TRIZ参考図書: 
TRIZ参考図書の目次 一覧 (2)  2003年〜2006年 
 

作成: 中川  徹 (大阪学院大学) 、池田 理 (ニコン)

 作成日:   2003年 6月 4日; 2008年 7月10日 

 [掲載: 2003. 6. 4。更新: 2008. 7.10 ] 
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TRIZ参考図書 (日本語) の 目次一覧 (2)  2003年〜2006年

         注:  目次一覧(1) ( 〜2002年)、  目次一覧(3) (2007年〜 ) を参照下さい。
 

(28) 2006E 『開発設計のためのTRIZ入門 』、笠井 肇著, 日科技連出版社、2006年10月。

(27) 2006D 第2回TRIZシンポジウム 論文集、(日本TRIZ協議会主催、2006年8月31日〜9月2日、パナヒルズ大阪)、 日本TRIZ協議会編、 日本TRIZ協議会、 2006/8/31

(26) 2006C 『革新のための7つの手法 』、日経ものづくり編集、日経BP社、2006年 8月。

(25) 2006B 『図解これで使えるTRIZ/USIT』、粕谷茂著, 日本能率協会マネジメントセンター、2006年 6月。

(24) 2006A 『コアツールLCA,QFDE,TRIZの効果的活用方法とその事例』、坂尾知彦編著、増井慶次郎、笠井肇著, 日科技連出版社, 2006年 1月。

(23) 2005C 『QFD・TRIZ・タグチメソッドによる開発・設計の効率化』、今野勤他著, 日科技連出版社, 2005年11月。

(22) 2005B 第1回TRIZシンポジウム 論文集、(日本TRIZ協議会主催、2005年9月1日〜3日、ラフォーレ修善寺) 日本TRIZ協議会編 日本TRIZ協議会 2005年9月。

(21) 2005A 『TRIZ 実践と効用 (2) 新版矛盾マトリックス (Matrix 2003) (技術一般用)』 、Darrell Mann他著、中川 徹訳、創造開発イニシアチブ、2005年 4月。

(20) 2004D 『USIT の概要 (統合的構造化発明思考法)』、Ed Sickafus 著、川面恵司、越水重臣、中川 徹訳, 『TRIZホームページ』, 2004年10月。

(19) 2004C 『新技術・新商品開発の極意 革新的発明に学ぶ創造のヒント』、飯田清人著, 工業調査会, 2004年10月。

(18) 2004B 『TRIZ 実践と効用 (1) 体系的技術革新』 、Darrell Mann著、中川 徹監訳、知識創造研究グループ訳、 創造開発イニシアチブ、2004年6月。

(17) 2004A 『技術者のための問題解決手法 TRIZ』、井坂義治著, 養賢堂, 2004年 2月。

(16) 2003 B  『TRIZの理論とその展開 システマティック・イノベーション』、産業能率大学CPM/TRIZ研究会監修、産能大学出版部、2003年4月。

(15) 2003A 『創造的工学設計の方法 - 新しいモノ創りの原理』、川面恵司・須賀雅夫共編, 養賢堂, 2003年 3月。

(15)

 

本ページの先頭  (15) 創造的工学設計 (16)理論と展開 (17)井坂義治 (18)Mann 体系的革新 (19)飯田清人 (20) USIT eBook (21) Matrix2003 (22)第1回TRIZシンポ
(23)今野日科技連 (24)坂尾日科技連 (25)粕谷茂 (26)日経7手法 (27)第2回TRIZシンポ (28)笠井肇 目次一覧(1) (〜2002年) 目次一覧(3) (2007年〜) 親ページに戻る


(28) 2006E 『開発設計のためのTRIZ入門 』、笠井 肇著, 日科技連出版社、2006年10月。

はじめに
本書の構成と読み方

第1部 TRIZとは

第1章 開発・設計における諸問題
       1.1 技術者の悩み
                   技術者が直面する8つの課題、3つの開発手法と効果を発揮する領域
       1.2 製品の機能と実現手段
                   家電製品の機能を考える、思い込みを払拭して機能で考えたTRIZの実例
       1.3 開発・設計へのTRIZの適用
                   製品開発のプロセス、TRIZが適用できる段階

第2章 TRIZとは
       2.1 TRIZとは
                   TRIZの意味、 TRIZの誕生、 アルトシュラーの着想、TRIZの日本ヘの由来
       2.2 TRIZの基本
                   発明の5段階、3つの基本的ことがらの発見、TRIZの三大問題解決ツール
       2.3 プリンシプルと解決方法 −矛盾問題と40の発明原理−
                   プリンシプル(発明原理)とは、開発・設計に立ちはだかる技術的矛盾、
                   技術的矛盾を解決する発明原理とサブ原理、 39の技術的特性、 矛盾マトリックスの構造
                   矛盾マトリックスの使い方
       2.4 分離の原則
                   物理的矛盾、分離の原則の活用、分離の概念に参考となる発明原理
       2.5 プレディクションと問題解決方法
                   技術システム進化の法則、物質−場分析と発明標準解、進化パターンツリーの使い方
       2.6 イフェクツと問題解決方法
                   技術者の知識範囲の限界、機能の実現手段を逆引きする百科事典
       2.7 ARIZ(アリーズ) −問題解決の手順−
                   ARIZ(アリーズ)、一般化した問題解決の流れ

