TRIZホームページ新着情報
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2005年, 2004年, 2003年掲載分,
2002年, 2001年 2000年, 1999年, 1998年 掲載分)

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注:  ファイルが大きくなりすぎましたので、2018年掲載の新着情報を別ファイルに分離しました。(2021. 3.22)
注:  ファイルが大きくなりすぎましたので、2017年掲載の新着情報を別ファイルに分離しました。(2020. 2.13)
注:  ファイルが大きくなりすぎましたので、2015年および2016年掲載の新着情報を別ファイルに分離しました。(2018.12.13)
注:  ファイルが大きくなりすぎましたので、2014年掲載の新着情報を別ファイルに分離しました。(2017. 9.28)

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2009年掲載分 2008年掲載分 2007年掲載分 2006年掲載分   2005年掲載分 2004年掲載分 2003年掲載分 2002年掲載分 2001年掲載分 2000 年掲載分 1999年掲載分 1998年掲載分

 

総合目次  (A) Editorial (B) 参考文献・関連文献 リンク集 TRIZ関連サイトカタログ(日本) ニュース・活動 ソ フトツール (C) 論文・技術報告・解説 教材・講義ノート (D) フォーラム   サイト内検索 Generla Index 
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出版案内『TRIZ 実践と効用』シリーズ

CrePS体系資料 USITマニュアル/適用事例集 Ed Sickafus博士記念アーカイブズ WTSP プロジェクト 世界TRIZ関連サイトカタログ集 Home Page

特記情報 (本ホームページの趣旨など)

  編集者より: 『TRIZホームページ』の運用方針について (掲載: 2012. 4. 9) 

中川 徹 (『TRIZホームページ』編集者、大阪学院大学 名誉教授)、2012年4月 6日。 
このたび、大阪学院大学のご好意により、私の退職後も、この『TRIZホームページ』を大学サイト内で継続して運用することを許可いただきました。本Web サイトの運用は従来とまったく同様に行なう所存ですが、この機会に「運用方針」を明記しておきます。特に、本サイトの趣旨、ご寄稿の方法、記事の著作権について、ご利用に際してのルール、翻訳などのご協力のお願い、更新案内 (メールマガジン) の送付について、などを記述しております。今後ともどうぞよろしく、ご支援、ご愛読いただけますようお願いいたします。

  TRIZホームページ(TRIZ Home Page in Japan) の 満22年にあたって (中川 徹) (2020.11.11)

本ホームページを創設して11月1日で満22年になりました。国内外の多数の著者、訳者、読者の皆さまのご支援に感謝いたします。「創造的な問題解決の方法論」の理解と普及のための情報公開の場です。当初は「旧ソ連で技術分野のために開発されたTRIZ」の導入を目指しておりましたが、その後TRIZは、その内容や適用分野が拡張・発展するとともに、欧米や日本だけでなく、アジア諸国に広く普及しつつあります。私自身も、TRIZをやさしくしたUSIT法、「6箱方式」という新しいパラダイム、それをベースにしてさまざまな方法を統合する「創造的な問題解決の一般的方法論(CrePS)」へと展開してきました。人類文化の根底にある主要矛盾とその解決の方向を、「自由・愛・倫理」の関係として論文発表しましたのも、その一つの適用です。これらの流れを、「サイト紹介(特徴と主要記事)」 (2020.2.13)にまとめましたので、ご覧ください。

本ホームページは、非営利の立場で情報の公開による紹介・発信・交流を進めることを目的としております。ボランティアで開始し編集しておりますが、個人のホームページではなく、読者の皆さんの寄稿を掲載する「公共サイト(Public Web site)」として評価いただいてきました。また、和文と英文の並行したページ作りに努力して、日本と海外との協力関係を作ることを目指してきました。2012年には4つの「入口ページ」を作り、いろいろな読者の方に親しみやすくしました。さらに、2017年末から、世界TRIZサイトプロジェクト(WTSP)を提唱し、世界中のTRIZ関連サイトを紹介する「カタログ」を作tって来ました。今後も、「創造的な問題解決の方法と実践」に関して、世界の人たちと協力して、優れたサイト、優れた仕事を紹介して行きます。

読者の皆さんのさまざまな問題解決のために本ホームページを活用 いただけますと幸いです。ご寄稿をお待ちしております。

  編集者より: 親しみやすいホームページにするために: 4つの「入口ページ」を作りました  (掲載: 2012. 9. 7;10.17) 


新着情報  (最新のものが上に; 12ヶ月以内のもの。印 は3ヶ月以内)   (注 (中川、2014. 9. 7):印の期間を2ヶ月から3ヶ月に延長しました。)

    

2021年

編集者より: YouTubeに 『TRIZホームページ』チャンネル(中川 徹)を開設しました (2021. 7. 7)

このたび、ビデオ(動画)を配信するために、YouTubeサイトに、新しくチャンネルを開設しました。
『TRIZホームページ』チャンネル(中川 徹)  (YouTube内)    URL: https://www.youtube.com/channel/UCx_pLqJqSvZN3zv48bDhTYQ
先日のアート思考研究会での講演のビデオを6部に分けてアプロードしました。こんご、いままでのもの数編をはじめとして、折に触れて掲載していきます。ビデオの講演・撮影、編集、和・英での配信、など手探りの状況ですが、ご活用いただけますようお願いいたします。

講演: 創造的な問題解決の方法論:TRIZ とその発展  〜イノベーションのための科学的方法〜 (中川 徹、2021. 6.27) (講演スライドとビデオ) (2021. 7. 7)

先に案内しましたように、6月27日にアート思考研究会の定例研究会にて、表題の講演をいたしました。事前提出の講演ビデオ(92分)を流し、その後(時間を超過して)約45分熱心な質疑応答をいただきました。このビデオを6部構成にして、YouTubeサイトに新設した「『TRIZホームページ』チャンネル(中川 徹)」で公開しました。本ページでは、この6部構成の形で、各部の概要紹介、スライド画像、PDFファイル、(YouTube) ビデオを掲載しました。

本講演は、下記のような構成で、科学技術と「創造性技法」の現状から、TRIZとUSITを経て、「6箱方式」という「創造的問題解決の方法論の基本方式(パラダイム)」を見出した、ことを述べております。私の考察と研究の総まとめを、分かりやすく話したものです。多くの研究者・実践者の皆様に、ご検討・ご議論いただけますと幸いです。

Part (1/6) はじめに                   
Part (2/6) 科学技術と創造性技法の現在      
Part (3/6) TRIZ (発明問題解決の理論)      
Part (4/6) USIT (統合的構造化発明思考法)    
Part (5/6) 新しいパラダイム「6箱方式」       
Part (6/6) 習得と実践のために             

WTSP論文: 創造的問題解決の諸方法論のウェブサイト : 世界カタログ集の開発(WTSPプロジェクト)(中川 徹、Darrell Mann、Michael Orloff、 Simon Dewulf、 Simon Litvin、Valeri Souchkov) (2021.5.31)

本論文は、2017年12月以来、3年余をかけて行ってきました、世界TRIZ関連サイトプロジェクト(WTSP)の活動、成果、今後の方向を、きちんと体系的に記述したものです。日本TRIZ協会のTRIZシンポジウムや、欧州TRIZ協会の国際会議では毎年発表し、論文にもしてきましたが、日本創造学会での発表や論文投稿は初めてでした。そこで、プロジェクトの最初からの経過も含め、また、TRIZよりも広い範囲を意図していることを含めて、記述しています。TRIZおよび(便宜的にAround-TRIZと呼んでいる)「創造的問題解決の諸方法論」に関する、「世界のWebサイトのカタログ集を創る」プロジェクトです。論文やWebページでなく、「Webサイト」を情報源の単位として選択したことが、新しいことです。上記のような広範な分野の、学術的・実践的な優れたWebサイトを、世界レベルで俯瞰し、きちんと紹介する「カタログ集」を創るのです。ボランティア活動であり、多くの人が趣旨には賛同するけれども、「ビジョンが大きすぎて到底できないだろう」と思って実際の活動になかなか参加しない、という状況で進んできました。それでも、3年間で、「世界WTSPカタログ集」のベータ版を作成公表し、しっかりした構造と、その作成方法を確立しました。今後、さらに拡張・充実させるやり方も明示しています。---ぜひ、読んでみてください。

本編は、昨年11月1日に日本創造学会の第42回研究大会(東京、オンライン)で発表(予稿集掲載)したものを拡張・推敲したものです。12月21日に日本創造学会論文誌に投稿しました。ところが、2021年2月5日に、不採録の通知があり、同日(理由開示と)異議申し立てをし、編集委員長の指示に従い、2月9日に説明書を付けて再提出しました。しかし、残念なことに不採録となり、査読報告が5月26日に初めて示されました(経過概要および理由を末尾の編集ノート後記に記し、付属ページに私が提出しました異議申立て書と再提出説明書を収録しています)。そこで、やむなく本『TRIZホームページ』に初出の論文として、2月10日に投稿したままの形で、掲載する次第です。

案内: 「東京発明大学校」の設立準備(準備会会長 柳下和夫) について: 紹介(中川 徹) (2021. 5.24)

「東京発明大学校」という通信教育の大学校を、設立しようという提案が、柳下和夫氏からなされており、クラウドファンディングを呼び掛けています。掲載サイト:  READYFOR   https://readyfor.jp/projects/22seikigakkai/announcements

私は2006年に柳下氏に初めてお会いして以来、私からは『TRIZホームページ』の更新案内をお送りし、同氏からは『22世紀学会』の会合案内やメルマガをほぼ定期的に受け取ってきました。22世紀(80年後)を迎えたときに、世界と日本が(私たちの子孫が)豊かで活発な社会・生活を享受できるためには、今、いろいろなことを考えて実施していかなければならない。そのひとつが、日本では発明やイノベーションの土壌を強化することであり、そのために「発明大学校」を設立しようというのです。十分な経済基盤がない中での設立準備であり、上記のサイトで、クラウドファンディングを呼びかけています。同氏の経歴を反映して、賛同者には著名な実業家が多いのですが、発明の方法の面、学術的な面を強化する必要があると思い、私も賛同者になりました。設立の趣旨をお読みただいて、この「東京発明大学校」で教える・運営する立場から、あるいは学ぶ・利用する立場から、ご賛同いただける方が多いことを願っています。
問い合わせ先: info@jouhousouken.com (情報総合研究所) (なお、中川 徹にもCCください nakagawa@ogu.ac.jp ) 

報告: 本件のクラウドファンディングは、不成立となりました。計画の見直し、立て直しが必要です。(2021. 7. 1)

案内: 中川の講演予定: 「 創造的な問題解決の方法論:TRIZ とその発展 〜イノベーションのための科学的方法〜」(中川 徹)6月27日、アート思考研究会、Zoom開催、参加歓迎、無料 (2021. 5.24; 6.23; 7. 7)

下記のように、中川が久しぶりで、TRIZとその発展(USIT、6箱方式(CrePS))についての、講演(zoomのオンライン)をいたします。 わかりやすく体系的に話す予定ですので、ぜひ多くの方に聞いていただきたいと、願っております。
主催: 明治大学サービス創新研究所 アート思考研究会 (代表: 阪井和男教授)
日時: 2021年 6月27日 13:00 − 15:00 (Zoom によるオンライン開催)
対象: 学生、研究者、ビジネスパーソンなど、アート思考あるいは本講演テーマに興味 のある方は、どなたでも参加可能です
申し込み: 無料: 申込用サイト: Peatrix https://artthinkingjapan10.peatix.com/ 
アート思考研究会 サイト内案内: https://artthinkingjapan.org/meetings/2292/

講演スライド(62枚)を、PDFで事前に掲載しました (抜粋14枚を図でも)。無料ですので、どうぞご参加ください。 (2021. 6.23)

==> 講演の全スライドとビデオ(6部構成)を別ページに掲載しました  (2021. 7. 7)

WTSP: 各国のTRIZサイトのインターネットサーベイ(第4ラウンド)を開始しました ==> データ18か国(7.16現在)(中川 徹) (2021.5. 8; 5.15; 5.23; 6. 5; 6.17; 6.24; 7.16; 7.22)

本年度のWTSPの目標は、世界WTSPカタログ集のベータ版を強化することです。そのために、(1) 各サイトの魅力的で有用な紹介をサイトオーナーから得る、(2) 各国内でのチーム活動により、有用な各国WTSPカタログの原稿を作ることに注力します。また、これらを支援するために、各国内のTRIZサイトのサーベイを中川が行うことにしました。実際に、Yahooを使い、「TRIZ OR "Systematic Innovation"」をキーワードとした、検索を始めました。その方法は親ページに記述しています。まず 英国 (39サイトイタリア(50サイト)の結果を掲載しました。今後逐次各国のものを実施していきます。いくつかの例では、検索に言語を指定して(アラビア語、スペイン語、ポルトガル語など)、関連する数か国をまとめて扱っています。(2021. 7.16)

その後掲載した結果: ドイツ (68サイト) 、フランス (55サイト (2021. 5.15); ポーランド(50サイト) 、オーストラリア(23サイト) (5.23, 2021)、オランダ (33サイト) 、フィンランド (21サイト) 、韓国 (72サイト)(6. 5, 2021); カナダ(30サイト) 、台湾(45サイト)、タイ(31サイト)(6.17.2021); ベルギー(22サイト)、スウェーデン(19サイト) (2021. 6.24); イラン(64サイト)、アラビア語(22サイト)、スペイン語(57サイト)、ポルトガル語(45サイト) (2021. 7.16)

ポーランドのWTSPチームが、サイト検索を踏まえて自国のWTSP カタログを作成するための初期原稿を作りましたので、本サイトに掲載しました。各国での活動の参考になることを期待しています。(2021. 5.26)

各国のWTSPメンバー(参加申し込み書を提出した人)およびWTSP賛同者(参加の意思を正式に表明したが、参加申し込み書を未提出の人)のリストを、WTSPの組織のページ(A2)に掲載しました。各国(日本も)での協力した活動が期待されています。(2021. 7.22)

  論文: TRIZの課題と それに取り組むアプローチ(Simon Litvin, 中川 徹訳) (2021. 4.18)

本件は、Dr. Simon Litvinが、「TRIZを世界で推進するために」をテーマにしたオンラインワークショップ(MATRIZ MeetUP、 2021年 3月 23-24日) で発表したものです。今回の発表の全スライドは、英文ページ  に掲載しました。その目次は以下のようです(中川作成)。
1.  背景: 一般的な世界のトレンドと課題  
2.  世界でTRIZを推進し、売り込む上での重要な諸課題
3.  TRIZサービスのマーケティングと売り込み (推奨するTRIZの諸方法、 イノベーションを実際的にするためのTRIZの諸方法、  成果事例、 いくつかの統計データ、GEN TRIZプロジェクトの事例研究: コロンビアにおけるコーヒーの収穫装置、 イノベーションのトレーニングとファシリテーション、イノベーションプロジェクトの典型的提供コース、
4. まとめ:世界でTRIZを推進するために)
このうちの最初の3枚のスライド(目次の1.と2.)を和訳掲載します。非常に示唆に富む考察です。

彼は、アルトシュラーの弟子&共同研究者で、TRIZマスターの一人、90年代半ばからInvention Machine社のVP、Pragmatic Vision International 社のVP、Algorithm(ロシア)のCEO、GEN TRIZのCEO/President などとして、一貫してTRIZを現代化する諸方法の開発、コンサルティングとトレーニングなどに、実践的に携わっています。

また、今回、GEN TRIZ, LLCのサイト紹介(標準書式)の提出を受け、世界WTSPカタログ集に掲載しました (TN2F-07、◎)(A2P)。本件(英文)はサイトの詳細紹介を兼ねる位置づけで、カタログ集からのアクセスを設けています。

   出版案内:  『TRIZ 実践と効用 (5) イノベーションを成功させる組織の力―ICMM入門』 (Darrell Mann 著、中川 徹訳)   (2021. 4.18)

『TRIZ 実践と効用』シリーズ(クレプス研究所刊)の第5巻として、イノベーションを成功させるための教科書を和訳出版いたします。本書の位置づけと内容は、本サイトで2月〜3月に『イノベーション能力成熟度モデル (Innovation Capability Maturity Model (ICMM)) 入門編』 として、和訳全文を掲載して、紹介してきました。出版にあたり、表記のようにタイトルを調整しました。新たに著者が日本語版への前書き(ICMMの10年)および後書き(ICMMの未来へ)を寄稿して下さり、私の訳者前書きとともに本ページに掲載しております。
原著の出版から10年弱を経て、その後の状況を著者は新しい前書きと後書きで述べています。組織のイノベーションの能力を表す5つのレベルの概念(特徴)は不変で、当初は25の質問(選択肢5つ)に対する自己回答でレベルを判定していましたが、現在では、企業の公表情報(特許、報告書、インタビューなど)をソフトで意味解析し、外部から客観的にレベルを判定できている、と言います。また、各レベルを一段ずつ上がっていくためのノウハウの蓄積が進み、順次出版する計画だといいます。特に、イノベーションの抱負を持つスタートアップ(レベル0)が、基本的な企業(レベル1)を作り上げるためのノウハウについて、2020年6月に出版済みです。
現在のコロナ禍の危機の時代に、この日本語版が、皆さま個人のそして皆さまの組織の、イノベーション能力の向上と、イノベーションの実現・成功の糧になることを祈ります。
出版物は、ISBN978-4-907861-11-7、 ソフトカバー、B5版、128頁、定価(1800円+税)、Amazon.co.jpサイトで販売。なお、『TRIZ 実践と効用』(クレプス研究所刊)の出版案内ページも参照ください。

  WTSP:  Mails & Letters (2021年2月―3月) (中川 徹、Nikolay Shpakovsky (露), Simon Litvin (米), Michael Orloff (独), Christian Spraefico (伊), Michal Halas (ポーランド), Joanna Majchrzak (ポーランド))  (2021.3.24)  

WTSPプロジェクト関連で、各国の人々との通信を収録しています。前ページで概要を書きました、「WTSPプロジェクト/WTSPカタログの意義やメリットは何か?どのようにして、TRIZ専門家の人たちの協力を得るか?」というのが中心テーマです。中川の現状報告(2月23日)、Simon Litvinの問題提起(3月2日)、中川の応答(返答)(3月4日、6日)、Michael Orlofffの応答(3月4日、6日)などで、詳しく議論しています。

  WTSP:  ETRIA TFC2021 への発表アブストラクトと本年のWTSP計画について (中川 徹)  (2021.3.23)  

WTSPは今年が第4年度です。その基本方針として、現在の世界WTSPカタログのベータ版を拡張・強化することを掲げており、特に次の2点を目指します。
(a) 優れたWebサイト(特に◎〇レベル)の、魅力的で有用な紹介を、各サイトの責任者自身に書いてもらう。
(b) 各国のWTSPカタログの有用な原稿(調査者またはサイト責任者によるサイト紹介をまとめた形で) を、それぞれの国の有志によるWTSPチームによって作成してもらう。

ETRIA TFC2021 (2021年9月22−24日にイタリアのFree University of Bozen-Bolzanoがホストとなり、オンライン開催の予定)に、アブストラクトを送り、受理されました。TFC2021の特別な書式(良く考えて作られています)で書いています。英文ページ参照

ただ、WTSPの活動は、残念ながら、昨年10月以来僅かしか進んでいません。ある調査によると、「TRIZの専門家たちのあいだで、WTSPカタログが、意義(特に自分たちへのメリット)が分からない、人気がない」というのです。私は、「WTSPカタログは、まず第一に(TRIZと関連の方法論の)ユーザのために作る(そしてもちろんTRIZ等の専門家にも役に立つ)ものであり、TRIZ等の専門家たちが(優れたWebサイトを適切に選んで、魅力的で有用なサイト紹介をすることにより)より良くユーザに奉仕・提供すれば、それだけ多くユーザからのアクセスを得て(自分たち自身に)益がある」と説明しています。

世界中で、そして日本で、TRIZ関連のリーダ、実践者の皆さんのご協力をお願いします。いま、サイト紹介の「魅力的で、有用な」先駆例がぜひ必要なのです。

編集者より: 新着情報ファイルが大きくなりすぎましたので、2018年掲載分をアーカイブファイルに分離しました (2021. 3.23)

 Darrell Mann著作: 『イノベーション能力成熟度モデル (Innovation Capability Maturity Model (ICMM)) 入門編』 トップページ (Darrell Mann (英)著(2012年); 中川 徹訳) (2021. 2. 6; 2.16; 2.23; 3.20 掲載完了)  

私はDarrell Mann の技術分野を主とした「技術革新」の著作に傾倒し、和訳出版など、広く紹介してきました。しかし、その後の、ビジネス関連分野、および(体系的)イノベーション一般に関する彼の新しい著作をよく学べていませんでした。昨秋の彼のTRIZCON2020での講演を聞き、その発展の大きさに感銘をうけました。大いに反省して、いまそのいくつかを学び始めていて、和訳、掲載、出版をしていきたいと考えております。その最初が、この本書『イノベーション能力成熟度モデル(ICMM)』(2012年出版)です。著者から和訳出版の許可をいただき、出版を前提に、本ホームページへの事前掲載の許可を得ています。

