大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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松山 由華 ― 私の韓国留学 ―

 こんにちは。韓国のスンチョンヒャン大学に留学している松山です。もうすぐ4ヶ月の留学生活が終わってしまいます。最近、留学に来た頃をよく思い出します。飛行機に乗って座席に座った時の気持ちを今でも覚えています。家族と友達と離れること、違う国での生活、大学での勉強、もちろん留学に対しての期待もありましたが、その時の私は不安の方が多かった気がします。空港について留学生たちと一緒にバスで大学まで向かいました。聞こえてくる会話は英語や中国語で窓から見える看板

は全部ハングルで書かれており、今から本当にここで生活できるのかとまた不安な気持ちになりました。英語と韓国語の勉強をほとんどせずに行ったので余計にそういう気持ちになったのかもしれないです。


  寮ではルームメイト(韓国人)と一緒に住んでいます。私のルームメイトはあまり日本語ができなかったので英語か韓国語で話すしかないのですが、私がどちらもできないので翻訳機なしでは会話ができない、ということが最初の2、3週間ぐらいは続きました。一緒に住んで毎日会話しているとよく使う単語や表現は自然と覚えられるようになるし、韓国語の勉強をしていてわからないことがあったらすぐに聞けるので今は最初の頃よりだいぶスムーズに会話ができます。


  授業は韓国語のクラスはあまり難しくないのですがCultural Internship という授業と映画を見る授業が難しいです。Cultural Internshipは英語で授業が行われ、ディスカッションなどを主にします。自分の意見を言うどころか何を行っているのかほとんど理解できず、私にとっては大変な授業です。映画の授業は英語字幕の韓国語音声の映画を観た後、各グループによるプレゼンテーションがあります。


 休みの日は出かけることが多いです。ルームメイトとはたくさん遊びました。漢江(韓国で最も有名な川)に行ったり彼女の家に泊まりに行ったりしました。どれも本当に楽しくて思い出に残っています。


  大学ではたくさんイベントが開かれます。写真はGlobal Dayというイベントがあった時のものです。色々な国のブースでは自慢の食べ物を提供し、その国特有のゲーム等を紹介します。日本ブースでは餅を焼きました。韓国人や留

学生が美味しいと言って食べてくれたので嬉しかったです。 


  あと数日で私の留学生活は終わってしまいます。悩んだことや大変なこともありましたが、とても楽しくて貴重で忘れられない4ヶ月でした。


                                        2017年12月(2015年度生)