第U部 開発・設計の問題解決へのTRIZの適用

第3章 品質問題解決のためのTRIZ
       3.1 品質問題とは
       3.2 根本原因の追求
                   原因の分析、原因−結果モデルの作成、根本原因の特定、4つの根本原因
       3.3 改善したい特性と悪化する特性
                   矛盾マトリックスの適用、矛盾マトリックスからの発明原理の抽出
       3.4 品質問題を解決するアイデアの創出
                   アイデアの着想段階、アイデアの評価と解決方法
       3.5 プリンシプルの活用手順

第4章 性能向上のためのTRIZ
       4.1 性能とは
                   電気掃除機の性能の向上、プリンシプルを使う場合
       4.2 プレディクションを使った性能向上の検討
                   システム進化パターン、進化パターンの選定
       4.3 惟能を向上させるアイデアの創出
       4.4 プレディクションの活用手順

第5章 新機能実現のためのTRIZ
       5.1 機能とは
                   基本機能、機能モデルによる構成要素の機能表現
       5.2 他の分野から機能の実現方法を探る
                   イフェクツの活用、プリンシプルを使う場合
       5.3 機能を実現するアイデアの創出
       5.4 イフェクツの活用手順

第6章 コスト低減のためのTRIZ
       6.1 コスト低減とは
                   商品力とコスト・品質・納期、コストの種類、コスト低減、TRIZ適用の範囲
       6.2 トリミング手法による展開
                   トリミングのアプローチ−ヘアドライヤーのコスト低減−、機能モデルの作成、構成要素の削除
       6.3 新規構成要素の抽出
                   イフェクツによるアイデア出し、プリンシプルによる検討
       6.4 トリミングとイフェクツの活用手順

第7章 商品企画のためのTRIZ
       7.1 商品企画へのTRIZの適用
                   商品企画とは、TRIZの適用
       7.2 プレディクションを利用した商品コンセプトの創出
                   進化のパターンの選択、商品コンセプトを設定するためのアイデア創出(1)
       7.3 プリンシプルを利用した商品コンセプトの創出
                   発明原理の選択、商品コンセプトを設定するためのアイデア創出(2)
       7.4 商品企画への問題解決ツールの活用手順

第8章 開発期間短縮、特許戦略に役立つTRIZ
       8.1 開発期間短縮とTRIZ
                   コンカレントエンジニアリングによる開発期間短縮、TRIZの適用による開発期間短縮効果
                   さらなる開発期間短縮を実現する他手法との組合わせ
       8.2 特許戟略とTRIZ
                   特許創生会議での取り組み、TRIZの適用による特許戦略上の効果

第9章 TRIZソフトの活用法
       9.1 TRIZソフトとは
       9.2 TRIZソフトによる発想支援
                   Goldfire InnovatorTMの概要、根本原因分析、プリンシプル(発明原理)、
                    プレディクション(進化のパターン)、機能モデル、イフェクツ(科学・工学効果)、トリミング

付録 イフェクツの機能グループと機能項目・効果と事例
参考文献
さくいん


(27) 2006D 第2回TRIZシンポジウム 論文集、(日本TRIZ協議会主催、2006年8月31日〜9月2日、パナヒルズ大阪)、 日本TRIZ協議会編、 日本TRIZ協議会、 2006年8月。

第2回TRIZシンポジウム プログラム詳細 を参照。
http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jlinksref/JapanTRIZ-CB/2ndTRIZSymp06/jTRIZSympAgendaFull.pdf


(26) 2006C 『革新のための7つの手法 』、日経ものづくり編集、日経BP社、2006年 8月。

第1章 トヨタ方式   -- 執筆: 金田 秀治

    第1節 変化持続型の革新手法  ありたい姿を求めて日々改善 今の業績向上と明日の準備を両立
    第2節 トヨタ式イノベーション  現場の改善と部門の戦略展開が切れ目なくつながっていく強み
    第3節 知恵の出させ方  問題を顕在化し解決せねば困る」しくみ組み込む
   第4節 第3の戦略ゾーン  強い現場を強い部門へ  シナリオを描き,つなぎを工夫

第2章 TOC(制約条件の理論)  --執筆: 津曲 公二

   第1節 一点突破型の革新手法  全体最適を念頭に弱いところだけに集中して対策
   第2節 思考プロセス  思考の過程を可視化し対立要因を解消
   第3節 プロジェクト・マネジメントへの適用  遅れを定量的に把握し手を打つべき時を的確に判定

第3章 シックスシグマ -- 執筆: 奥田 啓之

   第1節 課題解決のための方法論  プロセス思考で経営品質向上 誰にでも分かる尺度を重視
   第2節 活動の全体像  VOCから重視すべき課題を抽出 「MAIC」で改革を推進
   第3節 ソニーの挑戦  マネジメントツールとして自社流にアレンジ
   第4節 実践につながる仕組み  絶えず顧客を意識し 変化に対応できるプロセス構築
   第5節 ソニー流活動の手順  14ステップでDMAIC実践 トップダウンとボトムアップを融合

第4章 商品企画七つ道具(P7)   -- 執筆: 神田 範明

   第1節 「何を作るべきか」の方法論  企画のやり方がヒットを左右 システマチックに顧客と共創
   第2節 潜在ニーズの発見と確認  顧客の客観的評価をベースに定性的かつ定量的に商品像つかむ
   第3節 魅力的なコンセプトを発想する  アイデア出しにも技術がある 目的に応じて発想法を使い分け
   第4節 コンセプトの最適化と開発への橋渡し  顧客のサンプル評価で詳細決定 品質表から商品化の指針把握

