大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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山下 彩 ― 留学で感じた3つのこと ―

  こんにちは。外国語学部英語学科3年次生、神谷ゼミの山下彩です。私は今年の8月からオランダに約半年間留学していました。このブログはで留学で感じた3つのことについて話していこうと思います。


  1つ目は「自分をロケットだと思う」ことです。留学に行くうえで皆が口を揃えて言うのが「せっかく違う国に行くのだから積極的になりなさい」です。私もその意見に賛成ですが、消極的な日本人にとってはかなり難しいことでもあります。だから私は、自分をロケットだと思うようにしました。「この人と友達になりたい!」と思ったら、その時点でエンジン全開にし、ロケット発射。勇気を振り絞って声をかける。会話を続ける。一発打ち上げることができれば二発目に自信がつき、二発目あげることができれば三発目、四発目とどんどん行くことができます。


  ちなみに私の留学での目標の1つに「友達を100人作る」というのがありました。つまり私は一発目で自信がつき、100発のロケットを上げることができました。もともとあまり人見知りがない方だったのですが、やはり海外。更には自分の知らない土地。知らない人。日本語は通じない。声をかけるだけでも勇気がいる。そのドキドキワクワクを入学式ぶりに感じることができました。3年次生にもなってこんな素敵なドキドキが味わえること、留学に感謝感謝です。


  2つ目は「自分にしかできないことをする」です。私は小さい頃から柔道をずっとしていたので、オランダでも柔道をしたいと思い、柔道着だけ持って留学に飛び立ちました。柔道をできる場所があるかないかさえも分からなかったのに、「自分にしかできないことをしたい!」という思いが私をそうさせました。現地に着き、一からの柔道場探し、見つかった後は連絡を取って練習させてもらえるかコンタクトを取る。全てが新鮮で楽しかったです。


  最後に、「ワクワクドキドキする方に自分を向けてあげる」ことです。留学って全てが初めてのことばかりで何でもやりたくなります。いや、何でもできる気がする。そう思ったときに行動してください。それが失敗でも成功でも自分の経験に繋がり、自信にもなります。実際私も様々なことに取り組みましたが、失敗だったなと感じることが多かったです。ですがそこから得たことは大きくて一歩踏み出さないことには何も得られないと改めて感じることができました。


  外国語学部の皆さんへ。留学に行く行かないは人それぞれですが、自分の目標、なりたい自分に向かって真っすぐ進むことをいつでも自分の胸に止めてください。好きなことで生きていけないという人もいますが、私は違うと思います。好きなことを追求し続け自分の好きな自分で生きていってください。


                                       2019年2月(2016年度生)