大阪学院大学 外国語学部ホームページ
社会で活躍する卒業生の体験談や、留学中の学生からの現地リポート等が閲覧できます。

松本 孝夫 ― オーストラリア留学レポート ―

 G’day everyone! 私のページを見てくれてありがとうございます。良かったら最後まで読んでくださいね。オーストラリアに留学していた外国語学部の松本孝夫です! 留学期間中の生活や、経験したことを書いていこうと思います。まず、私が留学している間(9月〜2月)は夏で日本の夏を経験した後だから余裕で大丈夫と思っていたのですが、オーストラリアは想像以上に暑くて大変でした。それだけではなく、マグパイ(オーストラリアの鳥)が巣を守る時期で警戒心が高まっていたので、私が毎日学校に自転車で行くときに襲って来て本当に怖かったです。気になる方はMagpie attackで調べてみて下さい。

 私は留学期間中ホームステイ先にお世話になっていました。私がお世話になっていた家族はお母さんと息子2人の3人家族でした。お母さんはとても厳しい人で平日は門限18時、就寝時間が22時と決まっていて、時間になっても電気を点けているとお母さんが消しに来るので少し不満でした。しかし、1月に授業のレベルが上がり、毎日の宿題の量が増え、消灯時間までに宿題を終わらすことが困難になったため、お母さんに相談したらしぶしぶ12時までは許可してくれました。でも、12時までに終わらすのも難しかったので毎日時間に追われながら宿題をこなしていました。家族は毎日仕事で忙しく、あまりどこにも連れて行ってくれなかったのでホームステイ先を変えるべきか真剣に悩んだのですが、最後まで続けることにしました。マイナスな面をたくさん書きましたが、良かった点は、家族と毎日話すことが出来る、家が広い、山の奥に家があるため景色が最高(その分通学が大変)、隣の家に中国人とコロンビア人の留学生が住んでいたので時間があるときはいつでも外で会話することが出来た、マイナスな面もたくさんありますがプラスの面もその分たくさんあり、そういうことは寮では経験できなかったと思うので今振り返ってみると大変だったけれどホームステイを選択した自分は間違っていなかったのだと確信しています。

 授業ですがクラスメイトのほとんどがもうすでに3、4年オーストラリアに住んでいる人で英語はほぼ完璧に話せる人が多くて最初はとてもびっくりしました。私もみんなと同じくらいに話せないといけないと思い、必死に頑張ったのですが、これがそもそもの間違いでした。人と比べることばかり考え過ぎる、つまり自分を良く見せようと考えてばかりいて、その人のことが見えていなかったと思います。言語はコミュニケーションの道具ですから人と比べることは

まったく必要ないということに気づきました。みなさんの中にも、外国に行ったら、英語を「流暢に話さないといけない」とか「英語を話すのが恥ずかしい」と思っている人も多いと思いますが、そんな心配は一切する必要がないです。自分の言いたいことを自分の頭で考えてゆっくりでも相手に伝えることが1番大事なことだと個人的に思います。また、私は留学する前に会話力にばかり重点をおいていて論文を書く準備をしていなかったので論文を書くのには本当に苦労しました。留学したら論文を書く機会がとても増えるのでこれから留学を考えている方は論文を書く準備をいまからしておくと良いと思います。


                                       2015年3月(2011年度生)