第5章 QFD(品質機能展開)  -- 執筆: 大藤 正

   第1節 情報整理の方法論  市場の情報を基に「何を解決すべきか」を具体化
    第2節 品質展開の適用方法  人材育成や現場の間接業務などものづくりに幅広く有効
   第3節 技術展開の意義と使い方  保有技術を洗い出しボトルネックを特定
   第4節 業務改革などへの適用方法  業務機能の展開で各業務の必要性と必要工数を把握

第6章 TRIZ     -- 執筆: 篠原 司 (第1節)、中川 徹 (第2節〜第5節)

   第1節 アイデアに網羅性と必然性  問題をさまざまな切り口で分解 抽象化で発想の自由度拡大
   第2節 知識ベースの刷新と体系的技術革新  1970年代ロシア産の手法を現在の西側諸国でも使いやすく
   第3節 考える方法のエッセンス  理想解を先にイメージし矛盾を解決する
   第4節 問題解決の全体プロセス  全体プロセスを明確化したUSIT やさしく確実な「6箱方式」
   第5節 やさしいTRIZの実践  多数の解決策を引き出す  機能/属性分析とオペレーター

第7章 タグチメソッド  -- 執筆:  立林 和夫

   第1節 手戻り激減の方法論  試行錯誤なしに設計を最適化 初期段階で品質を作り込む
   第2節 動特性のパラメータ設計  目標値が決まる前に最適化  未知の不良を防止する効果も
   第3節 開発・生産への適用例  部品設計から生産に至る一貫した活用で技術課題を解決
   第4節 パラメータ設計以外の技法  損得を理論化し許容差決める 品質管理コストの最適化にも効果

付録1 実験計画法  データ収集・分析の方法論  三つの原則で誤差の影響を分離  因子の効果を少ない実験で把握

付録2 作図手法  情報を視覚的に整理  分析対象は言語か数値か  種別に応じて種々の手法


(25) 2006B 『図解これで使えるTRIZ/USIT』、粕谷茂著, 日本能率協会マネジメントセンター、2006年 6月。

はじめに

第1章 発想/思考法の最強ツール TRIZ
     1.1 TRIZとは
               TRIZはどう役立つか、TRIZの由来、他の手法とどのように違うのか、TRIZの海外および国内の活用状況
     1.2 TRIZの体系
               TRIZのいろいろなツール、創造性を具現化するための要因と因子、主な創造性開発技法の種類と特徴、
               TRIZの問題解決の考え方
     1.3 TRIZを上手に使うには
               TRIZの手法別導入分布、組織への展開法、特許への活用、各種手法の活用場面
     1.4 主な支援ソフトウェア
               高機能DBソフトウエア GFINおよびTOPE、高機能DBソフトウェア IWB、
              簡易ソフトウェア Innovation Suite、主な支援ソフトウェアの比較

第2章 TRIZの技法と活用法
     2.1 TRIZの活用フローとツールの選択
     2.2 問題分析・問題定義
               「目的展開」と「なぜなぜ展開」、機能・属性分析(根本原因分析)、Sカーブ分析(優先順位付け)、
               9画面法(時間・空間分析)
     2.3 解決策の生成
               技術的矛盾と物理的矛盾、物質−場分析と76の発明標準解、技術進化トレンド、
                Effects(逆引辞書)、トリミング、ARIZ(発明問題解決のアルゴリズム)、9画面法、
               究極の理想解・セルフ-X・リソース、 スマート・リトル・ピープル
     2.4 解決策の評価
               解決策評価の考え方、決定分析、リスク分析

第3章 USIT(やさしいTRIZ)−TRIZの新潮流
     3.1 USITの体系
               USIT成立の背景と考え方、USITの体系、USITのフローチャート、32のUSIT解決策生成法
     3.2 問題の定義
               オブジェクト・機能・属性とは、問題の設定と図解、望ましくない効果の抽出と絞込み、
               オブジェクト群の列挙と最小化、根本原因の記述、フィルタの除去、問題記述の単純化
     3.3 問題分析
               閉世界法による分析、パーティクル法による分析
     3.4 空間・時間特性分析
     3.5 解決策の生成法
               属性次元法、オブジェクト複数化法、機能配置法、解決策の組合せ法、
              解決策の一般化法、USITはチームによる問題解決を活性化

第4章 TRIZ、USITの適用事例
     4.1 エナメル線の品質改善(40の発明原理)
     4.2 水洗トイレの節水対策(物理的矛盾)
     4.3 第3セクター鉄鉄道の赤字対策(物理的矛盾)
     4.4 人材開発への応用(技術進化のトレンド)
     4.5 蛍光ランプの黒化対策(Effects)
     4.6 マネジメント課題(究極の理想解、セルフ-X、リソース)
     4.7 立体印刷の印字強度改善(USIT)

第5章 図解ツール
     5.1 40の発明原理の図解版
     5.2 矛盾マトリクス
     5.3 技術進化トレンド

おわりに

参考文献
著者紹介
さくいん


(24) 2006A 『コアツールLCA,QFDE,TRIZの効果的活用方法とその事例』、坂尾知彦編著、増井慶次郎、笠井肇著, 日科技連出版社, 2006年 1月。

推薦のことば
本書の構成
用語リスト

序章 環境適合設計とISO/TR14062
     1.1 環境適合設計の必要性
               環境は新たに加わった不可欠な要素、国内外法規制・規格の動向、顧客ニーズの変化、CSRとしての必要性
     1.2 環境適合設計に求められるプロセス
     1.3 1SO/TR14062の活用
     1.4 なぜLCA、QFDE、TRIZがコアツールなのか
               本書で対象とする製品、ツールの選択