Darrell Mannが、最初に技術分野、ついでビジネス分野で、TRIZとその発展(「体系的イノベーション」)を研究・実践・推進し、世界を飛び回ってコンサルティングをした16年間の実績をもとに本書をまとめています。イノベーションとは、「成功したステップチェンジ(階段状の変化)」であると定義しています。成功は、始めから終わりまでがうまく行く必要があり、全社の体制に依存する。階段状の変化とは、現行の知識・方法に基づく漸進・最適化で得られるものではなく、前提の知識・方法(常識的ルール)を破って初めて、得られる。常識を破り、かつ、全社的活動でないと、達成できない(だから困難で、イノベーションの試みの98%が失敗している)。組織のイノベーションの能力は、順次、階段状に、獲得されていく。多数の大企業・中小企業・政府機関などと協働し、コンサルティングし、調査した結果から、このICMMモデルをまとめています。本書は、イノベーションを本気でやろうとする個人や組織、特にトップマネージャの人たちに向けて書いています。非常に貴重な著作です。

本トップページには、本書の序文、目次を掲載しています。また、本ホームページでの和訳掲載状況、訳書で作った詳細目次などを開催しています。和訳は多難です(著者の構文が複雑で、いろいろ慣用句や口語的表現がありますので)。訳文中の、( )は著者の挿入句など、[ ]は訳者の補足です。(意訳や直訳を避けて)文の論理に細部まで忠実で、読みやすい(わかりやすい)訳を心掛けています。節以下の見出しを付け、文中の重要語句を太字にし、ところどころに段落の区切りを追加して、全体の構成を分かりやすくしております。もし、お気づきの改良点がありましたら、ご連絡ください。

 Darrell Mann: 『ICMM)』 第1章 はじめに(中川 徹訳)  (2021. 2. 6)

1.1  イノベーションの定義
1.2 イノベーションが失敗する原因を求めて
1.3  イノベーションが失敗する5つの主な理由
     (1) 製品/サービスにおける失敗、 (2) 市場の需要における失敗, 
     (3) 市場へのルートにおける失敗、 (4) 生産手段における失敗、 (5) 調整における失敗 
1.4  失敗要因の根底とイノベーションの基本的な性格

著者は、まず「イノベーション」を、「成功したステップチェンジ(階段状の変化)」 と定義します。「成功」とは、何らかの考えからスタートして、ものやサービスを創り、それがお客さん/世の中に受け入れられて、利益が得られないといけません。始めから終わりまでを測って、初めて成功が分かります。階段状の変化というのは、今までのもの(やその考え方)の線上での改良とは違って、非連続的な飛躍(ジャンプ)を意味します。
今まで常識と思っていた知識・方法・考え方の前提を破ることですから、常識・直感に反することがあります(必要です)。それは、適用技術の細部だけでなく、組織全体の考え方についても(順次)必要になります。だから、イノベーションは簡単には成功しないのです。イノベーションを起せる組織を創るには、どのように考え、どのように活動を積み上げていくとよいのかを、本書で説明しようとしています。

 Darrell Mann: 『ICMM)』 第2章 イノベーション能力成熟度モデル(ICMM)の哲学   (2021. 2. 6)

2.1  ソフトウエア開発の世界: 1980年代の状況とプロセス改善のための標準化
2.2  ソフトウエア開発分野での能力成熟度モデル(CMMI)
2.3  ソフトウェア開発の世界からイノベーションの世界へ: 新しいモデル
2.4  本書の構成: イノベーション能力成熟度モデル(CMMI)の5つのレベルと向上の「旅」

著者はまず1980年代のソフトウエア開発の難題続きの状況から話を始めます(ロールスロイスで彼自身が経験し、私も苦労しました)。90年代前半に、カーネギーメロン大学から、能力成熟度モデル (CMM)が出され、ソフト開発のプロセスを組織として管理していく段階的なやり方を示し、業界の重要な指針(標準)になっていきました。それは、本書のモデルの一つの先例(手本)となったのですが、イノベーションの分野にとっては、考え方として共通する部分と、異なる部分があることを著者は認識していきます。異なるのは、イノベーションでは、技術者よりも役員室にメッセージを届ける必要があること、サイロ(縦割り・専門組織)を作ろうとするのでなく壊す(壁を無くす)必要があること、始めから終わりまでのビジネスとしての評価が重要であること、などです。その新しい認識で、イノベーションの能力成熟度モデル(ICMM)が創られ、本書がまとめられました。特徴は、主たる対象を組織のリーダー、経営幹部に向けていること、イノベーションを起すための組織のあり方・考え方として、5つのはっきり区別できる(区別するべき)段階があること、その段階を一つずつ上がっていく組織の「旅」が必要であること、などです。

 Darrell Mann: 『ICMM)』 第3章 イノベーション総論  (2021. 2. 6)

3.1 イノベーションの中核プロセス: 6ステップのサイクル型プロセス
   
ステップ1: 感知する(Sense)、 ステップ2: 解釈する(Interpret)、 ステップ3: 設計する(Design)、
    ステップ4: 決定する(Decide)、 ステップ5: 調整する(Align)、 ステップ6: 応答する(Response)、
    ステップ1: 感知する(Sense)
3.2  サイクルを回す

本章では、どんなレベルであっても、イノベーションを達成するために、次の6ステップからなるサイクル型のプロセスを回すことが必要だと述べています。(1) まず、感知すること。自分の周りをできるだけ広く見張っていて、他の場所でステップチェンジが起こると、それが自分に「脅威」を与えるなら、自分のステップチェンジが必要になるでしょう。一方、自分たちがステップチェンジを起し、周りにそれを持ち込めば、自分の利益になるかもしれない。それは「機会」です。(2) 感知した「脅威」または「機会」を解釈して、自分たちが何をするべきか、イノベーション(ステップチェンジ)の目標を決めます。(3) その目標を達成できるだろうソリューションを一つまたは複数作り出すことが必要です。(4) そして、実行するべきソリューション(一つ)を決定します。良い案がなければ、やり直しです。(5) 実行するには、組織の人々の「心を捉える」体制作り、「調整」が必要です。(6) そして「応答」です。作りあげたソリューション(プロセスや製品やサービス)を実地に、顧客・市場・社会に提供します。その結果については、もちろん注視し、フィードバック、対処しなければなりません。それは(1)にもどり、次のサイクルが始まることです。このような6ステップのサイクルを回し、かつ競合他社(他者)より速いことが、イノベーションの競争には必要だと述べています。

 Darrell Mann: 『ICMM)』 第4章  S-カーブと非連続ジャンプ (2021. 2.16)

4.1  進化のS-カーブ、一つのS-カーブから新しいS-カーブへのシフト  
          進化のS-カーブとそのシフトはどこにでもある    S-カーブの表現、つぎのS-カーブとの位置関係
          新しいS-カーブへのジャンプが困難な理由      ジャンプをした先駆者・先例を求めて
4.2  「英雄の(S-カーブの)旅」 -- 世界の神話・文学に共通の人類の知恵
          Joseph Campbellの研究成果      「英雄の旅」:全体構造とS-カーブの非連続ジャンプとの関係
          「英雄の旅」の12の段階、注意するべきこと

「ステップチェンジ」を説明するには、「進化のS-カーブ」の概念が基礎にあります。任意のシステムの特性(特に効用・価値)の発達は、誕生から、成長、成熟まで、典型的なS字曲線(成長曲線)で表されます。成熟段階では、改良しようとしても良くならない、頭打ちの状況になります。このとき、なんらかの大きな変更により、新しいシステムが創りだされて進歩が起こります。ただ、新システムの誕生時には、その効用・価値がまだ、従来システムに及ばないのが、いつものことです。だから、多くの人、特に従来システムに尽力してきた人(や組織)は、なかなか新システムに移行しようと思いません。新システムを推進するには、自分がギャップ(「割れ目」)に飛び込むことが必要です。

この新システムの開発者が辿るプロセスが、実は、世界の神話や文学の原型と同様だということが明らかになりました。それは、Joseph Campbell (1904 -1987) による研究成果で、世界の諸民族の神話や文学が、すべて同一の基本的・原型的な筋書きを持っているというのです。その基本構造は、「英雄」が、冒険への召命を受け(自覚し)、周りからは拒否されますが、良き師に出会い、覚悟をきめて、閾(世界の境界)を越えます。「特別な世界」では、さまざまな敵がいて(味方は少なく)、内奥の洞窟での懐疑や、さまざまな試練(戦い、誘惑、呪縛など)を経て、ついに褒賞(「妙薬」、宝、不思議な力など)を獲得し、「通常の世界」への帰路につきます。それでもまだ多くの困難があり、人々の理解、共感を得るプロセスがあって、「妙薬」を携えての帰還が達成され、その「妙薬」が「新しい通常の世界」をもたらします。--この「英雄の旅」のいろいろな場面・エピソードが、新しいS-カーブへの飛躍のプロセスに示唆を与えてくれます。

 Darrell Mann: 『ICMM)』 第5章 (休憩1) 矛盾 (2021. 2.16)

5.1 問題を定義する方法: 「A or B」 でなく 「A and B」を考える 
     「A or B」の議論は、問題定義が間違っている   
    イノベーションを起す二つの方法: 新しい機能・属性の提供 と 矛盾の解決
     「A or B」でなく、「A and B」の問題定義へ    「イノベーション能力の旅」における矛盾
5.2 矛盾の課題を策定し、矛盾を解決する方法: 普遍的テンプレートの利用
    テンプレートによる記述法とその意味  
    矛盾を解決する方法(1) 「A and not A」の問題を「分離」によって解決する
    矛盾を解決する方法(2) (「B or C」でなく) 「B and C」の問題を「12の戦略」で解決する
    矛盾を解決する方法(3) 問題中の前提(理由付け)を「なぜ?本当に?」と挑戦する
    矛盾を解決するための心構え

私たちの周りには、「A か Bか?」で真っ向から対立している問題がいっぱいあります。集中化−非集中化、手取り足取り−自由放任、など [目下の問題では、「新型コロナウイルスの感染拡大徹底抑止 対 経済優先」の対立でしょう]。Aだけ、Bだけでは良くないことは明白で、(A+B)/2も満足できる解決にはなりません。何らかのやり方で「Aも Bも」ができないでしょうか?このような、「矛盾の問題」を解決したのが、イノベーションを起しているのです(イノベーションの90%が矛盾の解決によるもので、残り10%は新しい機能・属性の提供によるとわかりました)。

著者はまず、矛盾問題を定式化するための、簡潔なテンプレートを作りました。究極の矛盾を A と not A とし、A が必要な理由をB、 not Aが必要な理由をC、そしてBとCはともに理想の結果Dのために必要なのだ、と表現します。矛盾を解決する方法の第1は、「Aも not Aも」の問題です。このときには、時間的に分離して考えると、「Aも not Aも」が成り立つ時間帯があるのでないか?空間的に分離して、 「Aも not Aも」が成り立たないか?と考えます。第2の方法は、「Bか Cか」ではなく、「Bも Cも」を目指すことです。これには、全世界の特許や科学技術やビジネス事例の研究から抽出した戦略(TRIZでは40の発明原理を使うのですが)をまとめた12の戦略を順次適用してみよと言います。(システムやその一部を)分割する、統合する、適応させる、不均等にする、入れ子にする、代替する、逆にする、前後にする、フィードバックする、仲介する、(サイズや時間の)スケールを変える、形を変える、という12の戦略です。思いつくままにアイデアを書き留め、あとでそれらをいろいろに組合わせて、よい案を作って行きます。第3の方法は、「Aを必要とする理由は、B」、「Bを必要とする理由はD」などの論理に挑戦して、別の考え方・やり方・実行法を見つけ出すことです。問題を設定していた時に考えていた(仮定していた)ことに、見落としがあり、今まで考えていなかった解決策があったのだ、と気がつくのです。

以上の諸方法は、一見大変そうですが、一つ一つは実はいままでに見たことがある、やったことがあるような方法です。やればやるほど簡単にできるようになります。「矛盾」の問題は、何か月も何年も沢山の人がどうにもできなかった問題かもしれません。その解決にこれらの方法で挑戦し、イノベーションの核になるステップチェンジのアイデアを得るのです。[本章は、「矛盾問題」の定式化と解決法について、不慣れな人にも、経験者にも、驚くほど簡潔で明快な説明だと、思います。]

 Darrell Mann: 『ICMM)』 第6章 (休憩2) ハイプサイクル  (2021. 2.16)

6.1 ガートナーの「ハイプサイクル」     6.2 ハイプサイクルから見たTRIZとイノベーションの諸方法
6.3 進化のS-カーブ、ハイプサイクル、競合企業数の関係     6.4 ICMMの「英雄の旅」とハイプサイクルの関連

「ハイプサイクル」は、ガートナーが2008年に発表した概念で、すべての(注目される)技術やサービスは、その可視性(認知度)に関して、典型的な歴史的変化を辿るというのです。まず、テクノロジ―のトリガーがあって、その情報が「ハイプ」(誇大広告)とともに急速に広がり、「膨らんだ期待のピーク」に達します。しかし、実際に使い始めると、不満がでてきて、評価が落ちて行き、「幻滅の谷」に至ります。そこで消滅するものもありますが、いくらかのものは徐々に改善され、「啓蒙の坂」を上って行き、ついには高い評価を得て、「標準」とみなされるようになります。著者(Mann)は、イノベーションの方法論の多数も同様のハイプサイクルを辿ってきた(きている)ことを認識し、特に、イノベーション方法論で最も強力なTRIZの歴史経過を辿っています。「サムソンで9100万ドルを節約した」という公開情報(2002年)が、期待のピークであり、以後低下が続いており、「幻滅の谷」の近辺にあって、まだ、上昇の兆候がなく、困難な時期が続いていると述べています [2012年出版時]。

著者は、ハイプサイクルを、S-カーブおよび競合企業の数と関係づけたグラフを示し、「膨らんだ期待のピーク」はS-カーブの転換点に対応し、進化の成長が進むのか、それとも衰退に陥るのかの分岐点であると指摘しています。ICMMの各レベルは、一つのS-カーブで表され、同時に、一つのハイプサイクルで表されますから、「膨張した期待のピーク」および「幻滅の谷」の現象に大いに注意するべきだと、指摘しています。

 Darrell Mann: 『ICMM)』 第7章 私はいま、どこにいるのか?  (2021. 2.23)

7.1 イノベーション能力(ICMMレベル)の自己判定のための25の質問表

質問概要:  リーダーの役割、  成功する変化、  激動する市場の成功要因、  安定した市場の成功要因、  価値(Value)、  戦略の役割、  顧客ニーズの決定、  顧客以外のニーズの決定、  イノベーションの必要の決定、  イノベーションのタイミング、  目標と方向付け、  変化を現行ビジネスに統合、  顧客への正しい質問、  事業変更のための買い付け、  事業計画活動、  無駄(なもの)は?、  破壊的脅威に対する戦略、  厳しい状況でやる気にさせる、  錯綜したものを管理する、  未来の見方、  未来を予測する、  リソース(資源)、  学習、  成長、  リーダーシップ

7.2 質問表のスコアリングとICMMレベルの判定

レベル判定のやり方、 世界の事例、 スコア判定の作業表、 回答のスコア表

あなたおよびあなたの組織が、イノベーションに関連して、どのような意識を持っており、どのような活動方針と実情にあるのかを知ることは、著者がコンサルタントとして指導・助言するためにも、またあなたが本書のいろいろな記述から適切な記述を読み取るためにも、必要なことです。そこで、ここに25項目の質問表を掲載しています。質問の項目はその概要を詳細目次に示しました。5つの選択肢は、いろいろな著名な指導者たちの文から選ばれているものも多くあります。各選択肢の順番はランダムに配置し、イノベーション能力のレベルを直接には類推させない工夫がしてあります。できるだけ正直にお答えください。個別の回答は、(原書の各ページに記入欄がありますが)後述の「作業表」のページをコピーして、順次書き込むことをお勧めします。

すべての質問に回答してから、本章の最後のページの「スコア表」を使って、回答番号からスコアに変換し、「作業表」の指示に従って、記入していきます。そして、合計スコアから、ICMMのレベルの判定が得られます。世界の諸企業のレベル分布、および数件の著名なイノベーション企業の例を見ることもできます。次章以下を読み進む前に、ぜひこの自己判定をしてみることを、著者は勧めています。

 Darrell Mann: 『ICMM)』 第8章 ICMM (イノベーション能力成熟度モデル)の5つのレベル (2021. 2.23;3.20)

8.1 ICMMの5つのレベル

8.1.1 ICMM レベル1: 種を蒔く(Seeding)
8.1.2 ICMM レベル2: チャンピオンを作る (Championing)
8.1.3  ICMM レベル3: 管理する (Managing)
8.1.4 ICMM レベル4: 戦略化する (Strategising)
8.1.5 ICMM レベル5: 挑戦する (Venturing)

8.2 一歩下がってもう一度全体を見る

8.2.1 イノベーションプロジェクトのスケールの異なる5つのタイプ
             プロセスのイノベーション、 製品・サービスのイノベーション、 ビジネスユニットのイノベーション、
           組織経営のイノベーション、 社会のイノベーション、  
            ICMMの能力レベルで扱うとよいイノベーションのタイプが異なる
8.2.2  複雑なもの(Complicated) 対 錯綜したもの(Complex)
8.2.3  いくつかの書籍と諸方法  

8.3  ICMM(イノベーション能力成熟度モデル)の5つのレベルを要約する  (掲載: 2021. 3.20)

8.3.1   ICMM レベル1: 種を蒔く(Seedomg) 要約表 
8.3.2  ICMM レベル2:  チャンピオンを作る(Championing)  要約表
8.3.3  ICMM レベル3:  管理する(Managing)    要約表
8.3.4  ICMM レベル4   戦略化する(Strategising)   要約表 
8.3.5  ICMM レベル5   挑戦する (Venturing)  要約表

さて、本章がICMMモデルの本体の記述です。すなわち、組織のイノベーション能力が、5つのレベル(水準・段階)で表されること、各レベルの特徴、次のレベルに達するために克服するべき矛盾などを、記述しています。
レベル1 「種を蒔く」: 組織の経営陣はコミットせず、形の上だけで誰かに「イノベーション」の責任を負わせた段階です。この段階では、担当者の周りで(組織の主流とは距離をおいて)、小さくてもよいから成功の実績を創ることが大事です。
レベル2 「チャンピオンを作る」: 経営陣の認識が少し進み、イノベーションを担当する専任者ができ、活動を始めています。ツール群、メソッド群などの導入が行われ、組織内サポータのネットワーク作りもしています。専任者は「チャンピオン」として、成功事例を継続的に発信していくこと、特許出願の数などの客観的な計測値を示していくことなどが求められます。イノベーションが重要なビジネスプロセスであるとの認識を組織全体に広げていくことが大事です。
レベル3 「管理する」: 明確なイノベーションプロセスが実施され、リスクを抑えながら(管理しながら)進むことを可能にする段階です。「早く失敗し、前向きに失敗する」という考えが有効です。上級管理職が前のめりになり、ハイプ(誇大広告/誇大評価)と幻滅を起す危険があります。組織は、日々のビジネスを行い、同時にイノベーション能力の構築をしなければなりません。
レベル4 「戦略化する」: イノベーションが組織の経営戦略として、経営陣に認識されており、イノベーションの職務がキャリアアップの道と評価されています。イノベーションによって、ビジネスの将来の成功を実現することができると認識されています。大きな広い視野で、何をするべきかを考えることができなければなりません。
レベル5 「挑戦する」: 領域的には融通無碍、体制的には臨機応変の状況でしょう。組織として、コアスキルの外の領域にも積極的に取り組むことができます。状況が目まぐるしく変化する時期にも、比較的安定な(平衡的な)状況にも対応することができます。

5つのタイプのイノベーション」を認識しました。それは、対象とするもの、対象のスケール、結果の影響のしかたなどが、セットになって、5段階に拡大して行きます。
(1) プロセスのイノベーション: 組織内の製造や処理のしかた、よりよく作る・行う、組織内にしか見えない。
(2) 製品/サービスのイノベーション: 顧客に提供するもの、異なる(新しい)ものやサービス、顧客に見える・訴える。
(3) ビジネスユニットのイノベーション: 顧客に提供する一式のもの、異なる売り方、組織内の大きな単位での活動、顧客の広い範囲に見える。
(4) 組織経営のイノベーション: 組織を組織化するしかた、組織経営のしかた、組織内にしか見えない。
(5) 社会のイノベーション:  社会の体制・組織化・活動のしかたなど、伝統的に政治家や政府の領域、社会のすべての人に見える・関わる。
組織のICMMの能力レベル(1〜5)に対応して、成功する(可能性のある)イノベーションのタイプ(1〜5)がほぼ決まります。各能力レベルは、自分よりも高度な(スケールの大きい)イノベーションタイプを試行しようとすると、たいてい失敗します。

ついで、著者は「複雑なもの(Complicated)」と「錯綜したもの(Complex)」を対置して議論しています。Complicatedというのは、複雑だけれども、要素にばらしていき、再構成ができるようなもので、人工の機械などはほとんどこの範疇です。Complexというのは、要素にばらそうとすると、多くのものを(知らずに)省略してしまい、本質的な理解を誤るようなものです。人間の心理や社会に関わるものはたいていこの範疇にあります。Complexな問題の扱いに大いに注意するべきだと著者は言います。

さらに、イノベーションに関わる多数の文献・読み物について論じています。沢山の著者や本がいろいろなことを推奨していますが、読者は自分の組織の状況(具体的には、イノベーション能力のレベル)に応じて、採用するべきことと、するべきでないことが異なることに、注意しなければなりません。著者は、本書(具体的には8.3節の表)に、レベルごとの推奨本を区別して示しています。イノベーションの諸方法についても同様だと、言っています。

8.3節では、本章の記述のまとめとして各レベルの特徴を整理した大規模な表を示しています。記述の項目は、次のものです。
(A) McKinsey の組織モデルの7つのS (戦略、構造、システム、スタイル、スタッフ、スキル、共有価値)、(B) イノベーションの役割、(C) イノベーションの成功指標、(D) イノベーションのための方策、  (E) 支配的な矛盾、 (F) ハイプサイクルの特性、(G) マネジメントの教科書、 (H) イノベーションのツール。  

 Darrell Mann: 『ICMM)』 第9章 FAQ: よくある質問  (2021. 3.20)

第9章 FAQ: よくある質問

9.1  組織はこれらのレベルを「飛び越える」ことができますか?
9.2  レベル5は「最終レベル」ですか?  
9.3  なぜあなたは、現在のイノベーションの急増が(「断続平衡説」により)今後15年間続く、と言うのですか? 
9.4  15年間が経過するとどうなりますか?  
9.5  私の組織はレベル5にまで到達する必要がありますか? 
9.6  あなたの言っていることが真実だと、どのようにして知ることができますか?  
9.7  上司を説得するにはどうすればよいですか?
9.8  他にもすでに、イノベーション能力を測定するツールや方法が、多く存在していませんか?
9.9  これは私自身にはどれくらいの費用がかかりますか?
9.10  これにはどのくらい時間がかかりますか? 

