大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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酒井 雲母 ― オーストラリアでの生活: Santa Claus in High Summer ―

  外国語学部2年の酒井雲母です。私は9月から15週間オーストラリアのCQ大学に通っていました。先週ですべての授業が終わり、こちらでの生活も残り3週間を切りました。大学では野生のカンガルーを見かけることも日常でした。


  こちらに来た当初は英語の聞き取りがやはり問題で、自分が話せる話せない以前に相手の言葉の意味が分からなければどうしようもなく、耳を慣らすのに必死でした。OGUで出会ったオーストラリアの友達とも再会をはたし、友達とのパーティーに誘ってもらうこともあったのですが、これもまた周りの音で話の一部が聞こえなかったりすると口の動きだけでは読み取れず何回も聞きなおしてやっと理解するといったことも多々ありました。


  3か月が過ぎた今、英語力はと問われるとそこまで自信はないのですが生活、コミュニケーション面においては以前より自信がついたことは間違いないです。当たり前なのですが、ここでの生活はすべてが英語なしではどうしようもないので、自分の意思を伝えるには話す以外の選択肢はありません。1年の時に初めて会ったオーストラリアに住んでいる友達と先日再会し、会話が当たり前のようにできていたことに気がつき、留学生活を含めた1年

半で成長できたのだなとうれしく思いました。寮ではなくホームステイを選んでのですが、家族の一員でありまた宿泊している留学生でもあり、両方の気分を味わっています。この間はクロコダイルファームに連れて行ってもらいワニを食べてきました。


  12月、クリスマスシーズンの今、こちらの気温は日中35度ほどになり、冬のイメージがあったイルミネーションですが、私にとっては半袖サンダルで見るものとなっています。

買い物に行ってもクリスマスツリーや飾りの真横に水着や浮輪が売られているのでとても面白いです。不思議なことに半袖サンタのグッズはあまり見かけないので、買い物に行った際は半袖のサンタグッズをひそかに目で探しています。


  私にとって初の海外はまもなく終わりを迎えようとしています。帰国時の気温差については想像したくないですが、クリスマス、正月、誕生日とこちらで過ごすのでとても楽しみです。


                                       2017年12月(2016年度生)