第T部 環境適合設計のためのコアツールの解説

第2章 環境側面の影響把握ツール:LCA -- What is the Environmental Profile?
     2.1 LCAとは
     2.2 LCAの用途
     2.3 LCAの活用手順
     2.4 LCAの適用事例
               対象製品と前提、結果、特徴

第3章 環境適合設計での問題定義ツール:QFDE -- What is the Problem in DfE?
     3.1 QFDEとは
     3.2 QFDEの用途
     3.3 QFDEの活用手順
               フェーズT、フェーズU、フェーズV、フェーズW
     3.4 QFDEの適用事例
               フェーズT、フェーズU、フェーズV、フェーズW

第4章 設計現場での問題解決ツール:TRIZ -- How do You Solve the Problem?
     4.1 TRIZとは
               TRIZの沿革、3つの基本事項と解決手法、Principles(発明原理)、Effects(科学・工学効果)、
               Prediction(発明標準解)
     4.2 TRIZの用途
               矛盾問題、性能問題、機能問題、コスト問題
     4.3 TRIZの活用手順
     4.4 TRIZの適用事例
               典型的な矛盾問題への適用、環境側面の顧客要求の性能向上に関する改善問題への適用

第U部 環境適合設計ツールの連携活用方法

第5章 コアツールの特徴と連携
     5.1 コアツールの特徴
     5.2 コアツールの連携の必要性
     5.3 コアツールの連携方法

第6章 LCAとQFDEの連携方法と事例
     6.1 LCAとQFDEの連携方法
     6.2 産業用ポンプへのLCAの適用事例
               対象製品、LCAの適用結果
     6.3 産業用ポンプへのQFDEの適用事例
               フェーズT、フェーズU、フェーズTおよびフェーズUの考察、フェーズV、フェーズW
     6.4 産業用ポンプでのLCAとQFDEの連携事例
               重要部品の検討、改善効果の検討、両者の相補的活用

第7章 QFDEとTRIZの連携方法と事例
     7.1 QFDEとTRIZの連携方法
     7.2 家電製品へのQFDEの適用事例
     7.3 家電製品へのTRIZの適用事例
               問題の定義と根本原因、アイデア出し(コンセプト抽出)
     7.4 家電製品でのQFDEとTRIZの連携事例
               QFDEによる問題の抽出、TRIZによる解決案の創出一T(Principlesの適用)、
               TRIZによる解決案の創出一U(Predictionの適用)
     7.5 QFDEとTRTZの連携のまとめ    

おわりに

さくいん


(23) 2005C 『QFD・TRIZ・タグチメソッドによる開発・設計の効率化』、今野勤他著, 日科技連出版社, 2005年11月。

まえがき
本書の使い方

第1章 開発・設計のステップ
       1.1 開発・設計の課題
       1.2 開発・設計の5つのステップ
       1.3 開発・設計のステップの詳細と対応する手法
       1.4 開発・設計のステップのまとめ

第2章 開発のコンセプト
       2.1 開発のコンセプトとは
       2.2 開発のコンセプトに役立つ手法
       2.3 開発のコンセプトのまとめ

第3章 開発の展開
       3.1 開発の展開とは
       3.2 開発の展開における品質機能展開(QFD)の活用
       3.3 損失関数
       3.4 開発の展開から構想設計へ

第4章 構想設計
       4.1 構想設計におけるアイデア創出
       4.2 アイデア創出とTRIZ
       4.3 コンセプト選択と結合および採用アイデア決定
       4.4 動特性のパラメータ設計

第5章 詳細設計
       5.1 詳細設計とは
       5.2 静特性のパラメータ設計
       5.3 チューニング設計
       5.4 FMEA
       5.5 許容差設計
       5.6 詳細設計のまとめ

第6章 設計の検証と導入
       6.1 試作品の試験計画:テストプランニンクマトリクス
       6.2 設計の導入
       6.3 これからの開発設計に向けて

索引
著者略歴


(22) 2005B 第1回TRIZシンポジウム 論文集、(日本TRIZ協議会主催、2005年9月1日〜3日、ラフォーレ修善寺) 日本TRIZ協議会編 日本TRIZ協議会 2005年9月。

第1回TRIZシンポジウム プログラム概要 を参照。
http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jlinksref/JapanTRIZ-CB/JapanTRIZ-CB-1stTRIZSympPost.html#Agenda


(21) 2005A 『TRIZ 実践と効用 (2) 新版矛盾マトリックス (Matrix 2003) (技術一般用)』 、Darrell Mann他著、中川 徹訳、創造開発イニシアチブ、2005年 4月。

序文
訳者まえがき
目次

1. 導入と背景
        歴史的背景と本書の趣旨、 本書の構成、 古典的マトリックスから新しい矛盾マトリックスへの構造的な変化、
        構造的変化 (1) パラメータのリストの拡張、 (2) パラメータの順番の変更、
        (3) 具体的な問題をパラメータに結びつけること、 (4) 発明原理の階層性、(5) 発明原理の組合せ戦略、
        本書での記述項目について

2. データ収集の方法
        新しい特許分析の全体戦略、 特許分析における矛盾に関するデータの取り出し方、
        特許データを矛盾マトリックスに収録する上での配慮

3. 物理的矛盾を解決する戦略 

4. 矛盾マトリックス2003年版 データ集
        記載項目の説明、 パラメータの一覧表とパラメータの改良に際して検討すべき発明原理、
        改良したいパラメータ 1. 移動物体の重さ、 2. 静止物体の重さ、 ・・・・ < 中略 >・・ 48. 測定精度