著者がこのICMMモデルを作り上げるまでに受けたさまざまな質問を、上記のように整理して、丁寧に答えています。その要点の一部は次のようです。
A1: レベルの「飛び越え」は、はっきり「No! 不可能!」です。先例の諸組織から学ぶのがベスト。
A2: レベル6の実例はまだありませんが、敏捷性と安定性の矛盾を乗り越えて、「予知する」という段階が予想されます。
A5: どのレベルまで進むべきかは、その組織の役割と(業界・業種によって異なる)相対的な競争に依存します。
A6: 理論的な説明や、沢山のケーススタディを見せても、納得しない人は多いです。自分の問題で、自分であるいは(コンサルタントなどの)指導を受けて、解決すると、初めて納得できます。自分の問題が特別なのではなく、あるレベルまで抽象化すると、まったく同じ問題なのだとわかります。
A7: 上司へのアプローチのしかたは、自分の組織のICMMレベルで違います。レベル1では、説得しようとせず、自分の実績を作るのが良いのです。
A8: 本書のイノベーションの方法は、大量(350万件)の調査分析データに基づいています。[訳注を参照ください。]そのような実証性を持つのは本書の記述だけです。
A10: ICMMのレベルを上げるのは、組織の文化を変えることです。1段向上するのに10−50か月程度かかります。組織形態、ICMMレベル、トップの推進意志などによっていろいろ違います。今までの実績の表を示しています。

 Darrell Mann: 『ICMM)』 第10章 さて、これから何を?、 第11章 参考文献、 第12章 連絡先  (2021. 3.20)

第10章  さて、これから何を?

第11章  参考文献、文献目録、読書案内

11.1  一般的な参考文献
11.2  本書に引用した参考文献    

第12章  グローバルな連絡先

10章では、これからのやり方として、(1) 自分の組織のレベルと自分たちの力量を知っているなら、自力でイノベーション能力の向上に取り組むのも良いでしょう。(2) 自分の組織のレベルの外部評価を受けることもできます。(3) ICMM導入の最初のワークショップを開催するやり方もあります。コンサルティングはその後の話です。

11.1節では、マネジメントとイノベーションに関する、「クラシック」と呼べる教科書を15編リストしています [Amazonで調べて、出版されている和訳書を補足しました]。 11.2節には、本書の中で引用した参考文献9種のリストを示します。

12章で、本件のICMM(イノベーション能力成熟度モデル)を国際標準にしたいと考え、そのための組織の連絡先を書いています。[いまは著者Darrell Mann のサイトだけです。] 最後に、本書(原書)の表紙を自ら制作したDarrell Mannがその趣旨を詩にしています。

 

[編集ノート(中川 徹、2021.3.20): 以上で、本書の和訳とその掲載を完了しました。できるだけ早くに本の形式でも、出版・販売したいと計画しています。出版後も、本『TRIZホームページ』での無料公開を継続するつもりでおります。この点を許容いただきました原著者Darrell Mann 教授に厚く感謝いたします。ご活用ください。]

[編集ノート(中川 徹、2021.4.18): 日本語版を出版しました。書名は、『TRIZ 実践と効用 (5) イノベーションを成功させる組織の力―ICMM入門』。新ページの出版案内(2021. 4.18) を参照ください。]

編集者より: ご挨拶: 新年にあたって (2021年)(中川 徹) (2021. 1. 5)  


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迎春、 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
3年間続けてきました「世界TRIZ関連サイトプロジェクト(WTSP)」は、しっかりした「世界WTSPカタログ集」のベータ版ができました。秋の学会がすべてオンラインになり、1か月余の間に、ロシア、米国、ルーマニア、台湾、日本の全5学会で、発表しました。さらに拡充が必要です。
コロナ禍が引き起こし、拡大しつつある世界的な危機の時代に、Darrell Mannの最近の著作が指針を与えてくれます。和訳紹介・出版の努力を開始しました。
 皆さまのご健康、ご多幸、ご活躍をお祈りいたします。
          2021 年 元旦    中川  徹
 

 TRIZCON発表: TRIZの将来方向: コロナ禍の危機と将来: 社会・ビジネス・イノベーション・TRIZ  (原題: Mapping the Un-Mappable: The History Of TRIZ 2020-2030) (Darrell Mann (英); 和訳:中川 徹) (2021. 1. 5)  

本ページは、Darrell Mann が米国のTRIZCON2020 (2020.10. 6-7、オンライン)で発表した講演の全体を、彼が忠実に文字起こしし、ここにスライドとテキストを並行させて掲載したものです。英文ページと和文ページ(スライドはまだ英文)を掲載しています。
本発表でDarrell Mann は、新型コロナウイルス禍の全世界にわたる大きな深刻な危機、4−5年は続くだろう厳しい状況にあって、真の(その場しのぎでない)イノベーションを支援・リードしていくために、イノベーションをリードするべき者たち、「TRIZコミュニティ」が考え、努力して行くべき方向を熱く論じています。(自他の)いくつもの「世の中」を表現するモデル(理論)を用いて、大きな視野で捉えていることが特徴です。非常に示唆に富む重要な講演と私は思います。ぜひ、お読みになってください。
Darrell Mannの発表は、非常によく構成されています。しかし、スライドが47枚ありますので、やはりその構成を(スライド単位での)目次で示すことが、読者にとってわかりやすいと判断しました。また、著者の意図をより明瞭に伝えるために、原題の他に、新しい題名をあえてつけております。
なお、著者が学会発表後に、この講演の主要部を論文としてまとめ、著者のメルマガ Systematic Innovation e-Zineに掲載しました。その論文を著者の許可を得て、英文および和訳して、本ホームページにすでに掲載しています (2020.11.25)。掲載に至る経過、意義、私の感想などを、そのページに書いておりますので、参照ください。 そこでの記述と少し重複しますが、本講演の全文掲載に至った過程を、本ページ末尾の「編集ノート追記」に説明しておきます。

 

    

2020年

  WTSP:  サイト詳細紹介: 『TRIZ Power Tools』 (Larry Ball) (TN2F-06) (2020.12.23)  

Larry Ball  は、WTSP 世界TRIZ関連サイトカタログ集の中で、最重要サイト◎の一つと評価されている、素晴らしいサイト『TRIZ Power Tools』 (TN2F-06) の主著者です。私はずっと前から彼の仕事に注目しており、2006-2007年に彼の『階層化TRIZアルゴリズム』を高原利生さんと共に和訳して本ホームページに連載し(2014年に出版)、また、2007年の第3回日本TRIZシンポジウムで基調講演をして貰いました。
このたび、WTSPカタログ集掲載にあたって、彼の新しいサイト『TRIZ Power Tools』の紹介記述を依頼しましたところ、早速に、標準書式での紹介(b) と自由書式での詳細紹介(c) を送ってきてくれました。そこで、WTSPニュース2020の中に独立ページを作り、記録の一式、すなわち、(a) サイトの簡単な紹介(中川、2019.9)、 (b) 標準書式記述 (A4 1頁)、(c) 自由書式詳細紹介、および (d) 以前の交流と参考文献(2003-2014)、 (e) 最近のLarry Ball と中川の通信(2020. 8 - 12) を掲載しました。また、WTSP 世界カタログ集(例えば、(A1)(A1P)(B1)(B1P)など)のサイト記述を更新しております。なお、紹介原稿は8月下旬にもらっていたのですが、通信の行き違いのために、本掲載が12月下旬になり、お詫びします。今後とも、世界WTSPカタログ集および『TRIZ Power Tools』を活用下さい。

 論文: TRIZの将来方向: マッピングできないものをマッピングする: TRIZの歴史2020〜2030年 (Darrell Mann, Mubashar Rashid (英); 和訳:中川 徹)  (2020.11.25) 

本論文は、Darrell Mann が米国のTRIZCON2020 (米国、オンライン、2020年10月6-7日)で発表した同名の講演を、拡張して、同氏のメルマガSystematic Innovation e-Zineで論文として公表したものです。私は、TRIZCON2020で発表しましたので、Mann のビデオ講演を事前に聞くことができ、非常に大事な論文だと認識しました。そこで、9月20日に著者とAltsuller Inst.に、TRIZCON講演ビデオの文章化と、和英での本ホームページの事後掲載を申請して、快諾を得ました。その後 10月3日に、著者が本論文のプレプリントを送って来てくれました。10月末に和訳し、和訳版と英文版の、本『TRIZホームページ』への掲載許可をもらいました。

著者は、新型コロナウイルス禍の全世界にわたる大きな深刻な危機、4−5年は続くだろう厳しい状況にあって、真の(その場しのぎでない)イノベーションを支援・リードしていくために、イノベーションをリードするべき者たち、「TRIZコミュニティ」が考え、努力して行くべき方向を熱く論じています。目次は次のようです。
はじめに: [新型コロナウイルスによる危機] [危機とイノベーション]
1. 社会レベルでの課題:  [ドミノ倒し] [災害サイクルとその6つのフェーズ] [イノベーションの時期]
2. ビジネスレベルの課題:  [20世紀の目標は「効率化」/21世紀は「有効性最大化」]  [複雑性(輻輳性)状況モデル(CLM)] [危機遭遇企業の「K字型3パターン」] 
3. イノベーションの課題:  [「優れた運用」とイノベーション] [イノベーションを再定義する] [イノベーション能力成熟度モデル(ICMM)]  [ガートナーのハイプサイクルとTRIZの位置] [TRIZが幻滅の谷から抜け出すには] [TRIZとSystematic Innovation(SI)の進化の方向] [「輻輳性」と両立する戦略]  [「TRIZコミュニティ」が4−5年かけてするべきこと]
この論文には、(以前に和訳出版しました『(1A) 体系的技術革新』と『 (2A) 新版矛盾マトリックス Matrix2010』以後に) Darrell Mannが論じてきている多くの重要な考え方が出てきています。Mannのこの十数年の多数の著作に記された概念や実践法を、私自身がもっと学び、和訳紹介して行かねばならないと、強く感じました(「編集ノート追記」を参照ください)。

  WTSP:  世界WTSPカタログ集を拡張・改良するための、さらに一層の仕上げ作業について (中川 徹)  (2020.11.22) 

最近の5つの国際・国内学会で報告しました ように、WTSPプロジェクトは、TRIZサイトおよびTRIZ 周辺サイトの世界WTSPカタログ集のベータ版 を作成し、それらを拡張・改良するための、さらに一層の仕上げ作業についての方針を明確にしました。それらの作業を容易にするために、このたび、「(A4) 世界WTSPカタログ集を作成するためのガイドライン  を丁寧に更新し、一歩一歩の過程の説明、テンプレート、記述例への参照などを充実させました。

今回作成したこの新しいページは、そのような作業・活動に読者の皆さんを導くためのもので、ETRIA TFC2020での発表のスライド8枚を使って説明しています。その目次は次のようです。
1. 世界WTSPカタログ集(ベータ版、2020年6月)
2. ユーザからの3つの基本要件
3. 各国/世界WTSPカタログ集を作成するための実践ガイド
4.  サイトの評価法
5.   サイト紹介(3b) 標準書式、サイト責任者が記載 (必須)
6.   サイト紹介(3c) 自由書式による詳しい紹介、サイト責任者が記載 (随意)
7. 各国/世界WTSPカタログ集のための原稿の作成
8. まとめ: 一緒に!連携して!! 働いて行きましょう

 WTSP学会発表(2020年秋、5つの学会): 世界TRIZ関連サイトプロジェクト(WTSP)(第3報): 世界WTSPカタログ集: TRIZサイトとTRIZ周辺サイト: ベータ版(2020年6月)とその拡張(中川 徹、Darrell Mann、Michael Orloff、 Simon Dewulf、 Simon Litvin、 Valeri Souchkov)  (2020.11.11) 

今年は新型コロナウイルスの世界大流行のために、渡航や集会が禁止・抑制され、国際会議や国内学会が通常の開催ができず、オンラインでの開催になりました。遠隔からネットワーク経由で参加・発表ができます。その結果、この秋(9月下旬〜11月初め)に下表のように、4つの国際会議(ロシア、米国、ルーマニア、台湾)と1つの国内学会に参加・発表しました。WTSPプロジェクトの第3年次の報告とアピールであり、基本は同じですが、対象地域・聴衆を考慮して、タイトル、重点、モチーフなどを調整しています。論文、スライドの他に、発表ビデオを作りましたので、わかりやすくなっています。

学会

場所、時 

発表タイトル 本サイトの主掲載ページ

掲載資料 

(1) MATRIZ Online Forum 2020  

ロシア(モスクワ)、2020. 9.24-27

Catalogs of TRIZ-related Sites in the World Built by the Voluntary WTSP Project

(1) MOF2020 (2020.11.11)

 

発表スライド (28 スライド) (英文)(PDF) ;
発表スライドダイジェスト版 (13 スライド) (露文)(HTML) , (PDF)

(2) Altshuller Inst. TRIZCON2020  

米国(ボストン)、2020.10. 6-7

World Catalogs of TRIZ Sites and Around-TRIZ Sites
Built by the Voluntary WTSP Project

(2) TRIZCON2020 (2020.11.11)

発表スライド(28スライド)(英文)(PDF)
ビデオスライドショー (28 枚, 38 分) (英文) (MP4)  

(3) ETRIA TRIZ Future Conf. 2020  

ルーマニア、2020.10.14-16

World TRIZ-related Sites Project (WTSP)(3): World WTSP Catalogs of TRIZ and Around-TRIZ Sites: First Edition (2019) and Its Further Enhancement

[発表では: Beta Edition (Jun. 2020).]

(3) ETRIA TFC2020 (2020.11.11)

論文 (英文)(HTML) ;
論文(出版) (英文) (PDF) ;
発表スライド(28 枚) (英文)(HTML) ;
(PDF) ;
ビデオスライドショー (28 枚, 32 分) (英文) (MP4)

(4) I-SIM Intern'l Conf. Systematic Innovation (ICSI) 2020  

台湾、2020.10.23-24

World WTSP Catalogs of TRIZ Sites and Around-TRIZ Sites: We Can Learn A Lot through These Active Information Sources

(4) ICSI2020 (2020.11.11)

発表スライド(13 枚) (英文) (HTML);
(PDF) ;
ビデオスライドショー (13 枚, 15 分) (英文) (MP4)

(5) 日本創造学会 第42回研究大会

東京、2020.10.31 - 11. 1

創造的問題解決の諸方法論のウェブサイト:
世界カタログ集の開発(WTSPプロジェクト)

(5) JCS 2020
(2020.11.11),

 (2020.11.11)

論文(8頁)(和文)(HTML)
(PDF) 
スライド (26 枚) (和文)(HTML) ; (PDF)
ビデオスライドショー(22 分) (和文)

日本の読者の皆さんには、上記(5)の日本創造学会の研究大会での、ビデオ→スライド→論文の順に読んでいただけば、最もわかりやすいでしょう。プロジェクトの目標、カタログ作成の経過、TRIZおよびTRIZ周辺Webサイトの世界カタログ(ベータ版)、基本要件の再考と作成法の再確認、改良・拡張のための方策と協力要請の順に書いています。ユーザから高い評価を得ていますが、あと一層の拡張が必要です。サイトオーナーによるサイト紹介と、各国・各分野のチーム活動を作ることが、第4年度の焦点です。WTSP世界カタログは、多くの人々の役に立ち、私たち自身にも有益です。一緒に!連携して!!働いて行きましょう。

  TRIZホームページ(TRIZ Home Page in Japan) の 満22年にあたって (中川 徹) (2020.11.11) [上掲]

 WTSP (日本): サイト詳細紹介 「MOST合同会社(山口和也)」 (2020.9.29)

本ページは、WTSPカタログ(日本の部)の JP-10 MOST 合同会社の山口和也さんのサイト紹介原稿の一式をまとめたものです。WTSPカタログでのサイト紹介のやり方を明示するために、ここには以下の全段階のものを並べています。
(a) 第三者による紹介(自由記述、約15行) 中川 徹、2018.3.17
(b) サイト主宰者による、標準書式のサイト紹介(A4 1頁)、山口和也、2020.8.20
(c) サイト主宰者による、くわしいサイト紹介(自由書式、A4 16頁)、山口和也、2020.8.31

この(c)の紹介は「私の経験・実績に基づく信念:「あなたも、 難題を100%解決出来る!」」という、誇張ではないのかと驚くばかりの文ですが、懇切に説得力を持って、語っておられます。ぜひ、この紹介を読んでみてください。そしてさらに、MOST合同会社のホームページを訪問してみてください。

 WTSP (日本): 世界WTSPカタログ集(日本の部)トップページ (中川 徹) (2020.9.29)(2019.7.14)

英文で作成してきた「世界TRIZ関連サイトカタログ集」の「日本の部」のページの和文版です。今回は和文版の一部が英文版に先行しています。インデクスのページ、(全サイトの)サイト記述のページ(第三者(中川)の簡単な紹介(a)と(提出された)標準書式(A4 1頁、(b))にアクセスできます。TRIZサイト12件、TRIZ周辺サイト14件を掲載しています。さらに、サイト責任者が提出した個別サイトの詳細記述のページ(自由書式、2〜5頁(越えてもよい)) に直接アクセスできます。詳細記述は、現在、JP-01 TRIZホームページ(中川 徹)と、JP-10 MOST合同会社(山口和也)の2件です。全サイトの責任者に、サイトの詳細記述の寄稿をお願いしています。
なお、世界カタログ(日本の部)は、世界の人々に知っていただくために精選したもので、そのベースは、2018年3月に作成・公開した「日本WTSPカタログ」(全92サイト掲載)です。和文、英文。ご活用下さい。

 WTSP: 世界のロシア語TRIZサイトの一覧(改訂版)(Michael Orloff) (2020.8.19)

ロシア語で書かれているTRIZサイトの一覧です。ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドバ、ドイツ、オランダ、韓国などで作られた55サイトを整理し、簡単に紹介しています。昨年7月にOrloffが作成した38サイトの一覧を改訂したものです。各サイトオーナーがチェックしていますが、標準書式でのサイト紹介は得られていません。ともかく、現在のロシア圏でのTRIZの活動と内容の全貌を知ることができる、貴重な情報源です。--- [注(中川、2020. 9.30) サイトの役割のデータに不備があるため、世界カタログ(A)(B)にはまだ改訂版を反映していません。]

 総説: 世界のTRIZ: 歴史、現在の状況、今日の課題 (Valeri Souchkov (オランダ)、2016) (和訳・コメント: 中川 徹) (2020. 8.10) (2020. 8.14)

本編は、Valeri Souchokov の2016年のロシアでの学会の基調講演の論文であり、同氏のホームページに掲載されています。私は2018年に興味深く読みましたが、最近読み返して、重要と思い、和訳しました。同氏はTRIZマスターであり、ベラルーシの出身で、オランダに拠点を置き、全世界にわたってTRIZと体系的イノベーションの、コンサルティング・トレーニング・教育・普及活動をしています。その内容は非常に豊富です。
(1) 1990年代初め以後の西側世界への普及の歴史を、ソフト製品の開発・販促、西ヨーロッパでの学術界の関心、TRIZ企業(コンサルなど)の勃興と大企業の導入、TRIZネットワークの形成と国際的・各国のTRIZ協会の発展として説明しています。
(2) 現状については、産業界のTRIZ (世界の大企業と中小企業での位置づけ)、TRIZと教育(大学での教育、専門(職業)教育=トレーニング、遠隔教育)(同氏自身の教育方法が興味深い)、科学とTRIZ(「TRIZは科学と言えるか?」についての学術界との議論の帰結)、非技術分野のTRIZ(ビジネス、マネジメント分野への進出)などを論じています。
(3) 今日の課題としては、 「TRIZの普及が(近年)遅くなってきている主要な理由」を多面的に論じています。市場に関連しては、「TRIZの市場が当初の期待よりもずっと小さい」「TRIZの提示のしかたが適切でないことがある」など。TRIZ自身の問題として、「TRIZはビジネスプロセスに実装する準備ができていない」「TRIZの道具(方法)の複雑さのために、教育に長期間を要する」など。ビジネス環境への適合に関して、「イノベーションを支援する他の諸方法とTRIZを統合するのが弱い」「TRIZユーザーの年齢層が高い」など。
結論部では、ダボスの世界経済フォーラムの提言を引用して、「2020年に最も要求されるスキルの上位3項は、複雑な問題の解決、批判的思考、創造性である」といい、TRIZはこれに答えようとしていると指摘している。思考のスキルこそ大事なのだ、という。

