大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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山部 明日香 ―様々なイベントを通してコミュニケーション―

 こんにちは!韓国のスンチョンヒャン大学に留学している外国語学部3年次生 山部 明日香です。8月24日に日本を出発してから3カ月が経ち、留学生活も残り1カ月ほどとなり、時間経過の速さを身に染みて感じています。

 私は、大学にあるGlobal Villageという寮で生活していて、1つのスイートルームに6個の2人部屋があり、12人で暮らしています。私のルームメイトは韓国人で、私と同い年の 女の子です。彼女は日本語をとても熱心に勉強しているので、日本語でコミュニケーションをとることができます。そのおかげで話ができることが多く、部屋では2人でYou Tubeを見て笑ったり、1日の出来事を報告しあったりしています。

 大学のキャンパス内はとても広く、たくさんの建物があり、坂道も多いので教室を移動するのは一苦労です。また、大学の周りは都会ではないので、信号が少なく、道を渡るときには車が走っていない隙をみて渡らなければなりません。これは、私にとっては驚きで、この辺りを走る車は物凄いスピードを出して運転するので、「危なすぎ

ぎる!!!」というのが、率直な感想でした。現地の大学生や現地の人たちにとっては至って日常のことのようなので、日本での生活はこの上なく安全なのだと実感しました。

 次に大学生活について書きたいと思います。私は韓国語の授業を5つ、英語の授業を2つ履修しています。科目数は日本で履修していた時に比べてとても少ないのですが、科目1つあたりの授業時間が日本での授業よりも長いので、その授業時間に慣れることができず、すぐに集中力が切れてしまいます。どの授業もそれぞれの面白さがあるのですが、特に私

が楽しみにしている授業はBeginning Korean Danceという文化の授業で、この授業では、身体全体で動きを表現したり、大きな扇子を2つ使って表現したりします。ほかの留学生たちも扇子を使ったダンスを気に入っていて、私も日本の文化に似たところがあるような気がして、いつも楽しく授業を受けています。

 私が住んでいるGlobal Villageでは様々なイベントが催されています。10月にはSports FestivalやHalloween Partyがあり、話したことがない人と協力したり、新しい友達ができたりして、とても楽しかったです。また、Sports Festivalではチームそれぞれにチームカラーのトレーナーがプレゼントされたので、韓国でのお土

産の1つになり、良い思い出となりました。

 私が留学生活で困ったことは「コミュニケーション」です。留学前に国際センターで行われているプログラムに参加していなかったので、他国の留学生とのコミュニケーションの取り方がわからず、なかなか話しかけることができませんでし

た。今では、いろいろなきっかけのおかげで、挨拶したり、話しかけたり、一緒にご飯を食べに出かけたりなど、距離が縮まっていっていることを嬉しく感じています。

 1セメスターという期間はとても短くて、この期間にできることは限られてしまうかもしれませんが、無駄にしないように、楽しんでいろいろなことにまだまだ挑戦して、良い留学生活を過ごしたいと思います。


                                       2015年11月(2013年度生)