5. 発明原理の組合せと解決戦略
        発明原理の組合せと特殊な発明原理、結合ベースで発明原理を組み合わせる戦略、 まとめ

6. 発明原理集 (拡張版)
        40の発明原理、 37個の追加の発明原理 (組合せおよび特殊発明原理)、発明原理の一覧表 (拡張版)

7. 解決策が見つからなかった場合

8. 未来に向かって

参考文献

著者紹介

付録A: 新版矛盾マトリックス (2003年版) 一覧シート -- 折込


(20) 2004D 『USIT の概要 (統合的構造化発明思考法)』、Ed Sickafus 著、川面恵司、越水重臣、中川 徹訳, 『TRIZホームページ』, 2004年10月。

フローチャート

第1章 はじめに
             USITの発展経緯、 本書の内容、 謝辞、 USITの全貌

第2章 USITについての考え方

第3章 用語の定義
             オブジェクト、 属性、 機能、 コンタクト、 視覚化の助け、 活性な属性、 属性の対

第4章 思考支援モデル
             O-A-F コンタクトモデル、 電子的フィードバックモデル、 USITの全貌

第5章 USITのフローチャート
             適切に定義された問題、 閉世界ダイアグラム、 Particles法、解決技法、 フローチャートの三つのレベル、

第6章 USITにおける適切に定義された問題
             言葉と図による記述、 望ましくない効果、 望ましくない効果を一つ選択する、 オブジェクトの列挙、
             最小化、 根本原因、 考えられる根本原因を見出す技法、フィルタの除去、 問題記述の単純化、
            問題分析の二つの方法、 演習: 問題を適切に定義する

第7章 閉世界法
             閉世界ダイアグラム、 O-A-F記述、 定性変化グラフ、 閉世界法の演習

第8章 Particles法
             スケッチ、 and/orツリー [行動/性質ダイアグラム]、 Particlesの出現/終了のテンプレート

第9章 USITの解決策生成技法
             ユニークネス法 [空間時間特性法]、 属性次元法、 オブジェクト複数化法、機能配置法、
             機能連結法、 解決策一般化法

第10章 USITを適用する方法

第11章 おわりに

付録A  演習問題
付録B  参考資料


(19) 2004C 『新技術・新商品開発の極意 革新的発明に学ぶ創造のヒント』、飯田清人著, 工業調査会, 2004年10月。

目 次

第1部 創造的思考過程と新技術・新商品開発コンセプト

    第1章 創造のための感性を磨く

    第2章 アイデアのひらめきとセレンディピティー  

     第3章 変化の時代の新技術・新商品開発コンセプト

第2部 新技術・新商品開発のためのアイデア発想

    第4章 従来技術や異分野のアイデアを応用する

    第5章 ITやナノテクノロジーを活用する

    第6章 TRIZ発明原理を活用する


(18) 2004B 『TRIZ 実践と効用 (1) 体系的技術革新』 、Darrell Mann著、中川 徹監訳、知識創造研究グループ訳、 創造開発イニシアチブ、2004年6月。

序文
日本語版のための著者序文
監訳者まえがき )
目次

第1章 はじめに TRIZの概要:ツールキット?手法?思想
      みんなのためのTRIZ (学ぶのに一年もかけたくない人々へ)    TRIZの全体像の概要

第2章 体系的創造性プロセスの概要
       一貫したプロセス   問題解決と機会の特定

第3章 創造性の心理学
       「一般化した」設計解決策と「具体的な」設計解決策との間隙     TRIZ思考ハット  心理的惰性   
      情報の構造化−TRIZとマインドマップ    グループの心理学

第4章 システム・オペレータ/9画面法 
      システム・オペレータの概念   全世界を表す9画面法    箱と箱の間−見方を変える もう一つの次元を導入する
       他の諸観点を統合する   システム・オペレータ/9画面法のまとめ

第5章 問題定義 − 問題探索ツール
     効用分析   リソースを特定する   制約を特定する   「泣きどころ」を特定する     問題探索のまとめ
    実施例: 自転車サドルの改良に関する問題探索

第6章 問題定義 ? 機能と属性の分析
      機能と属性の分析の進化   簡単なシステムに対する機能と属性の分析 (FAA)
      複雑なシステムに対する機能と属性の分析   時間に依存するプロセスに対する機能と属性の分析   
          オプショナルないくつかの拡張

第7章 問題定義 − Sカーブ分析
     Sカーブとシステムの進化   Sカーブと問題定義   システムが現行Sカーブ上のどこに位置するかを見つける

第8章 問題定義 - 理想性/究極の理想解
       問題定義ツールとしての理想性/究極の理想解  事例研究  他のツールへのつながりと補足的考察

第9章 解決ツールの選択
     Sカーブ分析による問題タイプの識別、矛盾が存在する場合   
     機能と属性の分析で不十分・過剰・欠落作用が明らかになる場合    システムや機能や問題点が不明確な場合
     ねらいが明確な場合    特許を回避する場合と強化する場合  
     機会の探索および最適化を目指す場合と困惑した場合     問題に優先順位をつける   ツール選択の要約表

第10章 問題解決ツール − 技術的矛盾/発明原理
       「矛盾の解消」、「妥協の排除」という表現についての予備的考察   
     矛盾マトリックス 事例で見る矛盾マトリックスと発明原理の使い方   
    矛盾の連鎖 矛盾マトリックスがうまく働かないとき、何が起こるか?   発明原理

