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![]() ETRIA (European TRIZ Association) |
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訳・編集: ETRIA
国際調整グループ(GCG) メンバ:
中川 徹 (大阪学院大学) 最終更新日: 2001年 9月11日 |
本ページは, TRIZの普及・推進を国際的な協力のもとに進めて行こうとする新しい組織 「ETRIA」 の公的なページを和訳したものです。ETRIAは当初ヨーロッパを中心にしてスタートしましたので, 標記の名前になっていますが, その後, TRIZを導入している世界のほとんどすべての国から委員の加入を得ています。ETRIAからの要請を受けて, 中川が日本からの委員 (Global Coordination Group Member) となり, ボランティアベースで, ETRIAと日本との間の正式の 「窓口」 (ETRIAから日本へ, そして日本からETRIAへ) になりました。本ページはETRIAが世界に向けて発信しているWebページの日本語版です。ETRIAのホームページのサイトマップ (和文サイトの最新更新日)ボタンをクリックするとETRIAの英語サイトにアクセスできます。日本での観点, また中川の観点を入れた記事は, 別ページに掲載することにします。
メンバーへのサービス:ニュース (2001. 9.11) 使命と目的 (2001. 9.11) 組織 (2001. 9.11) 国際調整グループ (Global Coordination Group) (2001. 9.11) 会議・学会 (2001. 9.11)
-- ETRIA 世界会議 "TRIZ Future 2001" [2001.11. 7-9, 英国] (2001. 9.11)活動 (2001. 9.11) 会員制度 (2001. 9.11) 各国でのETRIA (2001. 9.11) 問い合わせ先 (2001. 9.11)
知識ベース (未完) (2001. 9.11) 通信チャネル (未完) (2001. 9.11)
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ETRIA ニュース (2001. 9.11)
ETRIAの使命と目的
(Mission and Objectives) (2001.
9.11)
目的:
欧州TRIZ協会 (ETRIA) が意図することは, (技術) 革新の知識の組織化と処理に関する概念的な問題に対して興味を持っている, 企業, 研究機関, 教育機関, および個人の間を, 連結するためのリンクとして機能することである。
TRIZは, 種々の学問分野を越えた一般的な方法論であると考えられるけれども, 従来においては, 論理的あるいはその他の形式的な知識表現の言葉で提示されることがなかった。TRIZで導入された概念の大部分がもやもやとしており, 技法の大部分がまだヒューリスティックであって, ほんの一部分しか形式化されていない。TRIZの知識基盤をさらに発展させ, 概念的な再組織化を行うために, ETRIAは自ら関与し, また, TRIZ専門家たちをはじめ, 論理学, 組織科学, 情報学, および言語学などの諸分野の専門家たちと, 協力をしていくであろう。
ETRIAは, つぎの課題を達成するために設立された:
背景
ETRIAは, (技術) 革新の知識と (技術) 革新の技法を, 創造し, 組織化し, 効率的に処理することに関する, 概念的な問題に関心を持っているすべての研究機関の間を連結するリンクを創造することを目標にして, Webベースの協力環境を開発することを, ねらいとする。
現代の知識経済においては, 知識の価値は他の資産に比べて成長しており, 新しい知的財産はますます速い速度で創造されている。そのため, 月並みでない解決策を見つけ, 新しい概念を体系的に生成し, 知的財産を創造することができる能力は, 組織の競争優位性を実現し, 知的な潜在能力を高めるために, 急速に必須のものになっている。
技術革新のプロセスは, 現在, 根本的な変化を受けている。「発明問題解決の理論」 (TRIZ) は, 発明能力の理論と知識管理 (ナレッジ・マネジメント) における最近のブレークスルーであり, この最近の変化の中で組織がその方向を定めていくのを助ける重要な要素である。
TRIZ (国際的に使われているロシア語起源の略称であり, TRIZの創始者ゲンリッヒ S. アルトシューラー (1926年10月15日 - 1998年 9月24日) が提案したもの) は, 発明の知識と創造的な思考方法論として, いままで人類に知られている中で最も総合的で, 体系的に組織化されたものであると, 現在認められている。
TRIZには, 伝統的な発明支援方法に勝るつぎのような利点がある。
TRIZとナレッジマネジメントとの統合は, つぎのものを通して, 組織の需要に向けた新しい専門分野を形成する。
ETRIAの組織
(ETRIA Organization) (2001.