私は、編集ノート追記で、主に2項目を書きました。(a) Souchkovが記述している「韓国(特にサムソン)がTRIZを全社導入して、世界経済に躍り出る原動力になった」点は大事だと思います。日本のTRIZは韓国のTRIZといろいろな交流があったのですが、韓国のやり方を日本に取り入れることができなかった。日本文化にいくつかの盲点・弱点があると思います。(b) Souchkovは、TRIZが市場に出ていく過程で、新しい問題・分野に対応するために、新しい方法を作っていったことを述べています。しかしそれと同時に、旧来の(古典的)TRIZを見直す作業が必要ですが、彼はそれを論じず、「TRIZを簡略化しようとする試み」を非常に軽んじています。「TRIZのエッセンス」を明確にし、理論のレベルでも方法のレベルでも、エッセンスを表現し、教え、使っていくことが大事です。それは拡大・複雑化の方向とは逆に、(抽象レベルを上げることによって)濃縮・簡素化することです。日本で私はこの方向に努力し、USITベースでの問題解決プロセスの簡略化、TRIZの諸解法をばらしてUSITオペレータ体系に再統合、創造的問題解決の新しいパラダイムとして「6箱方式」の提唱などをしてきました。エッセンスに立ち戻ることによって、新しい大きな視野が開けたのです。

 世界と日本のTRIZ関連学会の開催スケジュールの概要  (2020. 7.23)

新型コロナ禍のため、ほとんどの国際会議が、オンライン(または会場とオンラインの併用)で開催の予定。
MATRIZ Online Forum (9月25−28日)、Altshuller Institute TRIZCON (10月6−7日)、ETRIA TFC (10月14-17日)、I-SIM ICSI (10月23-24日)。
日本TRIZ協会 TRIZシンポジウム(来年に延期、代わりにオンラインセミナー予定)、日本創造学会 研究大会(10月31日-11月1日)。

 WTSP:   各サイトの紹介記述をサイトオーナーに依頼する理由(Michal Orloff と中川 徹の交信記録) (2020. 7.23)

WTSPプロジェクトでは、β版をさらに強化・改良しようとしているのですが、「その作業は非常に困難に見える。本当に必要なのか?」とWTSPのGlobal Co-editorの一人Michael Orloffが問題提起しました。6月1日から7月10日にかけて、彼と私が議論した一連のメールを記録したものです。TRIZ関連サイトカタログ集が、ユーザに役に立つには、2つの要求を満たす必要があります。(1)良いサイトをきちんと集めて、評価選択している。==> 各国の多数の専門家の協力を得ることが不可欠。 (2)各サイトが適切に紹介してある。==> 他者(調査者)が記述するのは、随分の労力を必要とし、3〜10行程度の記述が精々。各サイトのオーナーに記述して貰うのがよい。A4 1頁の標準書式に、ぜひ記述して貰いたい。本当に充実したサイトの場合には、これでは到底足りない。自由書式で、図や表なども使い2〜5頁程度の記述をしてもらえるとよい。これに努力する。
ホテルのカタログでも、旅行案内でも、本当に良いカタログには、当事者が「ぜひ載せて欲しい」と言ってくる。最重要なサイトについて、良い・適切な記述の事例を作ること、先例を作ることが、大事。それが突破口になる。優れたカタログ集を持つことは、世界のユーザーにとっても、世界の専門家にとっても、大いに有益なことである。

 世界WTSPカタログ集 -- β版を完成しました。二つの柱(TRIZサイトカタログ集とTRIZ周辺サイトカタログ集)を持ち、印刷用カタログ集(◎〇)があります(中川 徹)   (2020. 6.30); 紹介;カタログ集説明 (2020. 7.15)

世界WTSPカタログ集(2020年6月版)を完成しました。つぎの一覧のように、8つの索引/カタログのWebページで構成しています。

(A) 世界TRIZサイト カタログ集 
  (A1) 世界TRIZサイト トップ索引(◎) 
  (A2) 世界TRIZサイト 基本索引(◎○)  -- (◎ 23 サイト, ○ 39 サイト)
  (A1P) 世界TRIZサイト トップカタログ(◎)印刷用   (2020. 6. 7)
  (A2P) 世界TRIZサイト 基本カタログ(◎○)印刷用   (2020. 6.30)
(C) 世界TRIZ周辺サイト カタログ集 
  (C1) 世界TRIZ周辺サイト トップ索引(◎) 
  (C2) 世界TRIZ周辺サイト 基本索引(◎○)  -- (◎ 33 サイト, ○ 127 サイト, □ 19 サイト)
  (C1P) 世界TRIZ周辺サイト トップカタログ(◎)印刷用   (2020.6.15)
  (C2P) 世界TRIZ周辺サイト 基本カタログ(◎○)印刷用   (2020.6.30)

これらのカタログ集内のデータそのものは、2019年10月版から、残念ながら、少ししか増えていません。しかし、使い勝手はずっと改良されています。「索引」ページ(すなわち、(A1)(A2)(C1)(C2))は、多数のサイトを分類・配列した索引の表からなり、各サイトの記述は、ハイパーリンクをクリックして、元のサイト記述ファイルに見に行きます。他方、「カタログ(印刷用)」のページ(すなわち、(A1P)(A2P)(C1P)(C2P))は、サイトの索引の表とともに、全サイトの記述をそのページ内に持ち、索引の順番に並べられています。この「カタログ(印刷用)」のページはWTSPサイトでも使えますが、それとともにPDFファイルを、無料・登録不要でダウンロードできます(著作権はWTSPプロジェクトが保持しています)。このPDFファイルは、(印刷して)読むのに便利ですし、皆さんのPC上でハイパーリンクを使って、内部のサイト記述へのアクセス、外部サイトへのアクセスが自由にできます。

このように、「世界WTSPカタログ集」はいまや「ベータ版」の段階に達し、沢山のユーザー、実践者、専門家の皆さんに実際に使っていただけるものになりました。学習に、また仕事の中での実践のために、どうぞご活用ください。お使いになって、コメントや提案・寄稿をいただけますと幸いです。私たちは、TRIZおよび関連の諸方法論の分野で活動している、多くの人々と協力して、この「世界WTSPカタログ集」をさらに拡張・改良していきます。どうぞ、「世界WTSPカタログ集」をご活用下さい、そして、一緒に、連携して、働いて行きましょう。

本件の案内を和文ページにし、またそのPDF版(A4 1頁)を作りました。どうぞ知り合いの方にご紹介・転送下さい。

これを機に、英文・和文のサイトをいろいろ改良しました。いままでのWTSPプロジェクトのサイトは、「カタログ集を作るための活動」を主目的としていました(親ページはWTSPプロジェクト索引ページ )。今回、カタログ集(ベータ版)が完成しましたので、「カタログ集を読み・使う」ことを目的とする、ユーザのための便利なサイトを作り上げました(その親ページは「世界TRIZ関連サイトカタログ集」 です)。英文サイトでは上記のようにカタログ集の全体を掲載し、必要な説明を詳しくつけています。和文サイトでは、カタログ集の親ページ を作り、原資料の説明とフォルダ構成、カタログ集の構成と使い方、世界TRIZサイトカタログ集(A)の使い方・読み方、世界TRIZ周辺サイトカタログ集(C)の使い方・読み方、今後の拡張・改良計画等を説明しています。また、主要ページの下部のリンク表を更新し、『TRIZホームページ』のトップページからも、「世界TRIZサイトカタログ集」 と「日本TRIZ関連サイトカタログ集」 に直接アクセスできるようにしました。どうぞご活用下さい。(2020. 7.15)

 世界WTSPカタログ集 (C1P) 世界TRIZ周辺サイトトップカタログ(◎)印刷用を作成 (中川 徹) (2020. 6.15) 

ここに、世界WTSPカタログ集の第2の柱である、世界TRIZ周辺サイトカタログ集を掲載します。私たちのWTSPプロジェクト は、TRIZのコミュニティでスタートしましたが、その周辺のさまざまな方法論についての広い視野を持ち、それらをも一緒に統合的に、協調的に使用し、研究開発していきたいと考えています。「TRIZ周辺サイト」のサーベイには、つぎのようなキーワードを使いました。(a) 創造的思考法、(b) 創造的/革新的/体系的 問題解決、(c) イノベーション プロセス/戦略/方法/管理、(d) 品質/価値/コスト/生産性 工学/管理、(e) 特許 分析/マッピング/戦略、など。 約1000のサイトを一つ一つ訪問して、中川が個別サイトの簡単な紹介を書き、それらを(暫定的ですが)5段階 (◎〇□△-)に評価しました。その結果、34の◎(最重要)サイト、128の〇(重要)サイトを得ました。それらの結果は、2019年10月版として、国際学会発表とWeb 掲載をしています。すなわち、(C0) 世界TRIZ周辺サイトトップ索引(◎) および (C) 世界TRIZ周辺サイト基本索引(◎○)であり、個々のサイトの紹介を読むには、索引中のハイパーリンクをクリックする形式です。 

いまここに作りました(C0P)カタログは、読みやすくしたもので、個々のサイトの紹介を索引中に埋め込んだものです。「(C1P)世界TRIZ周辺サイトトップカタログ(◎)印刷用」を、Webページ およびPDF  で掲載しています。このPDFファイルは、移転可能であり、そのすべてのハイパーリンク(ページ内リンクおよび外部リンク)は生きています。PDFファイルは、WTSPプロジェクトが著作権を保持して、すべての人に無償・無登録でダウンロードと使用を許可しています。私たちは、広範な分野の専門家/実践者/ユーザーの多数の方々の支持と協力を得て、WTSPカタログ集をさらに強化/改良したいと願っています。皆様のフィードバックとご寄与をお願いいたします。

 「マレーシアTRIZ協会(MyTRIZ)公式サイト」の紹介: Eng Hoo Tanと中川の交信記録  (2020.6.15)

MyTRIZ (マレーシアTRIZ&イノベーション協会)は非常に活発です。Eng Hoo Tan (MyTRIZ) がそのサイト紹介をWTSPカタログに寄稿してくれました。ここに、サイト紹介の推敲に関わる、彼と私の交信記録をまとめます。
(なお、2012年に私はMyTRIZの学会の基調講演に招かれました。印象深かったのは、マレーシアでは、政府と諸大学と企業(特にインテル)とが緊密に協力して、TRIZを推進していたことです。その時のMyTRIZ会長T.S. Yeohの基調講演、および私の参加報告 を参照下さい。)

 WTSP サイト紹介 (3) 「MyTRIZ (マレーシアTRIZ&イノベーション協会)公式ホームページ」 紹介 (Eng Hoo Tan, MyTRIZ)  (2020.6.15)

WTSP標準書式によるサイト紹介、およびより詳しい自由書式でのサイト紹介(3頁)の寄稿を受けて、WTSPカタログのデータとして登録しました。

 世界WTSPカタログ集 (A1P) 世界TRIZサイトトップカタログ(◎)印刷用を作成 (中川 徹) (2020. 6. 7; 6.10) 

このたび、印刷用のWTSPカタログを作ることにしました。WTSPカタログの索引順に各サイトの説明をきちんと並べたものです。いままでは、カタログ集の構成を便利にするために、索引とサイト記述を別ファイルにして、PC上で索引中のサイトを順次クリックして読む形式でした。今回のもので、一覧性がずっと良くなります。まず最初に作ったのが、世界のTRIZサイト(◎)を集めた「(A1P) 世界TRIZサイトトップカタログ(◎)印刷用」です。ブラウザから印刷できます。PDF版 も掲載しました。このカタログ(英文)を読んでどう思われますか?感想・提案などを中川までお寄せください。

 世界WTSPカタログ集を、ユーザーにとってさらに魅力的・有用にするために、ご協力下さい (中川 徹) (2020. 6. 7)

つぎのような3層の人たちへのメッセージで構成しています。それぞれの方にしてほしいこと、していただけることを書いています。
[1]  世界の110人のTRIZリーダ/仲間(専門家)あてに、5月26日 [WTSP] Letter (19GC-2) を発送。
[2]  より多くの世界の TRIZリーダ/仲間(専門家)あてに、5月28日 LinkedIn 中の「TRIZ and Innovation」グループ(14,000人以上)にポスト。
[3]  TRIZと関連諸方法の 一般の実践者、ユーザー、学習者の皆さんに。本ページ、およびLinkedInに掲載。

 WTSPカタログデータ: X2TL: 「ツール」に関するサイトのデータ原稿 (Bill Fowlkes (米))  (2020. 5.25) 

Bill Fowlkesの提案で、(創造的問題解決とイノベーションに関する種々の)「ツール」に関するサイトの収録が有用であると認められ、あたらしく「ツール」に関するSIG(Special Interest Group)を作った。とりあえず14件のサイトをリストアップし、収録済みのサイトとの重複分を削って、7サイトの原稿をまとめた。今後、サイト紹介を充実させてWTSPカタログ集に収録する。

 WTSP通信とメール: 2020年 5月 (編集:中川 徹) (2020. 5.25; 6.15) 

5件、詳細は英文ページをご覧ください。特に注目いただきたいのは、つぎのもの:
(1)(3)(4)  Bill Fowlkes (米): 「ツール」に関するサイトのカタログ収録の必要性

5月25日〜31日の通信5件を追加 (2020. 6.15)

 フォーラム: 社会: 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック: 危機とその克服(索引ページ) (中川 徹)(2020. 5.10) 

遅ればせながら、このページを作ることにしました。非専門の私ですが、いろいろな人、グループ、組織の活動や情報で、気がついたものを紹介していきたいと思います。大雑把に4分類して示します。
A. 日本の政府情報、データに関するもの: 内閣官房、首相官邸、厚労省のHP、政府専門家会議有志のサイト、「国内感染速報」サイト。
B. 世界の情報、データに関するもの: WHOサイト、「Our World in Data」サイト、Johns Hopkins 大学サイト、ドイツ メルケル首相スピーチの動画と全文(英・和)。
C. 日本での情報発信、主張、提言などに関するもの: 山中伸弥教授のサイト、平野俊夫前阪大総長のブログおよび同先生他8名の提言書(この提言書 が現在最も重要な文書だと私は思います)。
D. 科学的な解説、研究に関するもの: Ninja Nerd Scienceサイトの解説動画、小田垣孝九州大学名誉教授のシミュレーション論文(プレプリント)。

 講演: 創造性プロセス: あなたの創造的天分を解き放つ、習慣としての実践法 (Keith Sawyer(米)、和訳:中川 徹) (2020. 5.10) 

本件は、Keith Sawyer 教授の2017年12月のFuture Frontiers での講演の動画(YouTube 掲載)を、テキストにしたものです。Dr. Ed Sickafusの USIT NewsLetter を読みなおしている過程で、Keyth Sawyer教授の研究に導かれ、Internet 検索をして本講演の動画に遭遇しました。字幕つきの動画から、中川が英文テキストを起こし、さらに和訳しました。Sawyer教授の快諾を得て、ここに和文と英文で掲載します。
Keith Sawyer 教授は認知心理学の立場から、創造性と創造性プロセスについて研究し、発表・著作しておられます。本講演は、Future Frontiersのイベント(多数の著名な講師による、講演と研修・討論のフェスティバル)での、13分弱の講演です。教授の講演は、短い簡潔な文を、テンポよく論理的につないでいくスタイルで、体系的で明快です。(英語での発表練習のテキストとしても、日本語での講演の構成の教材としても、優れた教材だと思います。)「創造性は謎めいたものではない。誰にでも習得でき、実現できるものだ」というのが、本講演の趣旨です。私が段落分けをし、各段落の先頭の文を太字にしました。この太字部分を読んでいけば、全体の論旨が明確に分かります。緻密に構成された名講演だとうなづけます。

なお、Sawyer教授のいう「創造性プロセス」は、いろいろなアイデアに遭遇しながらジグザグに彷徨うように進む、模索と探求の人生を意味しています。そこには、「構造化された創造的問題解決のプロセス」は言及されていません。しかし私は、このジグザグのプロセスの一つ一つの時点で、「構造化された創造的問題解決のプロセス」(例えば、「6箱方式」によるプロセス)が有効に適用できる、そして必要だと考えています。この点を留意したうえで、Sawyer教授のいう「直線的でない、創造性プロセス」のための心構え・実践・習慣を身につけ、私たちすべてが「創造性の天分」を解き放てるようにしたいと思います。

 WTSP通信とメール: 2020年 4月 (編集:中川 徹) (2020. 4.21; 5.25) 

7件+ 3件、詳細は英文ページをご覧ください。特に注目いただきたいのは、つぎのもの:
(0) 中川: [WTSP] Letter (18M-1)  WTSP サイトの主要ページを刷新しました。カタログへのアクセスを容易にし、カタログ開発の方法を整理して示しました。
(3) Igor Polkovnikov (米) <=> 中川: 私のサイトをカタログに掲載してもらえませんか?<=> (一般的な)やり方の説明
(4) Yuri Danilovskiy (韓): 自分のサイトの役割:西側/日本/韓国でのTRIZの発展をロシアのTRIZ関係者に紹介する 
(5) 中川 <=> Ellen Domb他: TRIZ Journal のサイト紹介をぜひ書いてください。Ellen Dombのメモ。

WTSP (世界TRIZ関連サイト)プロジェクト/カタログ集 にようこそ: 本サイトの主要ページを刷新し、カタログ集にアクセスしやすくしました (中川 徹) (2020.4.21)  (2020. 4.25)

本プロジェクトでは、2年間の悪戦苦闘を経て、「世界TRIZ関連サイトカタログ集」の初版を昨秋完成させたところです。そこでこのたび、プロジェクトのサイトの主要ページを刷新して、皆さんがカタログ集に簡単にアクセスできるように、また、私たちがカタログ集をよりスムーズに拡張・改良していけるようにしました。4月4日掲載の記事をベースにして、4月6日にLinkedInに掲載したものを、英文記事、和文記事にしています。簡潔な記述で、好評をえました。

この記事をPDF(A4 1頁)にしました。WTSPプロジェクトとカタログ集について、簡潔な紹介とアピールなっています。どうぞ広く、転送・紹介下さい。

Larisa Komarcheva (露)との通信: 「the Official Altshuller Foundation」サイトの紹介(2020.4.21)

The Official Altshuller Foundation siteは、TRIZの創始者Mr. Genkikh Altshullerの遺族が開設・運営しているサイトです。WTSP世界TRIZサイトカタログの先頭に掲載しています。私は2月28日に、そのサイトの紹介を書いてくれるように、責任者Larisa Komarchevaに依頼しました。彼女は3月9日に下記のような紹介原稿を送ってきてくれました。私は3月12日に、多くの読者が期待しているだろう質問項目を書いて、より詳しい紹介をお願いしました。4月下旬の現在、彼女が多忙で原稿が作れないとのことですので、3月9日の原稿をWTSPカタログに掲載しました。

WTSPカタログサイト紹介(2)  「the Official Altshuller Foundation」サイト (Larisa Komarcheva (露))(2020.4.21)

本サイトは、TRIZの創始者Mr. Genkikh Altshullerの著作・論文・通信・資料などの一切と、夫人Mrs. Valentina Zhuravlyovaの著作などの資料を掲載している。Mr. Altsuller の全資料が(あまり知られていないものも含めて)正しく(ひずみなく)広く世界に知られることを望んでいる。サイトの紹介としては、WTSPプロジェクトの標準書式での記述(ただし空欄も多い)、および「このサイトの設立の趣旨」を記述した。−−[注(中川): 近い将来の更新を期待している。]

 WTSP通信とメール: 2020年 3月 (編集:中川 徹) (2020. 4.12)

4件、詳細は英文ページをご覧ください。特に注目いただきたいのは、つぎのもの:
「Ed Sickafus博士記念アーカイブズ」の開設準備と開設の発表; Carol Augustin(米)との通信; Larisa Komarcheva (露)との通信「Altshuller Foundation」サイトの紹介

 WTSP通信とメール: 2020年 2月 (編集:中川 徹) (2020. 4.12)

9件、詳細は英文ページをご覧ください。特に注目いただきたいのは、つぎのもの:
中川: 『TRIZホームページ』のサイト紹介と「ベスト4スライド」の紹介; WTSPカタログの改良のための呼びかけ

 WTSP通信とメール: 2020年 1月 (編集:中川 徹) (2020. 4.12)

12件、詳細は英文ページをご覧ください。特に注目いただきたいのは、つぎのもの:
Yuri Danilovskiy (韓国)、Harry Flosser (独)、Don Mansingale (米)、Vladimir Petrov(イスラエル)、James Kowalick (米)等からの通信。

WTSP: WTSPサイトの主要ページを刷新しました(中川 徹) (2020. 4. 5) (2020. 4. 3)

WTSPプロジェクトの2年超の試行錯誤と進展の結果として、私たちのサイトには新・旧の沢山の情報が掲載されていて、プロジェクトメンバー・読者・ユーザの皆さんを混乱させることが多かったと思います。そこでこのたび、WTSPサイトの主要ページを整理・刷新しました。

その意図はつぎの2点です。(1) WTSPプロジェクトを種々の観点から明確化し、WTSPカタログ集の構築作業を円滑にする。(2) 一般の読者・ユーザーにとって、WTSPカタログ集へのアクセスを容易にする。これらの方針で、WTSPプロジェクトの主要ページのすべて((A1)から(A8)まで)を刷新し、従来ページはアーカイブズとして保存し、必要に応じて参照可能にしました。変更の主要点は以下のようです。

