大阪学院大学 外国語学部ホームページ
社会で活躍する卒業生の体験談や、留学中の学生からの現地リポート等が閲覧できます。

田中 達也 ― トリア大学留学 ―

こんにちは!現在、トリア大学に留学している田中達也です。ドイツに来て4ヶ月が過ぎ、前期ももうすぐ終わろうとしています。私は現在一人部屋に住んでいます。私の寮は大学のすぐ隣にあるので、とても快適です。料理は、晩御飯を毎日自分で作っていますし、朝食はMusliというコーンフレークのようなものやパンにジャムを塗って食べています。最近は肉じゃがやカルボナーラなどを作りました。料理のレシピなどはCookpadを見て参考にしています。ドイツではソーセージやビール、ワインなどが有名ですが、私はあまりお酒が強くありません。しかし、ドイツに来てpartyや友達の家で飲んだりすることが増えたので、少しは強くなったと思います。

授業は月曜日から金曜日まであり、午後だけ授業がある日や午前だけ授業がある日があります。月曜日から木曜日まで毎日午後4時から6時まで“Daf”というゼミのような授業があります。木曜日だけはDafの授業が午後4時から8時までありますが、いつも30分や1時間前には終わります。Dafでは、大きく分けてA、B、Cのレベルにクラス分けされていて、それぞれ授業内容が違います。他にはJapanologieの授業も履修しています。Japanologieの授業は主に日本のことについて勉強する授業で、私は日本の歴史や地理、政治などを勉強しています。空いている時間は買い物に行ったり、Tandemをしたりしています。

“Tandem”というのは母語の異なる人とお互いの言語について教えあったりすることで、私は4人の人とTandemをしています。私はわからないことがあれば、Tandempartnerに質問して聞いたりすることで、ドイツ語学習だけでなくドイツで生活していくうえでとても役に立っています。また、Tandempartnerの部屋にお邪魔させてもらって一緒に映画のDVDを見たり、映画館に行ったりもしました。

冬休みは3週間ほどあり、私はその間にDresden、Köln、Düsseldorf、Parisへ行きました。トリアの良いところのひとつはパリまで電車で約3時間で行けることだと思います。年末にパリのディズニーランドに行き、1月1日はルーブル美術館などの観光地に行きました。パリにいる間はフランスのオルレアン大学に留学している友達と一緒にいました。パリのディズニーランドではカウントダウンのショーが見られたので、すごく楽しかったです。デュッセルドルフではラーメンを食べました。ドレスデン、ケルン、デュッセルドルフではクリスマスマー

ケットが開催されていたのでGlühweinを3杯飲みました。トリアでも1杯飲みました。Glühweinというのはワインに甘いシロップを混ぜたもので、クリスマスマーケットでは必ず売っているものです。カップは店に返せばカップ代が返ってきますが、そのまま持ち帰ることもできます。開催される町によってカップの模様やデザインが異なるので、集めるのもいいと思いま

す。私はカップをすべて持ち帰って来たので、部屋にはトリアのカップ、ドレスデンのカップ、ケルンのカップ、デュッセルドルフのカップの4種類があります。

トリアはベルリンやフランクフルトに比べると田舎町ですが、おしゃれでかわいい建物が多くとても静かでいいところだと思います。トリアには“Porta Nigra”という黒い門があり、これはトリアで一番有名な観光名所です。他には古代円形劇場などもあります。天気は変わりやすく、今の季節は雪が少し積もる程度に降りますので、大阪出身の私は少し興奮しています。町にはまだクリスマスの飾りが残っており、夜になるとイルミネーションの明かりが点灯しています。

                                       2015年1月(2013年度生)