TRIZ論文: TRIZ シンポジウム2008 発表
オブジェクト変化の型から見えるTRIZの全体像
−機能とプロセスオブジェクト概念を基礎にした差異解消方法 その3−
高原利生 ( )
日本TRIZ協会主催 第4回TRIZシンポジウム、2008年9月10-12日、ラフォーレ琵琶湖、滋賀県守山市
紹介: 中川 徹 (大阪学院大学)、2008年10月26日(英文)、和訳: 2009年 7月 9日

[掲載:2009. 7.10]

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編集ノート (中川徹、2009年 7月 8日)

本件は、昨年9月に日本TRIZ協会主催第4回日本TRIZシンポジウムにおいて発表されたものです。

以前からご案内していますように、日本TRIZ協会は、一般発表の全件をその公式サイトに「TRIZ協会員限定」の形でPDF形式で掲載することにし、7月 1日に全件 (国内・海外発表者とも) の和文版が掲載されました。

本『TRIZホームページ』は、各著者の希望&承認のもとに、いくつかの発表を精選して、PDF 形式で公開掲載いたします。多くの読者の皆さんに読んでいただきたいと思っております。

本ページに掲載しますものは、下記の一覧表のものです。

項目 和文ページ 英文ページ
論文概要 (HTML) 概要 概要
発表スライド (PDF) (32枚 348KB) (32枚、283 KB)
発表スライド、ナレーションノートつき (PowerPoint) (303 KB)   (339 KB)
論文 (PDF) (8頁、360 KB) (10頁、201 KB)
中川による紹介 ("Personal Report of Japan TRIZ Symposium 2008" より抜粋)  (HTML)  -
高原利生 論文集『差異解消の理論』 (2003-2007): 論文集解題と論文14編 (高原利生)。  解題ページ (HTML)

この中で一番分かりやすいのは、ナレーションノートつきの発表スライドでしょう。高原さんが話されたままの説明がついていますので、スライドに書いておられることの意図がよくわかります。発表後の補足も加えられています。ノートの分量がページからはみ出すところがありますので、PDF化がうまくできず、著者の了解を得てPowerPoint のままで掲載しました。[一旦ファイル保存してから、PowerPointで開き、標準表示で下部にノートを表示させるか、あるいはメニューバーの表示からノート表示を指定して表示させて下さい。保存せずに直接開くとノートが読めないようです。] 高原さんの仕事は、最初はその用語で戸惑いますが、いくつもの発表を読んでいるうちに、その大きなスケールでの考え方が分かってくるようになると思います。


[1] 論文概要

オブジェクト変化の型から見えるTRIZの全体像

−機能とプロセスオブジェクト概念を基礎にした差異解消方法 その3−

高原利生 ( )

重要なことは,唯一つ,必要なオブジェクトにある方法で必要な変化を起こすということである。この「オブジェクト」「その変化の方法」について,それらの組み合わせで,任意のもとのものが再構成できる少ない数の要素を型として見つけることができれば,統一化された「オブジェクトに変化を起こす方法」を得たといえるだろう。この検討の一環で,「オブジェクト変化の方法」の「型」の検討を,二属性,二オブジェクト以下という条件で行った。

この検討から,TRIZとは,属性分割/ 併合,オブジェクト分割/ 併合,「物理的矛盾」や「技術的矛盾」の解決を含む属性の変化を解の要素の型として持つ全体過程であることが明らかになった。また多少改良を加えればTRIZを制度領域に適用することが可能であることが分かった。最後に,現在の40の発明原理の再整理を行った。

 

[2] 発表スライド、ナレーション、論文全文:

和文発表スライド (32スライド、PDF 348 KB)    (公開、変更禁止、コピー許可、印刷許可)

和文ナレーションつきスライド (PPT 303 KB)    [注: ファイル保存後、ノート表示] (公開、変更禁止、コピー許可、印刷許可)

和文発表論文 (8頁、PDF 360 KB)    (公開、変更禁止、コピー許可、印刷許可)

英文発表スライド (32スライド、PDF 283 KB)    (公開、変更禁止、コピー許可、印刷許可)

英文ナレーションつきスライド (PPT 339 KB)    [注: ファイル保存後、ノート表示] (公開、変更禁止、コピー許可、印刷許可)

英文発表論文 (10頁、PDF 201 KB)    (公開、変更禁止、コピー許可、印刷許可)


[3] 発表の紹介 (中川): 

「Personal Report of The Fourth TRIZ Symposium in Japan, 2008」
中川 徹 (2008年10月26日) (英文ページ) から抜粋。

英文ページをご覧下さい。

 

本ページの先頭 概要 スライド PDF ナレーションつき発表スライド (PPT) 論文 PDF 第4回TRIZシンポジウム TRIZシンポ2008 Personal Report (中川) 英文ページ

 

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最終更新日 : 2009. 7.10      連絡先: 中川 徹  nakagawa@ogu.ac.jp