大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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屋嘉比 聖弥 ― スウェーデン留学折り返し点に立って ―

こんにちは、私は現在スウェーデンのリネアス大学に留学している外国語学部2回生の屋嘉比聖弥です。

スウェーデンに来た時は何もかもが新しくて新鮮でした。例えばスウェーデンでトイレを使うとなると多くの場所ではお金が必要なこと、スーパーのシステムが独特なこと、湖が凍るだけでなくその上に立つことが出来ること、などが印象に残ります。また、日本と気候が違いすぎてやっていけるかなと思っていたのですが、もうここでの生活にも気候にもすっかり慣れ、日々の生活を楽しんでいます。

そんな日々もアッという間に過ぎ、留学生活は既に折り返し点に至りました。肝心の英語についてですが、留学前と比べたら自分でも分かるぐらいに変わったと思います。特に発音の仕方などは比較的良くなったと実感しています。これも、私と仲良くしてくれる寮のルームメイトや学校の友達のおかげです。留学前半を振り返ってみると、寮の自分のフロアの半分が日本人、半分がアメリカ人、そしてウクライナ人と台湾人というメンバーだったこともあり、多くの時間を日本人と過ごしてしまっていたということに後悔が残ります。日本人といるのは苦ではなく、むしろ気持ち的には楽な気がします。しかし、それだと留学の意味を成していないと薄々感じてはいたのですが、楽なほうに流されてしまっていました。今さら何を言っても時間を戻すことは出来ません。

  幸い、最小限自分から出来ること ― 例えば、スポーツイベントへの参加、バディーとのイベントへ参加など ― はしていたのですが、最初からもっと自分から積極的にさまざまなイベントに参加し、さまざまな人々と関わることをしていれば、もっと英語力が伸びていたのに、と反省しています。したがって、後半戦はまず、自分から行動するということを徹底するつもりです。


最近、寮のフロアのメンバーが変わりました。メンバーが変わった今の寮のフロアの中で週一でみんなで食事を作ったり、お菓子作りをしたりする計画を、私から投げかけたりしています。みんなで何かをすることは仲を深める意味でも良いことだと思うので、定期的に開催する方向で計画して行くつもりです。今度みんなで恵方巻きを作ることが決定しているので待ち遠しいです。他にも、イベントやパーティーなどでコネクションを繋いだ人との関わりを断ち切らないようにしたり、外国人と旅行出来るぐらいの仲になることが、今期の目標です。また、授業の面でもサボらずにきちんと出席することを心がけ、フリーな時間を作らないように毎日、何かしらの目標などを持ち、行動していきます。

前期の最後の方に、1年次に大阪学院大学で受講していたLEIプログラムのディレクターだったミンナ先生に会うことができました。同じLEIで勉強し、今ヨーロッパに交換留学中の友達と一緒に、ミンナ先生がいらっしゃるイギリスを訪問したのです。イギリスという異国の地で、恩師と友達に再会できたことはとても印象的で嬉しかったです。ヨーロッパにいるからこそ、さまざまな所へ旅行に行くことが楽にできます。その利点を活かして今後も可能な限り、いろいろな所を訪問したいと思います。最終的に帰りたくなくなるくらいにこちらの生活に融け込み、留学して良かったなと心から思えるようになれば幸いです。メンバーも入れ替わり、気持ちもリセットして所々頑張りつつ、程よく楽しみたいと思います。ちなみに、最近隣人であるアメリカ人と一気に打ち解けてより一層楽しんでいます。


                                           2018年1月(2016年度生)