大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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中村 主哉 ― Studiere im Deutschland ―

  こんにちは、外国語学部4回生、中村主哉です。私は現在、ドイツの南西部にあるドイツ国内で最も歴史のある小さな街トリアに留学しています。ドイツでは寮生活をしており、毎日バスで通学しています。寮の近くではモーゼル川というフランスやルクセンブルクを流れる有名な川を眺めることができ、自然豊かで穏やか、且つ便利な街でゆったりとした生活を送っています。

 <ライン川からケルン大聖堂を臨む>


  私はおそらく自分の人生でもう二度とできないであろうこの留学を一生の宝、経験になるように悔いのない生活をしようと考えています。それを現実のものにすべく大学の授業では主にドイツ語の授業を受け、授業以外の時間にドイツ人学生と互いの言語を教えあうタンデムに参加しています。また休日や、長期間の休みにはヨーロッパのさまざまな国に旅行に行ったり、友達とパーティーをしたり

してとても充実した生活を送ることができています。言語の勉強ももちろん大切ですが、それ以外にも友達との交流や、この国の文化に触れるということが留学においての醍醐味であり大切なことだと思うので、残りの留学期間も充実させたいと思います。


  私は留学中に、積極的にいろいろな人と会話をすること、そして、思い立ったことは失敗を恐れず行動に移すことを意識しています。ドイツへ来て半年が経ちますが、未だにそれらを満足できるほどできていない気がします。というのも、私が受けているドイツ語のクラスには日本人の学生が一番多くいますが、日本人

以外の学生の発言の回数が圧倒的に多く、意識の高さをひしひしと感じます。ですので、残りの期間は、自分は大学の代表だということの自覚と責任をこれまで以上に持ち、他の国の学生に負けないくらい、より積極的に自分からアクションを起こしていきたいと思います。


  この留学中の出来事の中で最も印象に残っていることを少し話したいと思います。それはスペインのバルセロナに行き、FCバルセロナの試合を観戦できたことです。幼いころからサッカーをしてきた私にとっては本当に夢のような出来事でした。ヨーロッパチームのサッカーの試合観戦をすることが、私が最も留学中にやりたいことだったので本当に幸せな1日でした。残りの留

学期間を利用して、次はドイツ国内リーグの試合も観に行こうと思います。


  時間が経つのはあっという間で、約1年間の留学生活も残り半分を切りました。残りの期間をこれまでのものより充実させるためにも、チャレンジ精神を大切にし、悔いのない留学生活にしなければなりません。私は、「失敗をすること」よりも「失敗を恐れて何もしないこと」の方が大きな失敗だと思っています。私は、これから新しいことにも積極的に挑戦し、多くの経験を積んで自分に自信を持てる人間に成長していきたいです。また、この留学で得たものを帰国後の自分に最大限に生かすためにも、自分が何のために

   <サグラダ・ファミリア>

留学をしているのかをもう一度よく考える必要があります。そして、今よりも高みを目指し、この留学を有益なものにしたいと思います。

                                          2018年4月(2015年度生)