(a) WTSPカタログ集の作成のためのガイドラインを、明瞭にしました。各国におけるオーソドックスなボトムアップアプローチと、それをバイパスして優れたサイトの魅力的で有用な紹介を集めるアプローチ。

(b) 各国のWTSPメンバーが、草稿を作り、それを推敲して原稿にし、小規模のWebサイトに作り上げる (そのための、スムーズな実践法を掲載)。一方、プロジェクトリーダーが、それらの各国からの原稿を世界WTSPカタログ集に統合し、『TRIZホームページ』に掲載公表する。(2年前に用意した Bitrix24プラットフォームは使わない。)

(c) 世界WTSPカタログ集の現行バージョンをはっきり示し、古いバージョンはアーカイブズに入れる。

(d) 「WTSP プロジェクト/カタログ集に ようこそ」のページを作り、サイトのドメイン名でアクセスできるようにしました:
和文サイトには、 URL: https://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/WTSP/ 。ユーザー/読者が行きたいページにスムーズに行けるようにしました。

 通信: 「WTSPカタログ集は素敵ですね」(Carol Augustin)(2020. 4. 3)

2月末に、上記のような素敵なタイトルのメールを、知らない人から受け取りました。ここに彼女(彼(?)) との数往復の通信を掲載します。WTSPカタログのページにたまたま出遭ったとのことで、彼女らの2つのサイト、ビジネスの専門的なスキルを習得するためのe-ラーニングの充実したサイト、の情報を伝えてきました。それらを、新しいカテゴリ X1BZ (ビジネス指向のサイト)として収録します。世界の重要なWebサイトの情報を、WTSPカタログ自身のおかげで収集できることは、うれしいことです。世界WTSPカタログ集が自己成長していく可能性を示してくれています。

 2件のサイト: eduCBA (○)と WallStreetMojo (□): ビジネス分野の専門的スキルのe-learningコース

世界TRIZ周辺サイトカタログの新しいカテゴリの一つとして、X1BZ (ビジネス指向サイト)を作り、つぎの二つのサイトを登録しました。
X1BZ-01   eduCBA (○): オンライントレーニングとビデオコース。プロフェッショナルとして成功するための、金融、ソフトウエア、ビジネススキルの習得。
X1BZ-02   WallStreetMojo (□): 金融投資、金融モデリング、資産調査、会計、M&A、評価等を学ぶための、最良の方法についての秘訣の情報公開

編集者より:  「Ed Sickafus 博士記念アーカイブズ」を開設・公開しました (中川 徹)   (2020. 3.22; 5.27) 

Ed Sickafus 博士の業績を顕彰するために、本『TRIZホームページ』内に「Ed Sickafus 博士記念アーカイブズ」を設け、公開いたします。同博士は、USIT(統合的構造化発明思考法)の創始者であり、その後継続して、創造的な問題解決のための簡潔で強力な方法の開発・発展に独自の寄与をしてこられました。中川は1998年以来同博士から多くの示唆・教訓をいただき、日本にUSITを導入し、TRIZとUSITを統合して、「6箱方式」に基づく創造的な問題解決の一般的方法論を開発してきました。USITは日本で多くのユーザーの賛同を得て、実践されてきました。本ホームページでは、同博士の多数の論文や通信を英文・和文で紹介してきました。

なお、同博士はUSITをさらに発展させて、「プロフェッショナルな技術者のための自由で高度な問題解決法」、「論理や構造に捉われない、より自由に発想する問題解決法」、「無意識下の脳内処理を活用する、メタファを重視した問題解決法」などに、新しい境地を開拓してきておられました。これらの一端は、2006年の日本TRIZシンポジウムでの基調講演、2015年のICSI国際会議(サンノゼ)での基調講演などで発表され、本ホームページには和訳掲載しています。ただ、私(たち)はそのような新しい考え方をまだよく吸収できていないことを、私は今回の記念アーカイブズを編集して感じました。博士が残してくださった著作や記事は、本当に学ぶべきことが多くあると思います。-- Ed Sickafus 博士は、私にとって大事な「人生の師」のおひとりです。

「ようこそ!」のページを作りました。ドメインURLでアクセスでき、いろいろな主要ページに飛ぶことができます。(2020. 5.27)

本「記念アーカイブズ」はつぎのように構成しています。その大部分は英文ページだけです。(和訳掲載にご協力いただけますと幸いです。)

(0) ようこそ! のページ   (2020. 5.27)  www.osaka-gu.ac.jp/php/TRIZ/jSickafusMemorial/  

(0A) 総索引のページ   (2020. 3.22) 

(1) 追悼ページ: 故 Ed Sickafus 博士 (1931-2018) を偲ぶ   (掲載済み、2019.10.31)

(2) 年表形式の詳細索引: USITとその発展に関する論文、事例研究、通信等: Ed Sickafus 博士 および (特に日本での)その追随者たちによるもの  (2020. 3.22)

(A) 論文等: 論文、学会発表、レポート、紹介記事、講義など

論文等 (Ed Sickafus博士、および その他の海外著者たち) 

論文等 (中川 徹)

論文等 (日本の著者たち)

(B) 事例研究等: 事例研究論文、レポート、推進活動、など

事例研究等 (Ed Sickafus 博士)

事例研究等 (中川 徹)

事例研究等 (日本の著者たち)

(C) 通信等: 通信、討論、質問、コメント、会議報告、など

通信等 (Ed Sickafus 博士)

通信等 (中川 徹)

通信等 (日本国内)

通信等 (海外)

(3) Sickafus 博士の 著作、概説(Overview)、チュートリアル  (2020. 3.22)

USIT教科書(1997)、 USIT 概要 (Overview, eBook) (2001)、本:「技術問題解決のためのヒューリスティクス)(2004)、
HI教科書(Heuristics Innovation)(2006)、簡潔なUSITチュートリアル(2015)

(4) Sickafus 博士の論文と学会発表  (2020. 3.22)

現在 9編を収録

(5) Sickafus 博士の USIT Web site (www.u-sit.net)  (2020. 3.22)

最初は1999年に開設、ハッキングの被害に遭い数回再構築、2007年作成のものが現在もアクセス可能。
紺サイトの全記事をアーカイブズに収録している。

(6) Sickafus 博士のWordPress Blog サイト (edsickafus.wordpress.net)    (2020. 3.22)

USIT Webサイトのトラブルの後に、Sickafus 博士は クラウド上のWordPressプラットフォームにブログサイトの作成を開始した(2015年7月)。しかし、半分できた段階で、2015年11月に関発を停止した。
このサイトの全記事をアーカイブズに収録している。

(7) Sickafus 博士の USITニュースレター (NL)  (2020. 3.22; 5.25)

NL-01 (2003年11月)〜 NL-28 (2004年10月)は、英文PDF および 和訳を掲載ずみ。
NL-29 〜 NL-79 (2009年3月) は今後掲載する。 (==> 全編掲載しました(2020. 5.25))  ミニレクチャ(事例研究)が興味深い。

(8) Sickafus 博士の 通信および その他の 記事  (2020. 3.22)

(9) Sickafus 博士のしごとに関する 他者のコメント (レビュー、引用、言及、討論など)  (2020. 3.22)

(10) 読者からの通信など  (2020. 3.22)

編集者より: 新着情報ファイルが大きくなりすぎましたので、2017年掲載分をアーカイブファイルに分離しました (2020. 2.23)

編集者より: サイト紹介: 『TRIZホームページ』 の21年: ベスト4 スライド (TRIZのエッセンス、6箱方式、新しい目標、「自由 vs 愛」と倫理) (中川 徹) (2020. 2.21)

『TRIZホームページ』のサイト紹介をまとめましたときに、21年間の私の研究内容を代表するスライドを4枚収録しました (2020. 2.13))。 ここにそれらを本サイトの「ベスト4 スライド」と名付けて、簡単なまとめをしておきます。各スライドと、その参照文献一つづつを掲載しています。
(a)  TRIZのエッセンス(50語の表現)、 (b)  6箱方式: 創造的問題解決の新しいパラダイム、(c)  新しい目標 CrePS: 創造的な問題解決の一般的方法論、 (d)   「自由 vs 愛」が人類文化の主要矛盾、「倫理」がその解決の方向

WTSPプロジェクト: WTSPカタログのためのサイト紹介『TRIZホームページ』(特徴と主要記事)(中川 徹) (2020. 2.13)

WTSPプロジェクト(世界TRIZ関連サイトプロジェクト)は2017年12月に開始し、昨年10月に「世界TRIZ関連サイトカタログ集」の初版を作りあげ、ETRIA TFC2019 で発表するとともに、本ホームページ上にカタログ集全体を公表しました 。WTSPカタログ集の構成法が確立でき、世界での重要なサイトのかなりの割合を(簡単ですが)紹介できました。このカタログ集が「本当に有用だ、通常のインターネット検索よりも、はるかに便利で、大事なサイト、大事な情報源をすぐに知ることができる」という、(専門家たちおよび一般の人たちの)評価を得ることが、第3年目である今年の目標です。
そのために何をするべきかと考え、「(世界レベルでの)重要・有用なサイトを、きちんと紹介・記述する」ことであると思い至りました。個々のサイトの紹介の詳しさとして、旧来の(a)(b) に加えて、より詳細な(c)を導入します。
(a) カタログ集の索引(表)中の1行の紹介。-- WTSPカタログの全てのサイトに必要。
(b) 標準書式のサイト記述(A4 1頁程度)。-- WTSPカタログの内容として、標準的に必要。
(c) 自由書式のサイト紹介記述(A4 2〜5頁程度):特記するべき特徴や記事など。自由形式。全体が分かるようにし、特に世界レベルから見て重要と考える特記記事を簡単に紹介しリンクを張る。-- 重要サイト◎○では作ることを標準にする。その他□△サイトではオプショナル。
(c)のレベルの紹介が、世界の重要サイトに揃っていれば、ユーザにとって非常に有用・魅力的になるでしょう。
この趣旨で、私は自分のサイト『TRIZホームページ』について、(b)の原稿を確認し、(c)の原稿を作り、別ページに公開しました。 またすでに、世界WTSPカタログ集に登録済みです。今後も各サイト、各国チームからの原稿を常時受け付け、3か月ごとに世界カタログ集を統合更新していきます。9月の日本TRIZシンポジウムと10月のETRIA TFC2020で発表する予定です。

編集者より: WTSPカタログのためのサイト紹介『TRIZホームページ』(特徴と主要記事)(中川 徹) (2020. 2.13)

 ここに本サイト『TRIZホームページ』 の特徴と主要記事を紹介します。WTSPカタログのためのサイト詳細紹介の原稿です。まず、特徴を簡単に説明しました:歴史、編集者、目的、記事分野・タイプ・スコープ、特徴(a) 和英並行、特徴(b)記事の分類・索引・相互参照。ついで、主要記事を時期とテーマで分類しながら簡単にレビューしました。 (a) TRIZの導入(1997〜2001年)、 (b) USITの導入(1998〜2001年)、 (c) USIT の拡張 (2002〜2003年)、 (d) TRIZの現代化の吸収(2001〜2004年)、 (e) 創造的問題解決の新しいパラダイム:6箱方式(2003〜2006年)、 (f) 日本TRIZ協会と日本TRIZシンポジウム(2005〜2008年)、 (g) 教育とTRIZ/USIT(2000〜2012年)、 (h) 日本TRIZ協会の活動と国際交流(2009〜2012年)、 (i) 創造的な問題解決の一般的方法論(CrePS)(2012〜2016年)、 (j) いろいろな交流と関心の広がり(2011〜2019年)、 (k) 社会的な課題と人類文化の主要矛盾(2015〜2019年)、 (l) 世界TRIZ関連サイトプロジェクト(WTSP)(2017年末〜現在)。約160の主要記事をリストアップし、それぞれにリンクを張りました。

編集者より: 新着情報ファイルが大きくなりすぎましたので、2017年掲載分をアーカイブファイルに分離しました (2020. 2.13)

基礎理論: 高原利生:論文のまとめ(2018年秋−2019年)、 『永久に未完成の哲学ノート』 他(全11編) (編集:中川 徹) (2020. 1.14)

本『TRIZホームページ』は、高原利生さんの研究の重要さに注目し、2003年以後の同氏の学術発表・研究ノートなどのすべてを収録・公開してきております。前回は、高原利生論文集第4集 (2018.8.30 掲載)で、論文[37]〜[47]の11編を掲載しました。今回は、その後の2018年秋〜2019年末までの、下記一覧表の全11編を掲載します。

[論文番号]        題名 出典 (年) 言語、形態 本サイト内の掲載ページ 原文 .pdf

[44-47]

Revised Abstract (2019) of "A Working Research Note on Philosophy (2018)" ― A Note on the Principle of Way of Life of Homo Sapiens Based on Contradiction Model and Radical Enumerable Thinking [THPJ2018/1-4 in Japanese]―"

THPJ (2019)

英文概要

 

[48]

Logical Possibility of Ideal Way of Life; Barter as a Background of Homo Sapiens

FIT2018 (2018)

英文

 

[49]

個人の幸せと世界の価値実現、その両立の成立時期 

CGK (2018)

和文

 

[50]

論理学、世界観、生き方へ −永久に未完成の哲学ノート 第一部

MyISBN制作, デザインエッグ株式会社発行, 二版 (2020)

和文, 出版物

 

[51]

宇宙論理学とポスト資本主義の準備へ −永久に未完成の哲学ノート 第二部

出版物, MyISBN制作, デザインエッグ株式会社発行, 初版 (2019)

和文, 出版物

 

[52]

弁証法論理学の生成構造

FIT2019 (2019)

和文

 --

[53]

網羅についてのノート−事実と価値の本質と全体のための−

CGK (2019)

和文

 --

[54]

「論理的網羅:永久に未完成の哲学ノート 第一部第二部」 の今

THPJ

和文

 

高原さんは2018年8月に、それまでの研究の集大成として、文献 [44-47]: 「矛盾モデルと根源的網羅思考による人類の生き方の基本原理についてのノート --未完成の哲学ノート(2018 年)」を本ホームページに発表しました。その後、その全体を(少しずつ推敲して)自費出版することに努力され、2019年3月にその初版『未完成の哲学ノート(2019年2月)』(B5版 208頁)を発行、さらに推敲して、2019年9月に同4版(B5版、170頁)を発行しています。(注: 内容的には文献 [44-47]とほぼ同様ですので、上記リストには記載していません。)そしてさらに推敲して、『永久に未完成の哲学ノート』の2分冊とし、上記リストの[50] [51]を昨年12月と本年1月に出版しています。本ホームページでは、HTMLページの形で、[50] 第一部 前書き・概要  および [51] 第二部 概要・後書き を掲載しましたが、その全文は膨大ですのでPDFページ、[50] 、[51]  にしています。なお、[50][51]が(いままでの研究成果を含めて)体系的に記述しているのに対し、[54]はこの1年半の研究成果のポイントを簡潔に記したものです。

他の3つの和文論文 [49] [52] [53]は、上記の『哲学ノート』に関連して、考察された学会発表論文で、テーマを絞って短く書いていますので、分かりやすいかと思います。 親ページの後半に、「論文集(4) 論文解題の修正版」 および 高原利生略歴を掲載しました。

なお、本サイトの英文ページに、このまとめの(簡略化)英文ページ、 [44−47] の英文概要の改訂版 、および 英文での発表 [48] を掲載しています。

高原さんは、富士通を定年退職されてから、独自にこのような大きく独創的な思索を進め、精力的に発表してきておられます。素晴らしいことで、敬服いたします。ご健康に留意され、今後とも考察・発表を続けられることを祈ります。(現在あるいは後世の)読者の皆さんの中に、高原さんの論文集に啓発され、さらに発展させてくださる方があることを、願っています。

編集者より: ご挨拶: 新年にあたって (2020年)(中川 徹) (2020. 1.14)

新年にあたり、皆さまのご健康・ご多幸・ご活躍をお祈りいたします。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
( 私事、昨年3月に弟 中川 晃 が 永眠いたしました(享年77歳)ので、年賀を控えさせていただきました。)
国内の状況も、世界の状況も、ますます困難さを増してきていると感じます。その中で、「創造的な問題解決の方法」を研究・推進しようとしている者として、自ら考えられること、社会に寄与できることが、本当にわずかであることを痛感します。そのわずかずつのことを、日々積みかさねて行くしかありません。
昨年を振り返り、今年するべきこと、懸案事項を考えてみました。
(1)  世界TRIZ関連サイトプロジェクト(WTSP) : 世界WTSPカタログ集が、「優れたサイトを分かりやすく紹介していて、有用である」と認めてもらえるように、サイト記述の先例を積み上げていく。
(2) 「創造的な問題解決の方法論」の研究と普及の活動を継続・実施する。世界の優れた論文・記事の紹介、故Dr. Sickafus記念アーカイブズを作る、関連分野・諸技法を概観できるようにする、子どものためのCIDコースの教材の和訳を進める、など。
(3)  「自由」vs「愛」と 「倫理」に関する考察を進める。
(4)  自分の生活に潤いを持つ。健康・運動・記憶力・書道・カメラ。

 


 

 

2019年

 世界WTSPカタログの(常時)最新版: (A8) 世界WTSPカタログ集 最新版を(微小)更新しました(中川 徹)(2019.12.31)

世界WTSPカタログ集の最新版は、今後もデータを追加・推敲して、常時使えるようにいたします。最新版へのアクセスのURLは従来どおりであり、将来とも変更しません。最新版を本ホームページの管理目的には(A8)版と呼びます。ユーザの皆さんは下記の主要ページにブックマーク等をつけてください。
管理用ページ。 ユーザ用トップページ、ソースドキュメントページ
(A) 世界TRIZサイト基本カタログ(索引)(◎○)、 (C) 世界TRIZ周辺サイト基本カタログ(索引)(◎○)
最新版は、(各国などの)WTSPチームあるいは個別寄稿者からのデータを常時受け付けて、下部ファイルを随時更新し、また、3か月ごとに世界WTSPカタログ(索引)を全面的に更新する予定です。
今回 (2019年12月末)の更新は、データの寄稿が 1サイトだけしかありませんでしたので、極めて小さな更新だけです。
どうぞ、日本でも、世界でも、優れたサイトの紹介・寄稿があるように、願っています。 Let's work Together ! Connected !!

