大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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久野 江里菜 ― カナダでのEAPプログラムを終えて ―

  こんにちは。2年次生の久野江里菜です。私は1学期間カナダのメディシンハット大学に留学しています。もう学校のプログラムは終了し、今は帰国までの時間をゆっくりと過ごしています。


  プログラムは本当に一瞬でした。留学生のためのEAP(English for Academic Purposes)プログラムなのですが、自分にあったレベルのクラスを受けていました。毎日だいたい8時から14時まで授業がありました。私は大阪学院大学でLEIに所属しているのですが、EAPプログラムの授業はLEIのようで私にとってはとても馴染みやすかったです。先生たちはとてもフレンドリーで、授業中はよく他愛ない話で盛り上がりました。テストは2週間に一回あり、テストの週の放課後は図書館に行きずっと勉強をしていました。他に私が放課後にしていたことは、学校のジムに行ったり寮に住んでいる友達とご飯を作ったりモールに行ったりしていました。


  メディシンハット大学の留学では、寮かホームステイを選べます。私はホームステイをしているのですが、カナダのお母さんと私以外のもう二人の留学生と暮らしていて、たくさんのいい経験ができています。Thanksgivingやクリスマスなどのホリデーは特にカナダの文化を感じることができます。私のホストマザーは料理が上手で、カナダの料理や日本ではあまり食べないものなどたくさんの手料理を振る舞ってくれます。また、時々お味噌汁や天ぷらなどの日本食も振舞ってくれるので日本食を恋しくなることはあまりありませんでした。寮に住むと学校から近かったり友達がたくさんできたりいつも近くに友達が

いるので楽しいこともたくさんあると思いますが、私はホームステイを選んで本当に良かったと思っています。寮生活では体験できないリアルなカナダの文化や生活を体験できました。


  メディシンハットは小さい町で人々はとってもフレンドリーです。知らない人でも挨拶をするのは当たり前。新しい土地ではじめは分からないことだらけでしたが、私が困っていると誰でも優しく教えてくれました。外に出るだけで人の温かさにたくさん触れて、毎日とてもハッピーになれました。


  この留学で私が得たものはたくさんあります。英語力はもちろんですがそれだけでなくそれ以上にいろんな面で成長できました。時に困難なこともありましたが全部含めていい経験、いい思い出です。日本にいたら感じなかったであろうことをいっぱい感じることができました。ここで私が感じた嬉しいことも辛いことも、それを乗り越えたことも全て私の財産です。これらのことを忘れることなく将来に活かしていきたいです。帰国した後も継続して様々なことに努力していきます。



                                       2018年12月(2017年度生)