第11章 問題解決ツール − 物理的矛盾  
      4つの分離戦略    事例研究1: 自動車のホイールカバー   事例研究2: 自転車のサドル
     事例研究3: スピード抑止帯    物理的矛盾のグラフ表現

第12章 問題解決ツール − 物質-場分析/発明標準解 
     「物質-場モデル」による表現法   「物質-場モデル」と「発明標準解」を使う手順 「場」の一覧
    事例研究の例   「発明標準解」とその事例の一覧表

第13章 問題解決ツール − 技術進化のトレンド
     進化のトレンドの一般的な読み方・使い方と二つの例外   
          システム進化の戦略 問題解決ツールとしての技術進化のトレンド    トレンドを組合せて利用する
       逆転して見えるトレンド    トレンドの参考資料について    技術進化のトレンドの一覧

第14章 問題解決ツール − リソース
     リソースを特定するためのヒント   「予期しない」リソース、および害を益に変えること

第15章 問題解決ツール − 知識ベース/物理的効果
     物理・化学・生物学的効果のデータベース (機能による分類)   
      属性を変更する物理的効果のデータベース (属性のタイプで分類)   特許検索の戦略

第16章 問題解決ツール − 発明問題解決のアルゴリズム (ARIZ)
     ARIZの背景   ARIZプロセス − 「体系的創造性プロセス」の枠内で
     ARIZの事例研究の例: 人力飛行機の問題

第17章 問題解決ツール − トリミング
     トリミングツール    トリミングのルール   トリミングの事例研究の例

第18章 問題解決ツール − 理想性/究極の理想解
     構造化思考のための質問表   「セルフ」解決策を導くツール: 「セルフ-X」特許群
     リソースとシステム階層のツール

第19章 問題解決ツール − 心理的惰性の打破
     9画面法/システムオペレータ   小さな賢人たちのモデリング
    サイズ−時間−インタフェース−コスト (STIC) ツール   「何のために?/何が妨げか?」の分析ツール

第20章 問題解決ツール − 信頼性の向上と破壊分析
     信頼性の概念の基本   信頼性の矛盾   信頼性のための設計    「信頼性のための設計」の将来の重要性

第21章 解決策を評価する
     「最良」の解決策を選定する    十分良いか?

第22章 未来に向かって
     TRIZと「体系的創造性」    進化するTRIZ   進化する「体系的創造性」    さらに進んで

補遺
     A1: 「問題を定義するための」シート集
     A2: 矛盾マトリックス (折込)

索引
著者紹介・監訳者紹介・訳者一覧


(17) 2004A 『技術者のための問題解決手法 TRIZ』、井坂義治著, 養賢堂, 2004年 2月。

1章 高まるTRIZの必要性
     1-1 商品開発の環境変化〜認められ出したTRIZの有効性〜
     1-2 変化への対応こそ競争力〜発想力こそ競争力〜
     1-3 規模を超えるのは個人の発想力〜同質の多数より少数の異質〜
     1-4 評価はアイデアよりも実行〜本来は汗よりもアイデア〜
     1-5 発想の基本は視点を変えること〜見方を変えればアイデアは出る〜
     1-6 勘ピュータを重視しよう〜人間だけの勘こそ発想の基本〜
     1-7 手法で創造力が向上するか〜知識を活かす管理技術はTRIZだけ〜
     引用・参考文献

2章 問題解決手法TRIZ
     2-1 TRIZとは〜問題解決のための広い分野の知識活用技術〜
     2-2 TRIZの手法〜TRIZの基本はこれ
          (1)工学的矛盾マトリックス
          (2)物質−場分析
          (3)進化の法則
          (4)科宇的効果事例Effects

3章 問題解決とは適用技術の選択
     3-1 こんな方法があったとは!エンジンのエアクリーナ〜高度なレベルの発明に挑戦〜
          (1)問題の概要
          (2)機能モデルの作成
          (3)工学的矛盾解決マトリックスの適用
          (4)標準解の利用
          (5)科学的効果・法則および関連事例の利用
          (6)トリミングの検討
     3-2 解決には固有技術の習熟が不可欠!水力発電機〜必要なのは機能の定義〜
          (1)問題の概要
          (2)解決方法の検討
          (3)特許実施例
          (4)問題解決のヒント
     引用・参考文献

4章 実例に見る、適用する“場”で異なる解決法
     4-1 場を変えて進化する洗濯機〜場で考えれば進化がわかる〜
          (1)洗濯機の技術的変遷
          (2)汚れ落しに用いられた場
     4-2 場を変えて正解が得られたリーンバーンエンジン〜場の変更で鮮やかな問題解決〜
          (1)機械的な実現
          (2)電子制御による実現
          (3)混合気濃淡の実現のための場
     4-3 場を変えると進化する〜進化を先取りできる場の変更〜
     4-4 否定技術を考えるPrediction〜次のシステム予測に必要な場の考え〜
     引用・参考文献

5章 実例に見る技術システムの進化
     5-1 進化し続けるレース技術〜実例からTRIZの法則を検証する〜
          (1)2輪レース車の技術的変遷
          (2)2輪レース車の技術進化
          (3)レース車にも当てはまる技術進化の法則
     5-2 矛盾を克服する4WDシステムの進化〜矛盾解決実例からの場の検証〜
          (1)4WDの技術的矛盾
          (2)4WDの技術進化
          (3)技術進化と場の変化
     5-3 自動車の事両コンセプトの進化〜進化を考えれば先が見える〜
     5-4 ソフトウェア特許に見る技術進化〜特許の流れはTRIZの進化〜
     引用・参考文献