9.11)
ETRIAは非営利の財団である。
その初期において, ETRIAは, さまざまの国からのETRIA発起人の中核グループの周りに, 分散的な組織構造を作りだしてきた。
この中核である国際調整グループ (Global Coordination
Group, GCG)には,
組織としてのすべての機能と仕事を実行する権限が与えられている。
科学的 (学術的) な開発戦略の決定は, ETRIA科学委員会
が行う。
ETRIAの運用実行は, ETRIA執行委員会 (Executive
Board) で調整して行われるが, 現在, ETRIA 発起人グループ (ETRIA Initiative
Group)
によって構成されている。
ETRIAの活動の全般的な調整はETRIA会長
によって行われる。会長は選挙で選ばれ, 任期は2年である。
ETRIAの仕事の大部分は, その会員からの要求に基づいて行われるであろう。
新しい討論グループや研究班 (research initiative) を開くという提案は, 国際調整グループによってレビューされるであろう。同グループのメンバとその仕事を希求するエクスパートで招待された者との間で合意が得られた場合には, 新しいフォーラム, 討論グループ, あるいは研究班 (research initiative) が開始されるであろう。
ETRIA
国際調整グループ (Global Coordination
Group, GCG)
(2001. 9.11)
注: もとのページでは国名の単純なアルファベット順であるが, 分かりやすさのために分類・並べ替えた。
国名につけたリンクはその国でのETRIAの活動のページ, メンバの所属先につけたリンクはそのメンバのWebページへのリンク。(中川, 2001. 9. 11)
ヨーロッパ (西欧・中欧・北欧)
イギリス Darrell Mann (バース大学)ロシア・東欧
アイルランド Barry Winkless (University College Cork)
スペイン Jose M. Vicente Gomila ('triz XXI')
フランス Denis Cavallucci (フランスTRIZ協会)イタリア Jan Campbell (VEDANA)
ベルギー Simon Dewulf (CREAX n.v.)
オランダ Valeri Souchkov (Innovation Advantage)
ドイツ Franz Graf (Konstruktion & Engineering, mi-Verlag)
Pavel Livotov (TriSolver Consulting, ハノーバ)
Thomas Breuer (Fraunhofer IPT)
スイス Bruno Ruchti (Diwings AG)
オーストリア Victor Pustogov ([tri:z] consulting, ウィーン工科大学)
チェコ共和国 Bohuslav Busov (Brno 工科大学)
ロシア Michail Rubin (MATRIZ: 国際TRIZ協会)アメリカ (北米, 中米, 南米)
ラトビア Alexander Sokol (Thinking Approach)
ベラルーシ Dmitry Kucharavy (OTSM-TRIZ 技術センタ)
ウクライナ Anton Karlov (Sevastopol 大学)
ルーマニア Ghorghe Doncean (国立発明学研究所)
Corneliu Tocan (Iassy 大学)
米国 Ellen Domb (TRIZ Journal)中近東・アフリカ
Anthony Ulwick (Strategyn Inc.)
カナダ Nikolai Khomenko (Insight Technologies Labs.)
Sergei Sviridov (ByKoncept Inc)
イスラエル Vladimir Petrov (イスラエルTRIZ協会 (ATRI))アジア
日本 中川 徹 (大阪学院大学)オセアニア
韓国 Youngil Kim (TRIZ Corporation)
ETRIA
の 会議・学会
[以下, 日本語版では概要のみを記す] (2001. 9.11)
ETRIA 世界会議 "TRIZ Future 2001"
(2001. 9.11)
日時: 2001年11月 7日(水)-9日 (金)
場所: 英国 バース市 バース大学
受理アブストラクト タイトル一覧 (2001. 5. 8掲載)
プログラム (未発表)
ETRIAはつぎのような活動を提供するであろう。
ETRIA会員への加入は, ETRIAの目的と活動課題を受容し支援するすべての, 企業, 大学, 個人, 協会, 政府機関, および国際組織に対して, 開かれている。
ETRIAが非営利であるゆえに, われわれの使命は, その会員諸組織のオープンな国際的協力を通じて実現されるであろう。ETRIAの活動の諸成果は, 参加したすべての当事者に利用可能になるであろう。
会員はいかなるやり方でも, TRIZベースの, また派生あるいは競合する, 方法, 技法, サービス, あるいはソフトウェア応用を, 設計, 開発, 製造, および販売することに関して, 制限をうけることはない。会員は, ETRIAからのいかなる推奨に対しても, それを実現あるいは従属するように拘束されない。
ETRIAの会員制度についての情報は, われわれのWebサイトに, まもなく掲載する予定である。掲載次第連絡を希望する場合には, 下記の書式に記入してわれわれにメールしてください。 [書式は省略]
ETRIA の各国での活動 (2001. 9.11)
[注: 国際調整グループの一覧表の国名のリンクをクリック下さい。 現在, ドイツとスイスだけ。(2001.
9.11)]
ETRIA の問い合わせ先 (2001. 9.11)
ETRIAの活動や行事に関する国ごとの情報の詳細は, あなたの国のETRIA国際調整グループのメンバに問い合わせ下さい。もし, あなたの国がリストに載っていなければ, 下記の書式のメールを使って下さい [書式は省略]。
TRIZ技術革新方法論についてのより詳しい情報は,
あなたが好きな言語で書いているETRIA発起人たちのWebサイトへのリンクを活用ください。
以上
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