大阪学院大学 外国語学部ホームページ
社会で活躍する卒業生の体験談や、留学中の学生からの現地リポート等が閲覧できます。

島村 悠輝菜 ― 韓国留学1セメスターを終えて ―

8月22日から韓国・スンチョンヒャン大学に2セメスター留学中の島村有輝菜です。現在、留学前半の1セメスターを終えたところです。韓国は以前から興味があり、自分で韓国語を勉強してから韓国へ行きましたが、初めは言葉の壁に苦労する日が続きました。大阪学院大学から派遣されている学生が私だけだったことやスンチョンヒャン大学に留学している日本人学生が少なかったことなど、最初は不安なことを多く抱えていました。この不安が消え、充実した留学生活を送ることができた経緯や残りの留学生活に向けての目標について話していきたいと思います。

 韓国での思い出をすべて紹介したいのですが、紙面の関係上、今回は簡潔に紹介していきます。まず韓国語の授業について話していきたいと思います。韓国語の授業はそれぞれのレベルに合わせて決められており、留学生はだいたいレベル1~3の中で自分に合った

レベルの授業を受けます。私は以前に韓国語を勉強していましたが、単語力不足でレベル1の授業を受けていました。1クラスの生徒数は約15人という少人数クラスで、私のクラスには中国人・モンゴル人・アメリカ人・メキシコ人がいました。英語が話せない人も多く日常会話もなかなかできないことが多かったですが、韓国語を勉強していくにつれ、習った韓国語での会話ができるようになりました。 


 韓国語を勉強していくにつれて普段の生活にも変化がありました。韓国に来た当初は話したくても自信がなく、言葉として発することができないことが多かったですが、韓国人と話す機会が増えたり、私自身も話す努力をしたり、韓国語を使う習慣をつけたことにより今で

は日常会話をすることが できるようになりました。周りから「韓国語が上手になった」「有輝菜とは韓国語で話すことができる」などと言われることも励みになりました。韓国語を話せることにより友達も増え、当初あった不安も消えていきました。


 そして韓国での生活で最も身近な存在で家族のようだったスイートメイトについて 紹介していきたいと思います。スンチョンヒャン大学では Global Village という寮で生活しました。この寮はとてもユニークで1部屋に10人が生活しています。プライベートな時間はありませんが、なかなか経験できない貴重なものになりました。特に私のスイートメイトはじっとしていられない人が多く、毎日賑やかでした。そんな賑やかなスイートメイトと過ごした日々は特に内容の濃い大切な思い出になりました。



 最後にこの1学期間私は多くの経験をさせて頂き、多くの人と出会わせて頂き、とても貴重で素敵な思い出を頂きました。すべて私の留学をサポートしていただいたスタッフの皆さん、家族、韓国で出会った日本人留学生の皆、そして韓国で出会ったすべての仲間のおかげです。本当に感謝しています。この経験を活かし、2月から再び始まる留学生活では新たに来る留学生の仲間に私が経験したこと以上のことを経験させてあげられるように努力していくとともに、私自身もより充実した留学生活を送りたいと思います。


                                        2017年1月(2015年度生)