6章 TRIZを用いた問題解決事例
     6-1 トランスミッションのドック〜要求品質から矛盾が出せる〜
          (1)問題の概要
          (2)ドックの工学的矛盾
          (3)要求品質の整理と矛盾解決マトリックスの適用
     6-2 エンジン冷却ラジエータ〜ステップで考えるとアイデアは出せる〜
          (1)問題の概要
          (2)問題の定義
          (3)ステップによる問題解決
     引用・参考文献

7章 技術開発テーマ探索
     7-1 将来の洗濯用洗剤の技術テーマは?〜次代の開発テーマはこうして出す〜
          (1)歴史的推移
          (2)今後のトレンド予想
          (3)洗濯問題への対応
          (4)洗濯の理想解
          (5)技術システムの検討
          (6)進化方向の検討
          (7)技術的な達成方法
          (8)環境の予測
          (9)技術テーマの提案
     7-2 仕出し弁当の改良〜技術進化はなくてもアイデアは出せる〜
          (1)弁当問題への対応
          (2)歴史的推移
          (3)弁当の理想解
          (4)技術システムの検討
          (5)進化方向の検討
     7-3 進化方向はコストと効果の比較〜最適な進化事例を見る〜
          (1)シートサスペンション
          (2)自動車のマフラ
     引用・参考文献    

8章 TRIZについての誤解〜知っておきたい正しい認識〜

9章 さらなるTRIZの活用に向けて
     9-1 知識創造とは〜知識創造の3点セットはTRIZだけ〜
     9-2 知識創造の進化〜知のスパイラルアップを可能にするTRIZ〜
     9-3 TRIZとナレッジマネジメント〜知の進化・創造が示されている〜
     9-4 経験価値とTRIZ〜経験価値達成アイデアも出せる〜
     9-5 開発システムにおけるTRIZ〜開発フローでのTRIZの位置づけ〜
     9-6 開発が促進でさる組織〜TRIZを活用でさる組織は〜
     9-7 技術者とTRIZ〜アイデアキラーのアイデアを活かそう〜
     引用・参考文献

索引


(16) 2003 B  『TRIZの理論とその展開 システマティック・イノベーション』、産業能率大学CPM/TRIZ研究会監修、産能大学出版部、2003年4月。

はじめに

第T部 TRIZの理論と全体像

     第1章 イノベーションを支接するTRIZ
     第2章 TRIZの理論と手法体系

第U部 TRIZの手法

     第1章 技術システム進化のパターン
     第2章 技術的矛盾と40の発明原理
     第3章 物理的矛盾と分離の法則
     第4章 物質場分析(Substance−Field Analysys)
     笥5章 SLP(小さな賢人達)
     第6章 イフェクツ
     第7章 ARIZ(アリーズ)

第V部 TRIZの展開

     第1章 TRIZ/IPS
     第2章 TRIZによる製品企画・戦略
     第3章 環境負荷削減問題へのTRIZの適用
     第4章 業務革新へのTRIZの適用

第W部 TRIZの知識データベース

     第1章 39の技術パラメータ
     第2章 40の発明原理
     第3章 76の標準解
     第4章 イフェクツ


(15) 2003A 『創造的工学設計の方法 - 新しいモノ創りの原理』、川面恵司・須賀雅夫共編, 養賢堂, 2003年 3月。

第1章  発明、アイディア発想、工学設計  [川面恵司 (芝浦工業大学)]

  1.1  創造と発明
            発明の定義, 発明の7原則, 発明の定石, 発明はシーズ指向かニーズ指向か,
            発想法の分類, 発明の天才の資質, 創造力養成の方法
  1.2  「設計する」ということ
            設計者に求められる資質,  設計者の心得
  1.3  発明思考のメカニズム
  1.4  発明、創造的設計のための枠組み

第2章  設計支援法の概要と位置づけ    [川面恵司・須賀雅夫 ((株)三菱総合研究所)]

  2.1  体系的アプローチによる工学設計法 (P&B法)
  2.2  VE(価値工学)による製品設計
  2.3  品質機能展開法(QFD)
  2.4  TRIZ (問題の発明的解決の理論)
  2.5  USIT法−簡易化TRIZ
  2.6  品質工学(タグチメソッド)
  2.7  設計支援法が具備すべき機能
            各方法に共通な事項, 優れた設計支援法, 設計支援法はあくまでも設計ガイド法

第3章体系的アプローチによる工学設計法 (P&B法)    [川面恵司]

  3.1  「製品企画と役割の明確化」フェーズ
           「製品企画と役割の明確化」ステップ, 「仕様の決定」ステップ
  3.2  「概念設計」フェーズ
           「問題の設定・分析(問題の要約と本質の確定)」ステップ, 「機能構造の構築」ステップ,
           「下位機能を実現できる設計解原理の探索」ステップ, 「全体機能を実現できる設計解原理の組合せ」ステップ,
           「好ましい設計解原理の組合せの選択」ステップ, 「概念設計代替案の確定」ステップ,
           「概念設計代替案の技術的・経済的な評価」ステップ
  3.3  適用事例:空缶回収装置              [懸 秀文(日本電気ソフトウェア(株))・ 馮 當久 ((株)技術評論社)]  [2003. 6.11訂正]
            「役割の明確化」ステップ, 「仕様の決定」ステップ, 「問題の設定・分析」ステップ, 「機能構造の構築」ステップ,
            「設計解原理の探索」ステップ, 「好ましい設計解原理の組合せの選択」ステップ,
            「設計(代替)案の確定」ステップ, 「設計案の技術的・経済的な評価」

