大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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服部 映乃 ― Study under the Blue Sky in Australia ―

  外国語学部3回生の服部映乃です。私は9月から約4ヵ月間オーストラリアのCQ大学に留学しています。

  私はもともと小さい頃から海外旅行へ行く機会が多かったので海外経験は割とあったのですが、今まで一人暮らしをしたことがなく、今回のCQ大学への留学は、私にとって初めての留学であると同時に、初めて親元を離れての一人暮らしでもあり、見知らぬ土地で頼れる知人や友達が全くのゼロからの心細いスタートでした。かなりの人見知りで、自分から声を掛けることを今までほとんどしてこなかったので、最初は友達の輪を広げる事や積極的になる事にすごく苦労しました。ですが、ここへ来て私が一番伸びた力だと感じているぐらい、内面的な部分がかなり変わりました。英語が上手く話せない事や聞き取れない事などの語学力以前に、誰かが話しかけてくれるのを待っている受け身な態勢自体を変えなければ何も状況は変わらないし、話すキッカケを自ら失ってしまうということに気付きました。これは簡単なことかもしれませんが、私にとっては大きなチャレンジでした。


  そして、授業内では少人数クラスの環境ということもあり、今では自主的に発言・質問する事が当たり前になりました。これも留学をしていて、自分自身の内面的な部分が変化した事の一つです。留学=語学力の向上ばかりを気にしがちですが、自分の苦手を克服する良いキッカケでもあると思います。もちろん、自分の伝えたい事が上手く伝えられない事や会話が単発で終わってしまう事、相手の言った

事が1回で聞き取れず聞き返してしまう事もしょっちゅうあります。その度に、自分の語学力の無さに情けなくなり悔しい思いをして一人で反省しています。ですが、どれも自分の積極性無しでは得られない感情や経験だと思っています。限られた留学期間だからこそ、日本ではしないことにどんどん挑戦したり、新しい自分を見つけられるのも留学をして良かったと思える理由の一つです。


  そして、私の通っているRock-hampton校は、Sidney校やBrisbane校のような都会な所ではないため、ほとんど毎日同じルーティンで生活していますが、その分寮の他の学生との交流やイベントがあるので自分の苦手を克服させるには良い場所だと感じています。


  また、この留学期間中に寮の学生とKeppel IslandとHumpy Islandに行き、個人的な旅行としてはGold CoastとBrisbaneに一人で行きました。(写真B、C)Gold Coastは留学中にどうしても訪れたかった所だったので、行くことができて良かったです。


  最後に、この留学を通じて自分の中で起こった大きな変化や経験が、これからの学生生活や卒業後の進路へと繋がればいいなと思っています。そして、この私のブログが誰かの留学の後押しになれば嬉しいです。

                                           2018年11月(2016年度生)