大阪学院大学 外国語学部ホームページ
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森江 翔吾 ― ミシシッピ大学留学 ―

 私は現在米国ミシシッピ州オックスフォードにあるミシシッピ大学に交換留学生として通わせてもらっています。現在は2セメスター目に入り授業のレベルも少し上がって、意識をさらに高められる環境にいると私は思っています。勉強の環境的には、大きな図書館もあり不便なところが見つからないのですが、交通は不便です。それ以外は本当に素晴らしい環境です。

 ミシシッピ大学での授業はとても楽しいものであり、時折ジョークを混ぜてくる先生もたくさんいます。分からないところがあればとても詳しく説明してもらい、本当に「やるべきことはやる」という姿勢がどの先生、生徒からも感じられます。私もミシシッピ大学にきてからその姿勢を見習うべきだなと改めて感じました。こちらの授業体制はグループワーク、プレゼンテーションを用いての授業など主に3人以上でやる作業が多く感じられ、少人数クラスをうまく使っていると思いました。

 授業以外の部分でも友達との交流を深めるために食事を共にするときがあります。ユニオンという食堂のような場所があるのですが、そこで一緒に食事をしながら次の授業の予習などをしています。しかしアメリカのファストフードは結構お腹に来るものがあるので、ファストフードを食べると勉強に集中できないときも多々あったりします。味も一定せず、よく変わることがあるので、これがアメリカンクオリティなのかなと思うことがよくあります。その日の授業が終わった後はジム(フィットネスセンター)や友達とサッカーをすることがあります。こういった娯楽も勉強と同じくらいの価値があると思います。

 1セメスター目と変わったのは、私が以前よりたくさんの人とコミュニケーションをとれるようになったことだと思っています。以前は話しかけるのも怖くて私から話しかけることなどできず、向こうから気を遣ってもらっている感じでしたが、現在は自分から積極的に相手のことを知りたいと思って話しかけるようにしています。やはりこういった積極性がとても大事なのだと留学してから改めて気付きました。

 私の留学生活があと半年になったことで本当に時間の流れは早いものだと思いました。半年前は、困難もあるけれど時間はたくさんあるから頑張ろうという考えでしたが、現在ではもうあと半年しか学べる時間がないという状況だと自覚しました。したがって、これからは、アメリカに滞在できる限りのある時間を、より有意義に、より有効的に使っていこうと考えています。

 ミシシッピ大学は多くの留学生を世界中から招いており、留学生に対する受け入れ態勢はとても優れていると思います。留学を目指す学生のみなさんにはミシシッピ大学に是非興味を持って欲しいと思います。

                                       2013年1月(2011年度生)