 世界WTSPカタログのアーカイブ: (A8-A) (2019年10月版)世界WTSPカタログ集 改訂暫定版を アーカイブに登録(中川 徹)(2019.12.31)

世界WTSPカタログ集の2019年10月20日の版について、その主要ページをコピーして、コピーした一式をアーカイブに保存し、今後の変更を停止します。このアーカイブ版を(A8-A)版と名付けます。今後毎年同時期にアーカイブ版を作り、(A8-B), (A8-C),... などと命名します。
(A8-A) 版の構成と所在(リンク先)はつぎのようです。
管理用ページ。 ユーザ用トップページ 、ソースドキュメントページ
(A) 世界TRIZサイト基本カタログ(索引)(◎○)、 (C) 世界TRIZ周辺サイト基本カタログ(索引)(◎○)
なお、これらの索引ページの下にある、個別の(国別、検索結果別などの)サイト索引、および個別のサイト記述ファイルなどは、アーカイブされず、今後も更新されていきますので、必ずしも 2019年10月版の詳細が将来再現できるわけではありません。 

 WTSP通信とメール: 2019年11月-12月 (編集:中川 徹) (2019.12.31)

6件、詳細は英文ページをご覧ください。特に注目いただきたいのは、つぎのもの:
中川: [WTSP] Letter (15C-1) 各国でWTSPチームの活動を始めるために。 イギリス、オランダ、台湾、韓国、イタリアのTRIZリーダーたちに、国別に送付。

 TRIZ 紹介: トリーズ(TRIZ) (Theory of Inventive Problem Solving)(中川 徹、『デザイン科学事典』掲載)  (2019.11.22)

本稿は、日本デザイン学会編『デザイン科学事典』に分担執筆しました、TRIZの紹介記事です。A5版見開き6頁の簡潔な入門・紹介記事です。丸善出版の許可を得て、PDF版および(参考記事へのリンクを種々追加した)HTMLページを掲載しました。
内容は、概要、特許と科学技術情報の分析と知識ベース化、発明のアイデアのエッセンス:発明原理、 技術システムの進化の法則/トレンドと理想性、技術システムの完全性,物質-場モデルと機能分析,発明標準解、矛盾の理解と克服:技術的矛盾と物理的矛盾、心理的惰性の打破,視野の拡大と擬人化、TRIZ の思考法,弁証法的思考、TRIZ における問題解決の全体プロセス、適用事例、TRIZ の位置づけ、引用文献 です。古典的TRIZを骨格にして、現代化TRIZについても少し言及しています。
なお、『デザイン科学事典』の別項目として、「6箱方式」(USITを含む)を掲載しました。また、日本創造学会編『実例で学ぶ−実践発想法』(仮称、12月刊行予定)に、「TRIZ/USIT法」8頁を執筆し、説明と一つの適用事例を書きました。掲載ご期待下さい。

『デザイン科学事典』は、、2004年頃から構想され、日本デザイン学会、日本設計工学会、日本機械学会が連携し、さらに、日本建築学会、精密工学会、人工知能学会が加わって、「Designシンポジウム」を14年間継続開催する中でできてきたものだと言います。デザインには、文化や芸術に視座を置いた「デザイナー」の考えるデザインと、科学や工学に視座を置いた「エンジニア」の考えるデザイン(設計)との、両義があります。またそれぞれに多くの専門に細分化されていますが、それらを含んで、横断的に基礎となる「デザインの科学」を創ろうというのが、この事典の大目的です。最終的には、上記6学会からの32名の編集委員・編集協力者、そして総勢103名の執筆者によって、創り上げられたとのことです。全体で705頁、定価20,000円と高価ですが、TRIZの関心分野をすべて含み、さらに大きな視野で書かれた、貴重な文献です。

 「6箱方式」 紹介: 6 箱方式 (Six-Box Scheme)(中川 徹、『デザイン科学事典』掲載)  (2019.11.22)

本稿は、3年前に、『デザイン科学事典』から「TRIZ」の執筆依頼を受けたときに、追加で執筆して提出し、同書第II部 デザイン方法論の一項目として採用されたものです。A5見開き4頁の、入門・紹介記事です。「6箱方式」というのは、私がTRIZと(TRIZの刺激を受けて簡潔に創られた)USITを共に吸収・発展させる過程で、出来上がってきたものです。(膨大な)TRIZを(簡潔な)USITに統合していった結果、それが創造的な問題解決の「新しいパラダイム」を成すことに気がついたものです。[小を大に統合したのでなく、大を小に統合したことが、ミソです。] 

本稿の内容は、 概要、6 箱方式の基本、従来のパラダイム4 箱方式の欠陥の克服、6 箱方式の簡潔な実践プロセスUSIT、創造性技法・問題解決技法・デザイン科学技法の体系化: CrePS、6 箱方式の開発の経過、引用文献  です。
本稿の最後に書いていますように、「創造的な問題解決の諸方法」(すなわち「デザイン科学の諸方法」)を、この「6箱方式」を用いて統一的に理解することを進めたいと考えます。それが、ともすればバラバラに主張され推進されている関連諸方法の力をまとめ、さまざまな課題・場面での実践を容易にするものと考えます。

 WTSP通信とメール: WTSP プロジェクトとWTSPカタログ集の意義: Bill Fowlkesとの交信 (Bill Fowlkes (米)、中川 徹)  (2019.11.4)

Dr. Bill Fowlkes は IP.com 社(米国)のVP (副社長) です。かつて(90年代 (?))は、TRIZソフトウエア(TechOptimizerとIWB)の活発なユーザでありました。最近、TRIZソフトウエアに関する新しい情報を探していて、私のホームページ(多分「世界120TRIZリンク集」のページ)に出会いました。それで、LinkedInを通じて私にメッセージを送ってきました。
私は、WTSPプロジェクトと、最近完成させた「WTSPカタログ集(2019)」のことを伝えました。彼は、「すごいレファレンスだ!」と感心してくれました。
私は、彼の会社のサイト(WTSPカタログの TN3E-23 サイト)の紹介記述を、書き直してくれるように依頼しました。その依頼に応じて、10日後に、WTSPの標準「サイト記述書式」にサイト紹介を書いてきてくれました。それは、(TRIZ周辺分野の一つである)知的財産権の専門家が書いてくれたサイト記述のすばらしい事例になりました。
そこで私は、WTSPに関する感想をメッセージとして書いてきてもらえないかとお願いしました。それを書くためには、彼は、「WTSPプロジェクトとWTSPカタログ集の構造(特にホームページ上でのページの関連)を整理して理解したい」といいました。そこで、私は説明を書いて送りました。
彼が、よく分かったと言って、早速にメッセージを書いてきてくれました。私たちの「WTSPプロジェクトとWTSPカタログ集」の意義について、本当に的を得たメッセージです。 Dr. Bill Fowlkesに深く感謝して、ここに和訳掲載いたします。交信の全文を英文ページに掲載しています。

世界TRIZ関連サイトプロジェクト(WTSP)の グローバル共同編集者の皆さんに

あなたがたのやっておられる仕事、すなわち、TRIZをはじめとするイノベーティブな諸方法の学生たちや実践者たちにとって関心がある、多数のインターネットのサイトを、収集し、整理し、記述し、リンクを張ること、を私は歓迎します。

私は、新しいブックマークフォルダを作り、「TRIZサイト WTSPカタログ」と「TRIZ周辺サイト WTSPカタログ」とにリンクを張りました。きっと今後これらをしばしば参照するだろうと思います。

これらのサイトが集積されていることは、Google検索でデータを見つける試みをするよりも、ずっと優れています。なぜなら、情報が精選されており、短い記述が添えられているからです。

TRIZの提供者やその他のTRIZ関連分野で働いているコンテンツクリエイターの皆さんが、このプロジェクトに参加し、「世界TRIZ関連サイトプロジェクト」をその可能な限りの最善のものにすることを、私は推奨いたします。

Dr. William Y. Fowlkes                                                2019年10月30日
VP, Analytics and Workflow Solutions| IP.com

 

 WTSP通信とメール: 2019年9月-10月 (編集:中川 徹) (2019.11. 4)

14件、詳細は英文ページをご覧ください。中川から、WTSPプロジェクトのメンバー・支援者への、各種の[WTSP] Letter や更新案内 11件が中心です。

  TRIZホームページ(TRIZ Home Page in Japan) の 満21年にあたって (中川 徹) (2019.11. 1)

本ホームページを創設して11月1日で満21年になりました。国内外の多数の著者、訳者、読者の皆さまのご支援に感謝いたします。「創造的な問題解決の方法論」の理解と普及のための情報公開の場です。当初は「旧ソ連で技術分野のために開発されたTRIZ」の導入を目指しておりましたが、その後TRIZは、その内容や適用分野が拡張・発展するとともに、欧米や日本だけでなく、アジア諸国に広く普及しつつあります。私自身も、TRIZをやさしくしたUSIT法、「6箱方式」という新しいパラダイム、それをベースにしてさまざまな方法を統合する「創造的な問題解決の一般的方法論(CrePS)」へと展開してきました。特に2015年から社会問題への適用を試み、人類文化の根底にある主要矛盾とその解決の方向を、「自由・愛・倫理」の関係として最近論文発表しました。本サイトのテーマ内容が少しずつ拡張・変化してきておりますが、すべて自然な発展と考えております。

本ホームページは、非営利の立場で情報の公開による紹介・発信・交流を進めることを目的としております。ボランティアで開始し編集しておりますが、個人のホームページではなく、読者の皆さんの寄稿を掲載する「公共サイト(Public Web site)」として評価いただいてきました。また、和文と英文の並行したページ作りに努力して、日本と海外との協力関係を作ることを目指してきました。2012年には4つの「入口ページ」を作り、いろいろな読者の方に親しみやすくしました。さらに、2017年末から、世界中のTRIZ関連サイトを紹介する「カタログ」を作ることを目標に、世界TRIZサイトプロジェクト(WTSP)を提唱し、本年10月に「世界 WTSPカタログ (2019)」を完成・発表しました。これをさらに改良するべく、世界のTRIZリーダたちとの共同作業を進めていきます。

なお、2005年11月以降の visit数は、(10.31現在) 和文トップページが 239,693 (この一年で約 2,500増)、英文トップページが 44,785 (この一年で約 1,500増) でした。 読者の皆さんのさまざまな問題解決のために本ホームページを活用 いただけますと幸いです。ご寄稿をお待ちしております。

 

 TRIZフォーラム: 追悼:  故 Ed Sickafus 博士 (1931-2018) を偲ぶ (中川 徹、故 Ed Sickafus, Kurt Edward Sickafus) (2019.10.31)

Edward Nathan Sickafus 博士 (USIT 法の開発者)が、約 1年前の 2018年11月15日に逝去されました。

私がこの悲しい事実を知りましたのは、今年の2019年7月5日です。その前の数か月、Sickafus博士からメールの返信がありませんでしたので、メール以外の連絡法を求めてインターネット検索をしていたときに、画像検索からHeritage Newspaper (訃報新聞)の記事を見てびっくりしました。(面識がありました)奥様のMary Sue Sickfus夫人にお悔やみの航空便を送りました。ご長男のDr. Kurt Edward Sickafus さんから電子メールで返信があったのは、8月3日でした。この悲報を世界と日本のTRIZ/USITコミュニティにお伝えするのが遅くなってしまい、失礼しました。ご遺族からの追加の情報をお待ちしていたからでもあります。
英文ページに次のものを掲載しております(和訳をすぐにはできません)。(1) Heritage Newspaperの記事(2018年11月)、(2) 中川から奥様へのお悔やみの手紙(2019年7月)、長男Kurtさんからのメール、中川の返信メール(2019年8月)、(3) Sickafus博士から中川へのメールと中川からの返信(最後の交信になったもの)(2018年9月)、(4) TRIZ/USITコミュニティの皆様からの追悼メール (今後逐次掲載)、(5) Sickafus博士記念アーカイブの計画について:中川からの要請メール、Sickafus博士の許諾応答メール (2016年10月)。
Ed Sickafus博士の一連のお仕事、特に、USIT (統合的構造化発明思考法)とその拡張・発展、それに関わる深い洞察を含んだ論文、News Letters、随想、著作、などは大変貴重なものです。そこで私は、それらのすべてを集めて、「Sickafus博士記念アーカイブ」をこの『TRIZホームページ』中に公開したいと考えています。3年前にその計画を申し出て、Sickafus博士の快諾を得ました。いままでに原文の一部分をファイルでいただいていますが、できればより完全にしたいと考えています。和訳して掲載済みのものも多くあります。
世界、日本の皆様から、故Sickafus博士への追想文をいただけましたら、幸いです。
Ed Sickafus博士のご冥福とご遺族の皆様のご平安をお祈りいたします。

WTSPカタログをさらに改良するために: 実践ガイドとスケジュール(中川 徹) (2019.10.20)

ETRIA TFC2019 で発表しましたように、私たちは世界のTRIZ関連サイトのWTSPカタログの暫定版を完成させました。特に「(A) 世界TRIZサイト 基本カタログ」と 「(C)世界TRIZ周辺サイト 基本カタログ」の2本柱です。しかしながら、それらはまだまだ弱いものです。世界の大多数の国の大事なTRIZサイトが未記載であり、またサイトの紹介がきちんとできていません。WTSPカタログのゴールと作成プロセスがずっと明確になった現在、世界のすべての国々でTRIZの仲間の人たちの協力を得たいと思っています。WTSPカタログをさらに改良していくための実践ガイドを、コンパクトな形で再掲しています。各国のチーム、あるいは何かの方法(論)に関心を持つグループからの、原稿や改訂稿を、プロジェクトリーダ(中川)のところで随時受け付け、できるだけ速やかに『TRIZホームページ』に掲載することにします。また、3か月ごとにそれらを「世界カタログ(索引)」に統合して、『TRIZホームページ』で公表します。一緒に連携してやりましょう!! 来年ルーマニアで開かれるTFC2020で、ずっと有用になった「世界TRIZ関連サイトカタログ」の完成を報告しようではありませんか!!!

ETRIA TFC2019 発表: World TRIZ Sites Project (WTSP) (2): To Build World WTSP Catalogs of TRIZ-related Sites in the World (Toru Nakagawa, Darrell Mann, Michael Orloff, Simon Dewulf, Simon Litvin, Valeri Souchkov) (2019.10.20)

欧州TRIZ協会(ETRIA)主催のTRIZ Future 国際会議 (TFC2019、マラケシュ(モロッコ)、2019.10. 9-11)で発表したものです。最終論文を7月24日にTFCに送りましてから、WTSPプロジェクトは急速に成果を出しました。WTSPカタログの暫定版の「(A) 世界TRIZサイト 基本カタログ」の作成 (2019. 8. 4)、日本TRIZシンポジウムでの発表(2019. 9. 5)、「(C)世界TRIZ周辺サイト 基本カタログ」の完成などです。そこで、TFC2019での発表は、TFC論文集の内容よりも、TRIZシンポジウムでの発表よりも、ずっと進んだものになりました。
本英文ページにはつぎのものを掲載しています。(1) 論文アブストラクト(補足付き)、(2) Springer より出版されている論文へのリンク: DOI: https://doi.org/10.1007/978-3-030-32497-1_40 、(3) 発表のサマリスライド(8枚) 、(4) 発表スライド (24枚)

 「世界WTSPカタログ集」の (C) 「世界TRIZ周辺サイト 基本カタログ」(◎○サイト集) を完成・公表(中川 徹)  (2019. 9.30)

「世界WTSPカタログ集」の予備改訂版(2019.9.30版)を作りました。その中心がこの(C) 「世界TRIZ周辺サイト 基本カタログ」です。WTSPプロジェクトでは、TRIZだけでなく、基本的に同様の目的を持つ諸方法とその応用についても、世界のサイトのカタログを作ることが、必要であり有用であると考えてきました。そのために、「TRIZ」を主とするサイトを集めた(A) 「世界TRIZサイト 基本カタログ」と並立するものとして、今回の「TRIZ周辺サイト」のカタログを作りました。そのために、TRIZをキーワードにしないで、6件の大規模なインターネット検索をしました。その範囲は、創造的思考法、創造的問題解決、イノベーションのプロセス/戦略、品質/ 価値/コスト/生産性、特許/知財などを含みます。総計 1,008件のサイト(6種の検索で重複するものあり)のサイトを一つ一つ訪問し、概要を理解し、トップページやAbout usのページから抜粋した紹介を記録し、◎○□△−の5段階評価をしました。
それらのうちの◎○評価のサイトを分類整理したのが、今回の基本カタログです。ただし、TRIZをも含めた全体像を知るために、TRIZの ◎○サイトの一部(特に旧来のTRIZよりも広い視野で扱っているサイト)を加え、また、日本のTRIZ周辺サイト(◎○□)を加えています。それらをサイトの役割および評価段階で分類・配列しました。得られたものは、◎ 34サイト、○ 128サイト、□ 13サイトのカタログです。一覧表の各サイトをクリックすると、その紹介の記述(5〜15行程度)を読むことができます。(注: 日本語のページは後日もう少し補筆することにし、取り急ぎサイトを更新します。)

なお、「世界TRIZサイト」のカタログを改訂する予定でしたが、新しい原稿の寄稿がほとんどありませんでしたので、(A)の基本カタログの微小改訂だけにしました。これを改良することは、今後の大きな課題です。

WTSP活動報告予備的インターネット検索結果 (3) より広い視野で 全世界のTRIZ関連サイトを検索する (3E) 検索キーワード:(Patent OR IP OR "Intellectual Property") (Analysis OR Protect OR Circumvent OR Mapping OR Strategy) (中川 徹) (2019. 9.19) 

 7月4日にYahooで検索したものの整理ができた。検索のキーワードは、特許・知的財産権に関するものにした。その結果、186サイトが出力されたが、そのうちの先頭95サイトだけを使った。評価の結果は、◎ 5 (内既出 4)、 ○ 18 (内既出 3) 、□ 37、△ 15 、−17 サイトであった。サイトの一覧表を(評価順にして)HTMLページと .docxファイルで示し、また◎○サイトの記述をHTMLページに示した。さらに、データは、「世界TRIZ関連サイトカタログ集」の一部として、Index-TN3E ファイルおよびSites-TN3Eファイルに収めている。--> 他のサーベイ結果とともに「WTSP 世界TRIZ周辺サイト 基本カタログ」として、9月末にまとめる予定である。

WTSP活動報告予備的インターネット検索結果 (3) より広い視野で 全世界のTRIZ関連サイトを検索する (3D) 検索キーワード:(Quality OR Value OR Cost OR Productivity) (Deploy OR Engineering OR Management OR Control OR Analysis) (Method OR Technique OR Theory OR Process OR "Case Study")  (中川 徹) (2019. 9.12) 

TRIZの周辺分野での世界のサイトの調査を続けている。  7月4日にYahooで検索したものであるが、今ようやくその整理ができた。検索のキーワードは、まずわれわれが目標とするもの(品質、価値、コスト、生産性)、そのための行動(展開、工学、管理、制御、分析)、そして関連道具(方法、技法、理論、プロセス、事例)を組合わせている。その結果、223サイトが出力され、いままでのサーベイ(主テーマ: 創造的思考法(3A2)、創造的問題解決(3B)、イノベーション(3C))とはあまり重複しない有用なサイトが検出できた。評価の結果は、◎ 18 (内既出 8)、 ○ 38(内既出 6) 、□86 (内既出 2) 、△36 (内既出 0) 、−41サイトであった。サイトの一覧表を(評価順にして)HTMLページと .docxファイルで示し、また◎○サイトの記述をHTMLページに示した。さらに、データは、「世界TRIZ関連サイトカタログ集」の一部として、Index-TN3D ファイルおよびSites-TN3Dファイルに収めている。

 TRIZシンポ発表: 世界TRIZサイトプロジェクト (WTSP) (2):全世界のTRIZ 関連サイトのカタログを作成する (中川 徹、Darrell Mann, Michael Orloff, Simon Dewulfe, Simon Litvin, Valeri Souchkov)  (2019. 9.  7)

第15回日本TRIZシンポジウム2019(2019年 9月5〜6日、全水道会館(東京))で発表したものです。和文ページには、論文概要とスライド(HTMLとPDF)を掲載し、英文ページでもスライドをHTMLとPDFで掲載しました。スライド原稿を提出(7月半ば)した後に、大きな発展があり、発表前日にスライドを大幅に書き換えて発表しました。本ページには、発表時の最新情報を掲載しています。
WTSPプロジェクトでは、各国のWebサイトのカタログをまず作り、そこから精選サイトを世界カタログに載せる、という方針でした。しかし、TRIZのリーダたちはそれぞれに多忙であるため、各国でのメンバー獲得・リーダ選任、サイトの調査と紹介記述などがほとんど進みませんでした。そこで、2019年3月から、全世界対象のサーベイを行い、世界カタログの原稿の作成法と管理法、カタログの表示法と世界のサイトの分類・並べ替えの方法などを作り上げていきました。7月半ば以降の新戦略として、ともかく暫定版を作り上げて、「世界WTSPカタログ集」の具体的な姿を見せることにしました。そして、4ヵ国(日本、マレーシア、中国、ロシア語圏)からのサイトデータと、2件のトップダウンサーベイを原資料として、暫定初版を8月4日に完成させました。それは、◎(最重要)19サイト、○(重要)41サイトで構成しています。WTSPカタログ集の作り方が確立できたので、今後各国での活動を興し、TRIZ周辺分野のサイトのサーベイをも行い、原資料の拡張・充実を図って、世界WTSPカタログ集を拡充していきます。

 WTSPプロジェクト: 世界TRIZ関連サイトカタログ集 (世界WTSPカタログ集) トップページ (中川 徹)  (2019. 8. 4) (2019. 8. 8)

WTSPプロジェクトによる「世界WTSPカタログ集」あるいは「世界TRIZ関連サイトカタログ集」の暫定初版がここにその姿を現しました。本ページはそのトップページです。この和文ページは概要を示すことにし、詳細は英文ページを参照・利用下さい。以下のページで構成しています。

 「世界WTSPカタログ集」の原資料(ソースドキュメント)とそのフォルダ構成 (中川 徹)   (2019. 8. 4) (2019. 8. 8)

このカタログ集では、 世界各国から関連サイトの情報が送られてきて、それらの更新を管理しつつ、世界全体としてまとめた数種類の索引(カタログ)を作成し、長期間にわたって有用な内容に更新していくことを想定しています。このため、それらの原資料をきちんと管理すること、それを可能にするフォルダ構成にすることが大事です。 本プロジェクトは下図のようなフォルダ構成にいたしました。

(a) 各国のPチームは、その国でのTRIZ関連サイトを収録して、サイト記述のファイル(Sites-XX)と、その一覧表(Index-XX)とを作成し、これらにサイトごとにハイパーリンクを張って小さなWebサイトを構成し、WTSPプロジェクトに提出します。
(b) WTSPカタログの管理者は、受け取ったデータをチェックし、特にIndex-XXのデータが、世界全体のための基準に合うように確認・調整します。
(c) 別の作業フォルダで、各国のFlat Tableを集めて、Excelで一つの大きな Flat Table を作り、いろいろな観点からの選択、分類、並べ替えをして、新Flat Tableを作ります。それをHTMLに変換して、Index-World-A などにし、ハイパーリンクをを調整すると、新しい一つの世界カタログ(索引)が出来上がります。
これらの作業において、サイト記述の内容や順序にまったく手を触れなくてよいことが大きな特徴です。このため、全体の更新・管理が容易になります。
 

 「世界WTSPカタログ集」の構成と使い方 (中川 徹)    (2019. 8. 4) (2019. 8. 8)

「世界WTSPカタログ集」は、ユーザの目から見ると、右図のような構成になっています。

すなわち、トップページには、3種類の多数の(カタログ)索引が並べられています。各国別の索引、トップダウンサーベイ結果の索引、そしていくつかの観点での世界索引です。各索引は一定形式の一覧表になっていて、知りたいサイトの番号をクリックすると、そのサイトの紹介記述が表示されます。

 

 「世界WTSPカタログ集」の (A) 「世界TRIZサイト 基本カタログ」(◎○サイト集)(中川 徹)  (2019. 8. 4) (2019. 8. 8)