第4章  VEによる製品設計      [田中雅康 (諏訪東京理科大学)]  [2003. 6.10訂正]

  4.1  VEの考え方とVEアプローチによる製品設計
           VEの考え方, VEアプローチによる製品設計の考え方と特徴, 製品設計におけるVEジョブ・プラン
  4.2  VEアプローチによる製品設計の事例
           構想設計段階における機能分析, 基本構想案の作成, 構想設計案の作成, 構想設計案の評価,
           基本設計案の作成と評価, 製作図の作成と評価
  4.3  まとめ

第5章  品質機能展開(QFD)   [須賀雅夫]

  5.1  基本概念
  5.2  顧客の求める品質(機能)−目的の体系
  5.3  設計で実現すべき品質(機能)−手段の体系
            品質要素展開表とは, 品質要素展開表の構築, 品質要素の区分
  5.4  品質表−目的と手段の対応マトリックス
            品質表の作成手順, 品質表作成の全般的注意, 品質要素の項目間の相関
  5.5  企画品質の設定−要求品質重要度
  5.6  品質表の処理手法と方針策定
            品質要素の重要度の算定, 対応強度の値の設定, 最終的な重要度の判断
  5.7  部品重要度、コスト展開など種々の発展方向
            部品設計への要件決定, コスト展開, 検討すべき範囲(発展方向)のまとめ, 信頼性展開,
            ボトルネックへの事前対策

第6章  TRIZ        [北口秀美 (東芝総合人材開発(株))・川面恵司]

  6.1  TRIZの概要
           TRIZの特徴,  TRIZに関するQ&A
  6.2  TRIZの方法
  6.3   システム対立の解消の典型的手法  (TOSC)
  6.4  TRIZの理解を助ける例題
  6.5  まとめ

第7章  USIT法:統合的構造化発明思考法 (簡易化TRIZ)    [中川  徹 (大阪学院大学)]

  7.1  USIT法の問題定義のプロセス
  7.2  USIT法の問題分析のプロセス
           USIT法における基本概念の定義, 問題分析(その1)閉世界法, 問題分析(その2)Particles法
           問題分析(その3)空間・時間特性の分析
  7.3  USIT法における解決策コンセプト生成の段階
           属性次元法,  オブジェクト複数化法, 機能配置法, 機能連結法, コンセプトの一般化,
           解決策コンセプトのまとめと報告書作成
  7.4  USIT法の改良
  7.5  USIT法の企業への導入方法

第8章  品質工学(タグチメソッド)     [矢野 宏 (東京電機大学)]

  8.1  新製品開発と品質工学
  8.2  品質工学の発祥と今後の発展
  8.3  品質工学の構成
  8.4  機能性の評価の考え方
  8.5  基本機能による設計
  8.6  開発と設計の効率化の課題
  8.7  企業のコストと消費者の損失のバランス
  8.8  事例:電子回路のパラメータ設計の手順

第9章  物理原理表とTRIZの活用      [石濱 正男 (神奈川工科大学)]

  9.1  物理原理表の紹介
  9.2  事例:コーヒーメーカ−改良型設計の例
  9.3  事例:ワンタッチ傘の機構学的設計例
  9.4  事例:スキー振動体感装置−TRIZと機械力学の応用例
  9.5  事例:可変圧縮比エンジン−TRIZによる設計案の連鎖的創出例
  9.6  事例:平板型スピーカ−極端な設計条件変更による創造設計の例
  9.7  まとめ

付録A  アイディア発想法      [川面恵司]

  A1  集団によるアイディア発想法
            ブレーンストーミング, シネクティクス(創造工学), K−J法
  A2  個人によるアイディア発想法
            オズボーンのチェックリスト, 玉井のチェックリスト

付録B  TRIZのツールの説明     [北口秀美・川面恵司]

  B1  対立マトリックス
  B2  39個の特性項目(物理的項目、設計項目など) と解説
  B3  イフェクト(Effects)の内容説明
  B4  40個の発明原理(Inventive Principle)の目次
  B5  発明原理の内容説明
           分割・細分化, 分離・抽出, 性質の局所化, 非対称化, 組み合わせる, 機能の多重化, 入れ子構造,
           カウンターウェート(平衡重り), 事前の反作用対策, 作用の事前準備, 事前の保護対策,
           同じ高さでの作業, 逆転の発想(“逆のことをやる”), 直線から曲線へ, 動きを与える,
           おおざっぱ(アバウト)の利用, 他の次元への移行, 機械的振動, 周期的作用, 有用な作用の持続,
           高速実行, 有害を有益に変える(“災い転じて福となす”), フィードバック, 仲介,  セルフサービス,
            コピーの利用, 使い捨て(高価で耐久性のある物体に代えて、安価で短期使用の物体の利用),
           機械システムを他システムへ, 空圧または液圧の利用, 柔軟なフィルムや薄膜の利用,
           多孔質材の利用, 色の変更, 均質性(同質材料の使用), 部品の除去と再利用,
           物体の物理的・化学的状態を変更・集中する,  相転移, 熱膨張, 強力な酸化作用の利用,
           不活性環境, 複合材料の利用
  B6  対立マトリックスの内容説明
           対立マトリックス表

付録C  下位機能を実現する物理原理表・エネルギーと信号の変換、拡大、縮小表    [石濱 正男]  

 

 

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最終更新日 : 2008. 7.10.    連絡先: 中川 徹  nakagawa@ogu.ac.jp