが発生しました。そこからは多くの人々に道をひたすら尋ねてなんとか目的地の観光名所にたどり着くことができました。人に聞いたらなんとかなるものだなと思い、いい経験ができました。春休みか夏休みにはもっと遠くの国に行くことを計画しています。


 留学中は自分がしたいと思ったことはすぐに行動に表したいと心がけています。このように多くのことを経験しながら成長したいと思います。


                                       2017年1月(2015年度生)