これは、「世界WTSPカタログ集」の中の 第一の、基本の、「コア」をなす、カタログ(索引)です。
TRIZのサイト (TRIZに直接関連する、主題として取り上げているサイト、あるいはそのようなページのあるサイト)を集めたものです。 サイトの評価が、◎ (最も重要、トップ30程度)、および○(重要、トップ100程度)のものだけを、掲載しています。 「サイトの役割」(あるいは、サイトの所有者・運営者の役割・活動目的など)に応じて分類し、並べています。詳しくは、分類一覧のページを参照下さい。
なお、現在のカタログは、4ヵ国からの寄稿と2件のトップダウンサーベイのデータだけでまとめています。このため、重要なサイト、優れたサイトで掲載漏れになっているものが多くありますし、サイトの紹介記述も不十分です。今後多くのTRIZ関係者の協力を得て改良していきます。

今回掲載したカタログは、暫定的なものではありますが、全体の構成のしかた記述のしかたなどは、ほぼ確立できています。従来ところどころで作られてきた「TRIZリンク集」などに比べると、はるかに内容が豊富で信頼のおけるものになりました。WTSPプロジェクトの目標が具体的に目に見える形になってきました。

WTSPカタログ集 (C) 世界TRIZ周辺サイト 基本カタログ(◎○) (中川 徹)(2019. 9.30)  

世界の「TRIZ周辺」サイトのWTSPカタログを完成させ掲載しました。 これは私たちの基本方針、すなわち、「(古典的および現代化)TRIZだけでなく、もっと広く、プロセスや目標を共有しているさまざまな方法論や実践を広くカバーして、考え・仕事していくべきだ」ということを反映しています。このために、精力的なインターネット検索を行いました。使ったキーワードは、創造的思考法、創造的問題解決、イノベーションのプロセス/戦略、品質/価値/コスト/生産性、特許/知的財産権、などです。
この「世界TRIZ周辺サイト 基本カタログ」では、◎○サイトを収録し、サイトの役割に従って分類・配置しています。現在の版は、◎ 34サイト、○ 128サイト、 □ 13 サイトから成ります。そのすべてのサイトについて、(主として)そのトップページや「 About us」ページからの抜粋を用いて、5‐10行程度の説明を記述しています。

 

  WTSPカタログの原稿: ロシア語での世界のTRIZサイトの一覧表(WTSP のためのFlat Table) (Michael Orloff (独)) (2019. 8.4)

35件のサイトについて、サイト名、URL、サイトの所有者(主宰者)とそのメール、所在国、記述言語、1−2行での紹介記述をし、さらにWTSPでの評価(◎○□)を記述しています。TRIZの母国でのさまざまなTRIZサイトが記述されていてロシア語を読めない世界の多くの人々に新鮮で貴重な情報を提供しています。本件のような情報が加わることは、世界WTSPカタログ集の本来の意義を高め、有用性を増すものです。

  WTSPの新戦略: WTSPプロジェクトの新しい戦略:世界WTSPカタログを迅速に作成する (中川 徹+グローバル共同編集者5名) (2019. 7.25)

本件は、ETRIA TFC2019に昨日最終提出した私たちの論文「世界TRIZサイトプロジェクト (WTSP) (2) 全世界のTRIZ関連サイトのカタログを構築するために」の第4節を抜粋したものです。6月以来、戦略の転換をいろいろと書いてきましたが、それを実際的な指針としてきちんと記述しました。当初からの基本方針は、ボトムアップ戦略であり、各国でのTRIZ関連サイトのカタログを作り、その上で精選したサイトを集めて、世界WTSPカタログを作るという方針です。世界WTSPカタログの具体的なイメージをつかめない状況で、各国でのサイト検索をすることが負担になり、WTSPチームはほとんどの国でうまく立ち上がりませんでした。「世界WTSPカタログのイメージをまず目に見える形にする」というのが、新しい方針です。「20−80%の法則」で、「雑でもよいから本質的なことを20%の労力で行えば、80%の成果が得られる」という教訓です。このために、WTSPカタログの構成を明確化し、「世界WTSPカタログ(日本の部)」を例示し、各国のチームでの実際的な実践のガイドラインを示しました。予備初版(◎〇サイト)を8月4日、初版原稿(◎〇□サイト)を9月30日に発表する計画です。

 WTSPメンバー一覧表を更新 (2019. 7.25)

 WTSP通信とメール: 2019年7月 (編集:中川 徹) (2019. 7.18)

           7件、詳細省略

 WTSP通信とメール: 2019年7月 (編集:中川 徹) (2019. 7.18)

      (主要6項目、詳細後日、2019.7.18)

  「世界WTSPカタログ(日本の部)」: 日本におけるTRIZ関連サイトの(全世界の人々のための)WTSPカタログ (中川 徹) (2019. 7.14)

世界WTSPカタログの日本の部を、新ページとして掲載しました。 この掲載には、つぎの3つの意図があります。

(1) 昨年4月に掲載しました「日本におけるTRIZ関連サイトのカタログ」は、日本の人々に向けた「日本WTSPカタログ」を英訳したものでした。今回、 WTSPとしての評価基準を用いて、全サイトの評価をやりなおしました。 ◎〇□のサイトが(全世界の人々のための)「世界WTSPカタログ」に掲載するべきもので、一方、◎〇□および△のサイトが(日本の人々のための)「日本WTSPカタログ」に掲載するべきものです。 このような、WTSP評価基準の世界と各国との間の違いは、すべての国において注意しておくべきことです。

(2) この新ページは、各国のWTSPチームが作成するべき原稿(すなわち、「サイトの一覧表(Flat Table)」(.xlsx) および「全サイトの記述」 (.docx) ) を例示しています。 また同時に、出来上がったWTSPカタログが、小さなWebサイトを成すこと (すなわち、索引ページ(.html) と全サイトを記述したページ(.html) とから成り、多数のハイパーリンクで結ばれていること)を例示しています。 「世界WTSPカタログ」の完成版は、多数の各国チームおよびトップダウンサーベイからもたらされる多数の「世界WTSPカタログ(各部)」を統合したものです。 多数の「サイト一覧表(Flat Table)」を、Excel で単一のFlat Tableに統合し、Excel中で分類・並べ替えをして、適切な索引ページにして、HTML化します。一方、 「全サイトの記述」ファイルは、それぞれをHTMLファイルに変換したうえで、単純に一つのフォルダーに収容します。

(3) TFC2019までに「世界WTSPカタログ」を完成させるために、つきの2段階のスケジュールを計画しました。 (ステップ1) 7月28日までに提出された原稿を使って、◎○の評価のサイト群だけを掲載した「世界WTSPカタログ」を作り、8月4日頃に掲載する。 (ステップ2) 9月15日までに提出された原稿を使って、◎○□の評価のサイト群を掲載した「世界WTSPカタログ」を作り、9月30日頃に掲載する。 世界の多数のTRIZ専門家の皆さんが、WTSP実践ガイドに沿って、WTSPカタログの原稿を寄稿してくださることを、期待しています。

 WTSP実践ガイド要約版: 世界のTRIZ関連Webサイトのカタログ集を構築するために: 各国でのWTSPチームの活動の実践ガイド (中川 徹) (2019. 7. 7; 7.14)

世界TRIZ関連サイトプロジェクト(WTSP)のビジョンと実施法が明瞭かつ実際的になりました。実践ガイドを6月10日、14日に掲載しましたが、詳細になりすぎましたため、ここにその要約版を作り、英文・和文で掲載します。世界WTSPカタログ集の出来上がり時の構造、そのために各国のWTSPチームが作成するべき原稿(サイトの一覧および各サイトの記述)とその作成の推奨ステップを簡潔に記述しています。また、各国でのWTSPチームの編成の必要を述べています。日本のみなさんにもご協力いただけないでしょうか?

WTSPカタログの完成形を、(リンクを使った)PDF形式から、(ハイパーリンクを使った)HTML形式に、変更しました。
2段階での準備スケジュールをお知らせします。 ◎○サイトを掲載した「世界WTSPカタログ」 (原稿提出締め切り: 2019.7.28。掲載予定:2019.8.4) ◎○□サイトを掲載した「世界WTSPカタログ」 (原稿提出締め切り:2019.9.15。掲載予定:2019.9.30)  (2019。7.14)

  WTSPの新しいページ (A6-A) WTSPカタログの原稿の現在状況 (編集:中川 徹) (2019.6.26; 7.14)

従来の「(A6) 発表済み成果」に代えて、この新しいページを開始し、WTSPカタログの作成、レビュー、推敲をオープンに行います。
(A) ボトムアップアプローチによる各国別の原稿 (地域別、各国別)
(B) トップダウンアプローチによる 全世界対象のサーベイ結果の原稿 (主要言語別サーベイ、広領域テーマサーベイ)
情報提供、レビュー、推敲、提言などを歓迎します。

 WTSP通信とメール: 2019年6月 (編集:中川 徹) (2019. 6.25; 7. 6)

(1)  [WTSP] レター (10M-4) 『TRIZホームページ』にWTSP関連記事を掲載: WTSP通信の記録、WTSPプロジェクトの実際的な進め方
(2)  [WTSP] レター (11M-1) WTSP実践ガイド: 世界WTSPカタログを完成して、ETRIA TFC2019で報告するために(中川 徹)
(3) Nikolay Shpakovskyより: ロシア語TRIZ関連Webサイトの精選リスト
(4)  [WTSP] レター (11M-2) 実践ガイド: WTSPチームの実践課題のまとめ(中川 徹)
(5) LinkedInへの掲載記事: 世界各国でのWTSPチームのビジョンと実践課題(中川 徹)
(6)  [WTSP] レター (11C) あなたの国での、WTSPチームの形成と、貴国および世界WTSPカタログの構築について (依頼)
(7)  Eng Hoo Tan: (マレーシア)より: WTSP資料: D-my-マレーシア TRIZサイト16件のリスト
(8)  Eng Hoo Tanより、東南アジア3か国のTRIZリーダに: WTSPプロジェクトの紹介
(9)   Jinpu Zhang (中国)より:  WTSP資料: D-cn-中国 TRIZサイト15件のリスト
(10)   [WTSP] レター (11M-3) WTSP作業資料: サーベイ(2B) ロシア語サイト、サーベイ(3B) 創造的問題解決、マレーシア資料、中国資料
(11)   [WTSP] レター (11M-4) 『TRIZホームページ』更新: WTSPカタログの原稿の現状資料 (2019. 6.26)

 WTSPカタログの原稿と関連資料 (世界各国のWTSPチームより) (2019. 6.23)

 WTSP作業資料: D-cn-中国: 中国のWTSPカタログの原稿 (Runhua Tan) (2019. 6.23)

 WTSP作業資料: D-my-マレーシア: マレーシアのWTSPカタログの原稿  (Eng Hoo Tan, T.S. Yeoh (MyTRIZ))  (2019. 6.23)

WTSP実施ガイド世界 WTSPカタログを完成させて、ETRIA TFC2019で報告するための実施ガイド (中川 徹) (2019. 6.10; 6.14)   

これは、世界WTSPカタログを完成させて、ETRIA TFC2019 (2019年10月9‐11日、マラケッシュ(モロッコ)開催)で報告できるようにするための、WTSPプロジェクトの実施ガイドです。内容は、TFC2019に最近投稿した論文(Global Co-editors 6名の共著)の最後の2章に基づくもので、最近の議論を反映させています。実施ガイドとして有効にするために、論文記述を黒字で表し、それに追記した従来情報を緑字で、また新たな、詳細情報を青字で記述しています。
本件には、二つの要点があります。(a) 技術的には、WTSPカタログの最終形態について、実際的で明確なビジョンを得ました。それは、会話型形態のもので、世界WTSP Indexのファイル(.pdf)と、(各国別などの)多数のサイト集のファイル(.pdf) とから構成し、両種のファイルの作成と更新を容易にできるようにしたものです。(b) 一方、WTSPプロジェクトの成否に決定的な影響を与えるのが、各国でのWTSPメンバーの加入とCountry Editorを中心にしたWTSPチームの形成です。世界の(そしてもちろん日本の)TRIZ関係者の協力を得て、一緒に連携して活動し、TRIZと関連技法の普及に寄与していくことを願っています。

(ノート、中川) 上記のプロセスに、「7. 各(国)WTSPチームへの依頼課題のまとめ」の記述を追加し、また各チームで使うのに便利な3つの書式(推奨サイトの記述書式、個別サイトの記述書式、世界WTSPカタログ作成のための提出サイト一覧(Flat Table)書式)を掲載しました。各国でのWTSP活動が、明確になり、今後の作成・更新がずっと容易になる見通しです。(2019.6.14)

WTSP質問返答WTSP の目標と実際的なアプローチのしかた: Michael Orloff への返答  (中川 徹) (2019. 6. 2)   

おそらく、私の最近の記事(インターネット検索結果とWTSPデータベースシステムの提案)が、Michael Orloffさんおよび多くのTRIZの仲間に、「WTSPプロジェクトが最近大きく膨らんで、追いていき難くなっている」という印象を与えたのではないかと思います。そのような誤解は、私が世界レベルでのWTSPカタログの最終的な発表形態を考えていることと、WTSPメンバーの皆さんに期待されている各国レベルでの個別サイトの調査と記述の仕事との違いから、生まれたのではないかと考えます。
そこで私は、ETRIA TFC2018での発表スライド8枚を使って、WTSPの目標ややり方が当初と基本的に違わないこと、さらに私たちが直面している問題さえ本質的には当初から継続していることを説明しました。WTSPにとって最もクリティカルな問題は、各国にWTSPチームを作ること、そのチームを調整・リードするCountry Editor(コーディネータ)を得ること、そして各国のTRZI関連サイトのカタログを作ること、にあると考えています。そこでこの記事では、各国のWTSPカタログを作るための実際的なプロセスをステップごとに具体的に記述しました。また、グローバルレベルで、世界WTSPカタログを作成するための実際的な手順を、いま提案中のWTSPデータベースシステムを (間に合わない公算が大きいので)前提とせずに手作業で行う方法をも記述しました。-- 一緒に連携して、実現させましょう。

 WTSP通信: WTSP通信 2019年5月 (編集:中川 徹(WTSPプロジェクトリーダー))(2019. 6. 2)

(1) [WTSP] Letter (10M-1) 『TRIZホームページ』更新(2019.5.18); インターネットサーベイ (3) 世界のTRIZ関連サイトを(分野・技法の面で)より広い視野から検索する
(2) [WTSP] Letter (10M-2) WTSPデータベースシステムの提案:カタログの自動生成と(カタログ内)検索システムとして
(3) [WTSP] Letter (10M-3) WTSPデータベースシステムの提案を『TRIZホームページ』に掲載
(4) 『TRIZホームページ』更新案内(2019.5.24) より広い視野でのサイトサーベイ、 WTSPデータベースシステムの提案
(5) Michael Orloff より: WTSPの仕事の進め方についての質問
(6) LinkedIn に掲載: WTSPデータベースシステムの提案: 数百のTRIZ関連サイトを掲載するカタログを構築するために
(7) Bohuslav Busov より: チェコ共和国におけるTRIZ関連サイトの状況
(8) 中川 徹: WTSP の目標と実際的なアプローチのしかた: Michael Orloff への返答

WTSP方針提案WTSP データベースシステムの提案  (中川 徹) (2019. 5.24)   

WTSPプロジェクトは、「世界の(広い意味での)TRIZ関連のWebサイトのカタログを作ろう」という目標で活動してきました。そのサイトのサーベイが、(難航しつつも)本格的に進行しつつある中での、大きな提案です。蓄積したサイト情報を効果的に使う、「WTSP データベースシステム」を構築しよう、という提案です。それを使って、簡便なオンライン検索、カスタムメイドのカタログの自動生成、そして、多様な観点から体系的に分類配列した「世界/各国WTSPカタログ集」の自動生成ができます。以下に、サマリ部分と全体図を和訳して掲載します。詳しくは、英文ページを参照下さい。

  WTSP データベースシステムのための多次元索引方式 (中川 徹)(2019. 5.24)  

新しく提案した「WTSPデータベースシステム」の長所は、多様な観点からTRIZ関連サイトを分類・並べ替えして、索引およびカタログを出力できることです。そのための基礎は、観点を明確にし、その観点からの分類体系を予め整理決定しておき、個々のサイトをそれらの観点から分類・評価せねばなりません。本ページで、7観点からの索引方式を定義しました。所在の国、記述言語、役割(性格)、適用段階、適用分野、適用方法、評価(重要度)です。これらを早急にRefineして使っていきます。 

WTSP活動報告予備的インターネット検索結果 (3) より広い視野で 全世界のTRIZ関連サイトを検索する   (中川 徹) (2019. 5.18)   

検索キーワードにTRIZを入れず、より広い視野からTRIZ関連サイトを検索することを開始した(「第3ラウンド」と呼ぶ)。当面、全世界を対象に、英語サイトに絞って検索する。検索キーワードの選定は、微妙なことがあり、今後いくつかのケースを試行していく。広い視野での検索とそこからの有用サイトの抽出は、今後多くの労力を必要とするものと考えられる。

  (3A)検索キーワード: Creat* Think* Method* (中川 徹) (2019. 5.18)

ワイルドカードを検索キーワードに用いたところ、想定以上に広範囲(Build, Make, Feel, Way、などを含む)に解釈され、適当でなかった。出力結果を評価し、◎ 1、 ○ 4、□ 15、△ 3、 − 84 サイトを得た。結果のサイト一覧をHTMLと .docx ファイルで示す。

  (3A2)検索キーワード: Creative Think Method (中川 徹) (2019. 5.18)

効果的な検索ができた。194サイトの出力を得て、◎ 1、 ○ 15、□ 65、△ 31、L (他所で掲載済み)15、− 56 サイトを得た。結果のサイト一覧をHTMLと .docxファイルで示す。

 (3B) 検索キーワード: (Creative OR innovative OR Systematic) Problem Solve  (Method OR Process OR Technique)  (中川 徹) (2019. 6.23)

調査の主題を、(3A2)の「創造的思考」から、より具体的な(3B)「創造的問題解決」に拡張した。その結果は多数の有用サイトを見つけることができ、生産的であった。 全173サイトについて、つぎのように評価した。
◎ 最重要10サイト(すでにリスト済みL 8サイトを含む)、○ 重要 26サイト(L 7サイト)、□ 世界カタログ記載 64サイト(L 7サイト)、△ 各国カタログ 32サイト(L 1サイト)、− 不記載 39サイト
これらのサイトを、HTMLページ、および .docxファイルで掲載している。 また、◎最重要、○重要サイトについてのより詳細の記述を、HTMLページ中に示した。

 (3C) 検索キーワード: Innovation  (Process OR Strategy OR Method OR management OR Technology) (中川 徹) (2019. 7. 6)

調査主題をさらに拡張して、いまホットで大きなテーマ「イノベーション」を扱った。 方法論的な観点に重点を置くために、キーワードとして、プロセス、戦略、方法、管理、技術のどれかを含むことを検索条件に加えている。 検索結果は多数の有用なサイトを出力し、その大部分は従来の検索結果には含まれていないものであった。 全207サイトについて、つぎのように評価した。
◎ 最重要 3サイト(すでにリスト済みL 3サイトを含む)、○ 重要 36サイト(L 11サイト)、□ 世界カタログ記載 78サイト(L 8サイト)、△ 各国カタログ 70サイト(L 0サイト)、− 不記載 19サイト
これらのサイトを、HTMLページ、および .docxファイルで掲載している。 ままた、◎最重要、○重要サイトについてのより詳細の記述を、HTMLページ中に示した。
注意: これらの評価は暫定的であり、このような広い領域に渡ってより見識のある人にレビューしていただきたい。

  Editorial: 新元号「令和」の意味: 「令」+「和」は "Beautiful Harmony" か?(中川 徹)(2019. 4.27)

去る4月1日に政府は、新元号を「令和」と決定したと発表しました。この二文字を初めて見たとき、国民の多くは「意味が分からない」「違和感がある」という感想をもちました。安倍首相は万葉集の中の梅花の宴の序文から採ったことを話し、「人々が美しく心を寄せ合うこと」と説明し、その後外務省が「Beautiful Harmony」という英訳を出しました。本当はどういう意味だろうかと調べたのが本稿です。
問題は「令」の字の意味です。漢和辞典で調べますと、「令」の字の成り立ちは、「人々を集め、ひざまづかせて、神や君主の宣告を伝えるありさま」の(象形)会意文字です。基本的な意味は、「(君主・役所・上位者など)上からの命令・指示」であり、「人々(臣民・国民・下位者など)はその命令・指示に従うべきであり」、それを「ありがたい、良いもの」として受け取るべきことが含意されています。「令和」を漢文的に読むと、「令シテ和ス」「和セシメル」(あるいは「令シテ和セシメル」)となります。「令」を形容詞と考えても、「(神・君主・役所などから与えられる)ありがたい、よい「和」」という意味です。結局「令和」は、「令」というやり方(「上からの命令・指示」)によって、「和」という状態(「人々が争わず協調している状態)にしよう、それを目標にしよう、という意味ととれます。単純に「Beautiful Harmony」という美しい理想を掲げているのでなく、それを「上からの命令・指示」で作って行こうというメッセージを含意しています。私たち国民は、激動する将来の世界にどの方向に進んで行くべきか、よく考えて、行動していかねばなりません。

  出版物案内: 『TRIZ実践と効用』シリーズは、デジタルダウンロード版を販売停止し、製本版とシート版を継続販売いたします。(中川 徹)(2019. 4.11; 4.24; 5.27)

このたび、DLmarket社がデジタル出版サービスの正式終了を通知してきましたため、クレプス研究所では、ダウンロード版を当面販売停止といたします。Amazon サイトでの製本版、Stores.jp サイトでのマトリックスシート版の販売を継続しておりますので、ご愛顧お願いいたします。(2019. 4.11) マトリックスシート版の送料は、部数に関わらず180円といたします。(2019.4.24; 5.27)

 WTSP通信: WTSP通信 2019年4月 (編集:中川 徹(WTSPプロジェクトリーダー))(2019. 4. 9; 6. 2)

(1) [WTSP] Letter (9) 『TRIZホームページ』更新(2019.3.31); 世界のTRIZ関連サイトのインターネットサーベイの結果
(2) Roland De Guio(フランス)のメール: フランスにおけるWTSP活動
(3) [WTSP] LinkedInに記事掲載: 世界のTRIZ関連サイトのインターネットサーベイの結果

(4) [WTSP] Letter (9M-1) 『TRIZホームページ』更新(2019.4.9); インターネットサーベイ結果(2A)〜(2F)を表形式に直す

初期報告予備的インターネット検索結果 (2)  全世界のTRIZ関連サイトの検索   (中川 徹) (2019. 3.18; 3.31)   

TRIZ関連サイトのサーベイを、インタ ネット検索工ンジンを使ってトップダウン的な観点から実施した。このシリー ズを「インタ ネット予備検索 (第2ラウンド) J と呼ぶ。全世界のTRIZ関連サイトを対象に して、 (2A) 英語、(2B) ロシア 語、 (2C) ドイツ語、 (2D)フランス語、 (2E)  スペイン語/ポルトガル語表記のもの、そして(2F) 米国内で英語表記のもの、を検索した。

インターネット検索およびその後のデータ処理で各サイトを理解し評価するためのプロセスを考察し、詳細に記述 した。各サイトを迅速に訪問し、サイト内検索を適用することで、サイトの理解と(予備的) 評価を行った。5段階でサイトを評価 し、その評価記号を導入した。◎ 世界WTSPカタログで非常に重要、 ○ 重要、□ 記述に値する、△各国のWTSPカタログで の記述に値する、 − WTSP カタログには記述しない/無関係。また、サイトのタイプの類別で、サイト(所有者) の役割での分類を導入した。

サーベイの基本戦略を確認するために、 「基礎資料J  としていた 「Extended 120 TRIZ Links in the WorldJ   (中川 徹 作成、2008年5月)  の有効性について、検討した。この2008年のリストに記述されているうちの、ヨーロッパのTRIZ 関連サイ トの現状を調査した。その結果、その約半数がアクセス不能または活動停止であり、他の半数は活発であるが、そのために 10年前の記述は古くなり過ぎていることが分かった。結論として、この古い文書を改良しようとするのではなく、われわれは新たに全般的なサーベイをするべきである。

サーベイ(2A)〜(2F)の結果の詳細をHTMLページに記述している。ただし、英語以外の表記のサイトは、わたしにとっての言葉の壁のために、まだ評価をしていない。各サイ トの紹介を記述することは、多数のTRIZ 関係者たちの協力で実施するべ きものとして、残されている。

追記(中川、2019. 4. 9): 本シリーズの各ページにおいて、サーベイ結果の表示法を表形式に直した。表全体を通常の「コピー&ペースト」のやり方でExcelに貼り付けると、便利な表形式で利用できる。いろいろなページの表を結合して利用するのに便利である。

 TRIZ関連サイトの予備的インターネット検索結果 (2A)世界の英語表記サイト (中川 徹) (2019. 3.18; 3.31)

Yahoo.Japan を使ったインターネット検索で 106サイトが表示された。各サイ トを迅速に訪問し 、サイト内検索 をして、評価した。その結果、◎ 6、○ 13、 □ 29、△ 33、− 25  と評価 した。HTMLぺージに上位 81サイトを 列挙し、評価記号 、サイト名、ザイトURL、サイト内検索によるTRIZ関連ページの数、を示した。.docx ファイルには、より詳細を示している。    

 (2B) 世界のロシア語表記サイト (中川 徹、Michael Orloff)  (2019. 3.18 ; 3.31)

インターネット検索で106サイトが出力された。それらをHTMLページに、ページタイトルとサイト名、サイト URL、サイト内検索用URLをつけて記述しているが、評価はしていない。.docx  ファイルに、より詳細を示す。

Michael Orloff  が、インターネット検索と彼の背景知識を総合して、TRIZ専門家が運営するサイト26件の URL、およびTRIZユーザによるサイト/ページ49件のURLのリストを作った。 「このリストは、最良でも最 終でもないが、悪くはない。J  と彼は言う。これらをHTMLと .docxファイル の両方で掲載している。

 (2C) 世界のドイツ語表記サイト (中川 徹)   (2019. 3.31)

インターネット検索で 107サイトを得た。それらをHTMLページに、ページタイトルとサイト名、サイト URL、サイト内検索用URLをつけて記述しているが、評価はしていない。無関係のサイト7件を除外した。詳細は .docx ファイル 参照。

 (2D) 世界のフランス語表記サイト (中川 徹)   (2019. 3.31)

インターネット検索で90サイトを得た。それらをHTMLぺージに、ページタイトルとサイト名、サイトURL、 サイト内検索用URLをつけて記述しているが、評価はしていない。無関係のサイト7件を除外した。詳細は .docx ファイル 参照。

  (2E) 世界のスペイン語/ポル トガル語表記サイト (中川徹)   (2019. 3.31)

インターネット検索で 123サイトを得たが、そのうちの 73サイトは (女性歌手Trizに関係し) 本件に無関係で ある。50サイトについてHTMLページに、ページタイトルとサイト名、サイトURL、サイト内検索用URLをつけて記述しているが、評価はしていない。詳細は .docx ファイル 参照。

  (2F)米国の英語表記サイト (中川 徹) (2019. 3.31)

インターネット検索で90サイトを得た。各サイトを迅速に訪問し、サイト内検索をして、評価した。その結果、◎ 6、○ 11、 □ 27、△ 24、− 22 と評価した。HTMLページに上位68サイトを列挙し、評価記号 、サイト名、 サイトURL、サイト内検索によるTRIZ関連ページの数、を示した。 .docx ファイルには、より詳細を示している。

  TRIZ関連サイトの2008年以後の変化に関する検討 (ヨーロッパのサイトを例にして) (中川 徹)   (2019. 3.31)

2008年中川作成の (説明つき) 「世界120TRIZ リンク集J の有効性の検討を行った。その結論は、 「10年前に 記述されたリンク集はすでにまったく古くなっている。われわれはこの古い資料を改良しようとするのではなく、まったく新しくサーベイを実施するべきである。」 詳細は .docxファイル参照。

 WTSP通信: WTSP通信 2019年3月 (編集:中川 徹(WTSPプロジェクトリーダー)) (2019. 3.18; 3.31; 4. 4)

- WTSPのアピールを LinkedIn (専門家向けの世界的SNS)上に掲載した。(中川 徹、2019.3. 4)

- (1) ロシア語のサイトのインターネット検索を実施し、106サイトのヒットを得た(中川)。一方、Michael Orloff は、TRIZ専門家による精選26サイトのリストを作った。(2)英語のサイトを検索し、簡単な訪問・評価をして、81サイトのリストを(評価段階別にして)作った

- [WTSP] Letter (8M-4) ロシア語表記および英語表記のTRIZ関連サイトのサーベイ報告、さらに拡張する必要がある。

- [WTSP] Letter (8C-4) ドイツ語表記、フランス語表記、スペイン語/ポルトガル語表記のTRIZ関連サイトのサーベイ報告、さらに拡張下さい。

- [WTSP] Letter (8C-eu4) 2008年作成の「基礎資料」中のTRIZ関連サイトの現状を調査した。この古い資料に頼らず、新規のインタネットサーベイを実施するべきである。

 

子どものための教材: 子どものための 創造的想像力の開発(CID) コース: 「新しいことを思い描く力をつける」(小学校1年生〜3年生用、教材セット、日本語版)  (2019.2.24)

原著 (ロシア語): ナタリア・V・ルービナ (1999年)。 英訳版: イリーナ・ドーリナ 訳 (2000- 2001年)、 『TRIZホームページ』(中川 徹)掲載 (2000- 2002年)。日本語版: 福田ちはる、高原利生、中川 徹 他 訳 (2019年−)、 『TRIZホームページ』(中川 徹)掲載 (2019年−)。

本ホームページに19年前に掲載しました、子どものための( TRIZベースの)創造性教育教材の英語版を、新たに和訳して、日本語版の掲載を開始しました。元の教材はロシア語で、小学校の1年生〜3年生に週1時間で3年間通じて教えている、特別授業です。先生のための指導の手引き(全6冊)と生徒用のワークブック(全6冊)のセットです。英語版に各国から反響があり、日本語版の作成は当初からの悲願でした。このたび、高原さん、福田さんが第1分冊の和訳をして下さり、中川が細部まで推敲して、公開することができました。PDFファイルで掲載し、プリンターで「小冊子印刷」をすると、簡単に教材が作れるようにしています。全6分冊の日本語化と、教材の製本版の作成は、今後の長期の課題です。

子どものためのCIDコース: 新しいことを思い描く力をつける: 日本語版 「導入編」   (2019.2.24)

CIDコース全体に対する導入部をまとめて、「導入編」という小冊子にしました。大事な部分ですので、全体をHTMLページと、PDFファイル (A5版 28頁)の両方で掲載します。構成は: 英訳版の公開にあたって (中川、2001 年)、  コースへの原著者の序 (N. Rubina, 1998年)、  全体目次、英訳版への著者メッセージ (N. Rubina, 2000 年)、 英訳版の連載完了にあたって (中川、2002 年)、 日本語版の掲載開始にあたって (中川、2019 年)、 参考文献、です。 

日本語版の作成にあたっては、(a) 全体構成や各章の記述は原著(英訳版)に従い忠実に訳す。(b) 「子どもに伝わりやすいこと」を基本とし、用語・用字に留意し、ロシア(語)に固有の部分(言葉遊びなど)は日本の子どもに分かるように一部書き換える。(c)「指導の手引き」では、「基になっているTRIZ やCIDの考え方をできるだけきちんと伝えるように」配慮し、特に、(TRIZの)重要概念の(定義的)記述においては、子どもに分かるように伝えるための補筆をしている。(d) 「指導の手引き」で、先生が子どもに直接言い・行うこと(黒字)、先生への説明(青字)、原著の注、英訳の注、和訳の注(緑字)を、区別し、フォントの色や字下げで明示している。(e) これらを通じて、「指導の手引き」と「ワークブック」をきちんと対応させたものにしている。

著者が繰り返し言っていますのは、「教材があれば教えられる」というわけでなく、「TRIZのような考え方を学んでいるだけでなく、先生自身が豊かな想像力(空想力)、とらわれない楽しいこころ、子どもに帰った心(童心)を持つことが大事で、子どもたちと一緒に臨機応変に楽しいクラスを創っていくこと」が大事なことです。この教材を支えに、そのような先生たち、そのようなクラス/グループ、そのような子どもたちが、育っていくことを願います。

子どものためのCIDコース: 新しいことを思い描く力をつける: 日本語版 第1分冊 「おとぎ話の学校」(1年生前期)   (2019.2.24)

原著 (ロシア語): ナタリア・V・ルービナ(1999年); 英訳: イリーナ・ドーリナ 訳 (2000- 2001年); 日本語版: 高原利生、福田ちはる、中川 徹 訳 (2019年2月20日), 『TRIZホームページ』掲載 (2019年2月23日)。「指導の手引き」PDF(A5版 96頁) 、「ワークブック」PDF(A5版 60頁) 。

HTMLページには、表紙、著者の序(おとぎ話への招待)、シンボルマークの一覧、本体部の目次と重要概念、を掲載しています。著者の序を読むと、授業の構成のしかたが分かります。また、目次と各章での重要概念の記述文を読むと、どんなこと(概念)を伝えようとしているのか、その概略と順番が分かるでしょう。大雑把にいうと、創造性、システムと部分(「下のシステム」)、「上のシステム」、諸性質、感覚器官、機能、時間と変化、9画面法、などです。こんな概念を一体どのようにして1年生に教えるのか?と思われたら、「指導の手引き」を参照下さい。いろいろな(おとぎ)話、なぞなぞ、ゲーム、お絵かき、劇など、いろいろな工夫があることが分かります。このような授業のなかで、先生の話を聞きながら、こどもたちはワークブックに思い思いに書き込んでいくのです。これらの記述の具体性が、この教材全体を学ぶことの魅力です。

 WTSP通信: WTSP通信 2019年1月〜2月 (編集:中川 徹(WTSPプロジェクトリーダー)) (2019. 1.14; 2. 6;  2.14)

WTSP活動の種々の通信を掲載していきます。[WTSP]レター、[WTSP]通信、[WTSP]Q&A、[WTSP]発表など。「読者の声」のうちでWTSPに関するものは今後こちらに移します。

- [WTSP] レター (8M-2): 『TRIZホームページ』掲載の基本的で有用なWTSP関連ページの一覧、Bitrix24プラットフォームにアプロード済み。 (中川 徹、2019. 2.10)

-  LinkedIn に掲載: 貴国と世界のTRIZ関連サイトのカタログを創ろう!WTSPプロジェクトでのボランティア活動への招待。 (中川 徹、2019. 2.8)

- [WTSP] レター (8M-D)(8M-E): WTSPプロジェクトへの招待、世界のTRIZコミュニティがあなたの助力を求めています (中川 徹、2019. 2.8)

- [WTSP] レター (8M-A)(8M-B): 『TRIZホームページ』のWTSP ページを更新しました。一緒に連携して活動しよう! (中川 徹、2019. 2.8)

- [WTSP] レター (7M-A)(7M-B)(7M-D)(7M-E): WTSPメンバー一覧、当面のWTSPの活動、WTSPへの招待 (中川 徹、2019. 1.13)
まだメンバーでない人たちにレター(7M-E)(7M-D)を出し、WTSPの趣旨を伝えて参加要請し、目標、活動のやり方、資料などを説明、呼びかけをしています。一方メンバーの人たちには、レター(7M-B)(7M-A)を送り、参加申請書の提出を促し、メンバーと勧誘者のリストをしめし、チームの編成と実際活動を要請しています。これら4種のメールを、今後の活動の基礎として掲載しました。

- マレーシアのTan Eng Hooさんが、myTRIZの活動状況を伝えてくれました。現在11,000名の会員を擁し、周辺のASEAN諸国をも巻き込んで、TRIZの普及・推進をしています。私は、国内のいろいろなサイト(大学、企業、研究機関、公共機関、コンサル、個人など)を国内ユーザーのためにカタログ化し、その後世界への参考のために精選サイトを世界カタログに推奨するように、要請しています。

 TRIZフォーラム: 読者の声 (2018年11月〜2019年1月) (2019. 2. 6) 「読者の声」一覧(2019. 2. 6)

[和文ページ] 中川 徹; 高原利生
この期間、私はWTSPプロジェクトのメンバー獲得のために力を注ぐとともに、本ホームページに、Denis Cavallucci教授の基調講演(TRIZシンポ2012)とValeri Tsourikov博士の基調講演(TRIZfest2014)の和訳掲載をしています。二つの基調講演は、TRIZの体系的な発展、また、人工知能による人間の脳をはるかに超える創造性の実装の試みなど、本ホームページの本来のテーマ分野での最先端を示してくれました。高原さんは、共訳いただいたDenis Cavallucci論文とLarry Ball 教材と自分の理論体系を比較検討して、コメントされています。

[英文ページ] 中川 徹; Don Masingale(米)、 Walter Hermans、Christopher K. Ahoy(米)、 Val Tsourikov(ベラルーシ)、 Ellen Domb(米)、Alexander Shmonov (ロシア) 。
WTSPプロジェクトに関連して海外の多くの方と連絡を取っています。このプロジェクトの意義を知り、実際的な困難さを知って下さっているので、その目標を掲げて挑戦することに多くの賛同を送っていただいております。Walter Hermansさんとは初めての通信ですが、「ソフトTRIZ」やCrePSについて質問をいただき、応答しました。独自によく学んでおられる方だと思います。

  WTSP状況: WTSPメンバー一覧を更新(78名、29か国)、各国でのチームの編成とカタログ作成作業の促進を呼びかけ (中川 徹) (2019. 1.13; 2. 6)

WTSPメンバー一覧を更新しました。 29か国から78名の参加があります。ただこのうち約40名は参加に署名していますが、参加申請書を未提出です。多くの人の参加を得ているのですが、実際のカタログ作成作業の体制はまだまだ弱体です。日本のTRIZユーザの皆さんも、海外での優れたTRIZサイトを訪問し、リストアップいただけないでしょうか。 (2019. 1.13)
その後正式の参加申請書が来たのは2名だけです。メンバーの強化と実質活動の開始を進めなければなりません。(2019.2.6)

WTSPメンバー一覧を更新しました (201. 2.14)

  TRIZ ニュース: 国内TRIZニュース :

- 日本TRIZ協会  第15回 日本TRIZシンポジウム2019 開催予定 (9月5日(木)-6日(金)、全水道会館(東京文京区)) (2019. 1.10)

- 日本創造学会 第41回研究大会  開催予定 ( 月 日-日、北陸先端大学院大学(石川県)) (2019. 1.10)

- 日本TRIZ協会主催 「日本TRIZ協会5月セミナー」開催案内 (5月24日、大阪府茨木市))(2019.1.10; 2. 6)

  TRIZ ニュース: 海外TRIZニュース :

−米国Altshuller Institute: TRIZCON2019 の開催計画。2019年 5月20-22日、Purdue University, West Lafayette, IN。(2019. 1. 10; 2. 6)

−International Society of Innovation Methods (I-SIM): ICSI 2019 開催計画。2019年7月 8-11日、Liverpool (英国)  (掲載: 2019. 1.10)

- 国際TRIZ協会(MATRIZ): TRIZfest2019 開催計画 (2019年 9月11-14日、Heilbronn (ドイツ))  (掲載: 2019. 1.10; 2. 6)

- 欧州TRIZ協会(ETRIA): TRIZ Future Conference 2019 開催計画。2019年10月 9-11日、Marrakech (モロッコ)。 (2019.1.10; 2. 6)

  TRIZ 論文:  コンピュータによる創造性 (Computational Creativity): 未来の文明への道程 (Valeri Tsourikov; 和訳:中川 徹) (2019. 1.10)

Valeri Tsourikov (ミンスク(ベラルーシ)、 www.truemachina.com) TRIZfest 2014国際会議、基調講演、 2014年9月5日、プラハ(チェコ共和国); 和訳: 中川 徹 2018年12月21日。和訳スライド、英文スライド

Tsourikov博士は、1980年代半ばにベラルーシのミンスクで「Invention Machine プロジェクト」を興し、1990年代はじめに、ボストンに移り、Invention Machine社として、TRIZの知識ベースと技法をソフトウエアTechOptimizer に作り上げた人です。人工知能(AI)が同博士の本領であり、自然言語の(SVO構造を鍵にした)意味解析を開発して、膨大な特許情報・科学技術情報をソフト中に蓄積し活用することを実用化しました。90年代後半に、米・欧・日本においてTRIZが爆発的に注目されたことに、これが大きな貢献をしたことはよく知られています。その頃同博士は、「発明を支援するソフト」という画期的な概念を創り、そのプロトタイプを実装してみせましたが、時代が早すぎたようです。2001年にIM社を退社し、その後ずっとTRIZコミュニティの表舞台に姿を見せませんでした。
2014年にMATRIZの国際会議で基調講演をしたのが、ここに掲げるスライドです。昨年のETRIA TFC2018でも基調講演をし、私は同博士に17年ぶりにお会いしました。二つの基調講演のスライドを博士から本ホームページに寄稿いただきましたが、今回はより基本的で理解しやすい2014年の基調講演だけを、英文と和文で掲載します。「人工知能が確実に人間の脳を超えていく、それは必然であり、もうすぐはるかに超えるだろう。(よく言われている)実務的・定式化可能な仕事だけでなく、(多くの人がまだずっと残るだろうと言っている)発明のような創造的な仕事でも、人間を越える人工知能の方法が出来てきている。この20年間の研究開発で、私はそのプロトタイプを既に作った」と同博士は言います。ともかく読んでみてください。

編集者より: ご挨拶: 新年にあたって (2019年)(中川 徹) (2019. 1.10)

(遅くなりましたが、) 新年おめでとうございます。皆さまのご健康とご活躍を祈念し、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 TRIZ関係以外の方にお出しした私の年賀状を添付いたします。

新年 おめでとうございます。
「創造的な問題解決の方法論(TRIZ/CrePS)」の研究・普及活動を続けております。  『TRIZホームページ』がおかげさまで満20年になりました。「世界のTRIZ関連サイトを紹介するカタログを作ろう」という国際プロジェクト(WTSP)を提唱し、奮闘中です。丸一年を経て、「今年の秋に初版を完成させる、2年ごとに全面更新し、10年間実践する」と覚悟を決めたところです。  
人類文化は、「自由」と「愛」を主要指導原理としていますが、その両者内にも両者間にも、未解決の根源的な矛盾を抱えています。両者を動機づけ、調整できるはずのものは、「倫理」(すべての人に幸福追求の権利があることをベースにした指導原理)です。「自由を伸ばし、愛を広め、倫理を深めること」の三者を並立させることが(各人にとっても社会にとっても必要な)「善」です。「自由だけ/愛だけ/倫理だけ」の主張・固執は「善ではない」。これが私がいま理解したことです。  
皆さまのご健康、ご多幸、ご活躍をお祈りいたします。            2019 年 元旦    中川 徹

なお、このページに関係記事へのリンク、年賀状に載せた氷河の写真、つばめたちの写真(追加して全8枚)を載せました。

 


 

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